SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Archive for 8月, 2009

Tech Ed Japan 2009 2 日目 参加レポート

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2 日目になりました。
今日も一生懸命、スキルアップに励みます!!

 

本日参加したセッション

  1. [T1-307] Hyper-V 2.0 設計と構築のポイント
  2. [TH-402] NUMA って何! 高速なメモリアクセスによる大規模システムの実現
  3. [T1-304] Windows PowerShell 2.0 コマンドレット解説  & スクリプティング
  4. [T4-201] SQL Seerver 次期バージョン コード名 “Kilimanjaro” 概要
  5. [T4-202] SQL Server “Kilimanjaro” Officr 2010 による Self Service BI
  6. [LT-02] ライトニングトーク

 

  1. [T1-307] Hyper-V 2.0 設計と構築のポイント
    サーバーの仮想化 (Hyper-V) を対象としたセッション
    # VDI に関しては明日セッションがあるのですがこちらは参加できず。

    Hyper-V 1.0 と 2.0 では設計に関する基本的な考えは変わらない。

    – Hyper-V の仕組みと設計のヒント
    ペアレント OS に関しての設計。

    Server Core を選択すべきか?
    インストールオプションの特徴を考慮。
    ペアレント OS にインストールできる役割が限定されますが、Hyper-V は他の役割を含まない専用の
    環境としての用意が望ましいとのことですので影響はそれほどないのではということでした。
    2008 R2 の Server Core は Hyper-V Server 2008 R2 と同様で、起動時にコマンドラインの管理ツールが
    表示されるはずだったので管理はしやすくなっていますよね。
    # セキュリティパッチが当てやすいです。
    Server Core インストールは大規模模環境向きとのことでした。

    Hyper-V では LP : VP = 1:8 の範囲のサポート
    1 コアに対して ゲスト OS が 8 になるイメージ??
    超えた場合はどうなるんでしょう??
    ペアレント OS 用に 1 Rot VP は確保する。
    ゲスト OS で最適な仮想化環境は Windows Server 2008 以降が推奨されているとのことでした。

    ゲスト OS 上で負荷をかけても、ペアレントパーティションの CPU 負荷は上がらないとうデモがあった。
    # ということを実際の導入時はきちんと確認したほうがよいのでしょうね。
      Crystal Mark で負荷をかけていました。

    R2 ではメモリ管理で SLAT をサポート
    ゲッスト OS のページテーブルの変換処理を CPU で行う。
    # Xeon 5500 と Quad の Opteron がサポートしている
    ペアレント OS は完全 2G / Server Core 1G は確保するのが推奨
    # 上記は OS のシステム要件の値だそうです。

    物理 NIC に一つの仮想スイッチが作成される。
    ペアレント OS も仮想スイッチ上の仮想 NIC を使用している。
    # Microsoft 仮想スイッチネットワークプロトコル
    R2 では VMQ をサポート
    物理 NIC のデフォルト Queue ではなく、物理 NIC 上に各仮想 NIC の Queue が作られる。
    # NDIS ドライバ 6.2 に順序しているデバイスドライバが VMQ には必要となるそうです。
    VMQ を使用すると仮想マシン数が増えるとスループットが向上する
    # 仮想マシンが 1 台ではあまり変わらないが、2 台以上になるとスループットが向上するとのことでした。
    ゲスト OS でジャンボフレームと TCP オフロードが使用できる。
    変更はゲスト OS のアダプタの構成で変更する。
    # デフォルトでは有効になっているとのことでした。
       最近、SNP で痛い目にあっているのであまり有効にしたくないな…。
     2008 はデフォルトで無効になっていた記憶があるのですが、R2 で変わったのでしょうか。
    オフロードを有効にして効果があるかのデモは共有に対してファイルコピーをして効果を実演。
    # ディスクキャッシュが聞いている可能性があり、デモでは効果が確認できませんでした。
     効果が見れるときは 10% 程差が出るそうです。
    ペアレント OS 用に管理 NIC を一枚。ゲスト OS の仮想 NIC 1 に対して物理 NIC 1 が理想
    R2 では、ペアレント OS 用の仮想 NIC 設定のオプションが追加されている。
    NIC チーミング機能は H/W に依存しているとのことです。ベンダー確認ですね。
    # KB968703 に情報が掲載されているそうです。あとで確認しないと。

    サポートされるストレージに NAS は含まれない。
    Hot Add / Remove は SCSI のみサポートされる。
    ブートドライブは IDE のみ可能
    # OS が起動してから統合サービスを起動するため SCSI をブートドライブには使用できないそうです。
      SCSI は統合サービスで認識していたんですね。意識していなかった。
    Hyper-V のゲスト OS では IDE / SCSI のインタフェースによる性能差はない。
    # でもデータドライブは SCSI 推奨だそうです。
    Hot Remove のデモあり。削除は構成の編集でドライブを削除するだけ。
    VHD をマウントしたドライブは、ディスクの管理でアイコンの色が違うんですね。気付かなかった。
    # 緑がかったアイコンになるのですね。
    可変 VHD はアロケーションテーブルでデータブロックのポインタを保持して、データブロックにアクセスするので、
    オーバーヘッドがある。
    # R2 ではアロケーションテーブルをメモリ上で管理することで、パフォーマンスを向上させているそうです。
       そのため、1.0 の固定 VHD と2.0 の可変 VHD は同等の性能がある。
      シーケンシャル Write はほぼ同じ、ランダム Write は気持ち下ぐらい。

    – 冗長化構成の検討
    ホストクラスタリングとゲストクラスタリングの 2 パターン
    R2 ではプロセッサ互換機能がある。
    # AMD / Intel 間で Live Migrationはできなかったですよね。
    Live Migration 用の専用 ギガビット ネットワークが推奨。
    Live Migration で移動しても MAC アドレスは引き継がれる。
    R2 では MAC アドレスの範囲が指定できる。
    # Hyper-V 1.0 ではレジストリで設定できるそうです。
    NLB でユニキャストを使用する場合は、仮想マシンの MAC アドレスを静的指定する。
    # NLB クラスタの MAC アドレス = ゲスト OS の MAC アドレス。
    ゲスト OS の HBA とホストの HBA が連動できないので、iSCSI でないとゲストクラスタリングはできない。

    – 運用管理のポイント
    セキュリティ対策はゲストと絵アレンと OS の両方で実施する。
    ゲスト OS の構成ファイルはペアレント OS で保護する。
    権限設定は承認マネージャで実施する。
    # azman でしたっけ?
    ゲスト OS の保護は物理環境と同様と考える。
    ペアレント OS は Hyper-V 専用とする。
    # ペアレント OS ではリソースの制限ができないのでアプリが暴走した時に大変。
    ペアレント OS の暗号化は BitLocker
    ゲスト OS の BitLocker はサポートされない。
    ウイルス対策はペアレント OS とゲスト OS の両方に
    VHD / AVHD / vmms.exe / vmwp.exe はスキャン対象外に設定。
    # 紹介されたプロセスは昨日の Hyper-V のセッションで紹介されていたので理解しやすかったです。
    仮想マシンの移動は SAN Migration という方法もありましたね。これは個人では試せないな~。
    仮想マシンの移動をネットワークで行う場合、NLB が到達負荷となる可能性あり。
    記憶域の移動機能は SCVMM R2 から。
    バックアップはホストレベルのバックアップとゲスト OS のバックアップの 2 種類。
    SCDPM はホスト OS にエージェントのインストールが必要
    R2 ではコピーオプションで 1 回以上のインポートが可能
    インポート時は外部ネットワークが初期化される。
    エクスポートをインポートするとインポート時に一部のファイル (exp と xml) が削除される。
    # R2 ではオプション設定で再インポート可能です。(exp ファイルを残すそうです。)
    インポートするとNIC のゴーストデバイスが残ってしまうのは周知の問題のようですね。
    ホストレベルのバックアップはペアレント OS から参照できるストレージのみ
    # パススルーと iSCSI でゲスト OS のディスクを認識しているときは注意が必要になるようです

  2. [TH-402] NUMA って何! 高速なメモリアクセスによる大規模システムの実現
    会場に向かう最中に Windows Server World を読んでいて気付いたのですが、OS のリソースモニタでも
    NUMA ノードを認識しているかわかるんですね。

    2U のデモマシンが前方に鎮座していました。話があるまで気付かなかった。

    SQL Server 6.5 の基本はページロック。使っていた当時は駆け出しのアプリケーション開発者だったので、
    あまり意識していませんでした。
    第 3 世代の特徴は NUMA とクエリの並列処理

    第 4 世代の開発は開始されており SQL 11 と呼ばれている。
    2011 年に CTP が提供されるらしいので楽しみです。

    – NUMA とは
    cc-Numa とも呼ばれる。
    # 非対象のメモリアクセスですね。
    CPU ソケット専用のローカルメモリとソケット間のインターコネクトが特徴

    SMP は FSB 経由。メモリコントローラーが共通。UMA とも呼ばれる。
    # CPU 内のキャッシュのメモリもボトルネックになるそうです。
    FSB 経由では 8 CPU で 640% の性能。
    # FSB がボトルネックで 800% にならないそうです。

    NUMA もインターコネクト経由で別ノードにアクセスする場合は、速度は遅くなる。
    Intel は Quick Path、AMD は Hyper-Transport と呼ぶ。
    スケールアップは NUMA ノードを増やす。

    NUMA の歴史は古く NT 3.5 から実装されていた。
    HP の Super Dome で Windows Server 2003 で実装された。

    Windows Server 2008 R2 で NUMA のサポートが強化。
    # 今日、電車の中で読んだ内容ですね。
    次期 Xeon は 8 コアで Quick Path が 2 本になる。

    NUMA の基本はローカルノードとリモートノード。
    H/W がこの辺りを意識している必要がある。

    – SQL Server と NUMA
    SQL Server はスタートアップ時に NUMA を認識する。
    トレースフラグ –T 842 が NUMA の状況把握のポイント。
    メモリ内ページのロックで SQL Server のサービスアカウントを忘れずに。
    # NUMA は必ず ON にするそうです。MSDN の翻訳ページは表記が怪しいと。

    ユーザーノードは NUMA のノード数に応じて増える。
    # スケジューラーはコア単位です。

    Runnable Queue はスケジューラのキュー待ち。
    CPU のコアの数が足りていない可能性あり。
    パフォーマンスモニタではわからないので SQL Server で確認
    # Processor のキューもあまりあてにならないでしょうね。

    Windows のノードと SQL Server のノードは一つずれる。
    OS のノード 0 は OS のグローバルリソース。
    # OS のノード 0 = SQL Server のノード 0 では無いようです。
    SQLOS のグローバルリソースは SQL Server で認識ししている Node 0 に配置される。
    # OS が認識しているノード 1
    NUMA ノードは 3 つ以上が推奨
    # NUMA ノードの一つは OS 用

    新規ユーザーセッション開始時に NUMA ノードが決定され、ローカルノードのメモリアクセスをするようになる。
    セッションが終了されるまで NUMA ノードは固定化される。
    # リモートノード使わないほうがよいですからね。

    レイジーライターは NUMA のノード数分作成される。これによりディスク書き込みが効率化。

    -T842 はアンドキュメント。
    負荷が高くなるので本番環境では使用しないこと。
    # NUMA の情報を DMV に書き込むようになるため。
    remote_node 1 はインターコネクト経由のアクセス。正確にはどのノードを使われたかという形でしょうか。
    # 0 はローカルノード
    この情報は面白いですね。ページの種別もわかるようです。ソフト NUMA でも情報取得ができるかな??
    4 コア / 4 ノードで試せば面白そうです。
    MAXDOP の設定は定番で。

    実行プランのぐるぐる矢印は複数ノードで処理すると効率的という情報。
    # 2008 で最適化されているようです。2005 は発展途上のようで。

    sys.dm_os_info で BIOS 情報を取得。
    ノード内のバッファキャッシュの状況取得は BOL に載っていない。
    # 2008 で追加された DMV で追加されているようです。

    – デモ
    Windows 2008 R2 + SQL 2008 R2 の環境
    SQL Server 2008 R2 は 256 の CPU が使える。
    # タスクマネージャ見てみたいです。
    MAXDOP は無制限でないほうがよい。

    tempdb は適切に分割
    ファイルが一つだとGAM が競合する。
    同一ファイルグループで OK
    # GAM の割り当ては確認できたはずですよね。今度見てみよう。ログファイルを SSD に配置
    SSD にはデータファイルを配置するのが効果的。
    tempdb はセッション内だけで有効なデータが含まれるので、ストレージのキャッシュで賄える場合があるので、
    SSD で必ずしも効果が出るとは限らない。
    ディスク I/O は CrystalDiskMard で比較
    SSD はシーケンシャルアクセスではディスクより下であった。
    # RAID 構成によりある程度改善できる可能性はあるそうです。
    ランダム I/O はレイジーライタのメモリのディスクフラッシュの I/O に近い。
    4KB のランダムアクセスはかなり SSD に軍配が上がっていました。
    64KB または 8KB のアクセス速度が気になりますね。

    BIOS で NUMA の有効 / 無効は設定できる。

    SMT は Hyper-Thread のこと。
    # SQL Server では効果が少ないので無効にしよう。
    Turbo Mode は省電力モード。
    # 省電力にならないように有効にして最大限有効利用しよう。

    – 導入事例とベストプラクティス
    SQL Server 2005 の事例。
    Spotlight 5.9 から SQL Server 2008 に対応

    プロシージャキャッシュ 5G はすごいな~と思いました。
    キャッシュヒット率は 50% ぐらいになりますよね。
    このキャッシュのサイズで 100% にできる開発者は尊敬です。

    システムの特性を聞きながら接続数をみると楽しいです。
    急にアクセス増になった理由がわかりますので。
    データを解析する上で、業務の傾向は大事ですね。

    論理 I/O と物理 I/O の関係はきちんと解析することを心がけたいです。
    チェックポイントの発生と物理 I/O の関係もきちんと見ないと。
    # Read a head も見ないとですよね。

    NUMA は 8G / 16GB が推奨されるとのことです。

    Windows Server 2008 R2 と SQL Server 2008 で NUMA 強化が興味的でした。
    個人で H/W NUMA が検証できる時代がこないかな~と思いました。
    # 2 ソケットのサーバーは個人で買うには厳しいです。

  3. [T1-304] Windows PowerShell 2.0 コマンドレット解説  & スクリプティング
    これから使用しようと思っている方は会場の 6, 7 割だったようです。
    私もその中の一人です。

    Power Shell の実体はコマンドラインシェル + スクリプティング言語 + .NET Framework

    R2 / Win7 で搭載されている
    既定で有効、削除不可。
    # .NET Framework も削除できないということですね。
    Server Core では既定で無効
    リモーティング (リモートシェル) に対応
    ISE による グラフィカル Power Shell

    繰り返しの作業は Power Shell で。1 回きりの作業は GUI で。
    # GUI でも PowerShell でも同じことができるようにしようというコンセプトがあるとのことです。
    R2 / Win 7 より前の OS への対応は R2 / Win7 のリリース後に提供される
    # 今年後半ぐらいとのことでした。

    2.0 は 1.0 を置き換え (上位互換
    会場で MS プレスの書籍が先行販売していました。明日買おう。
    Vista SP2 / 2008 SP2 用の RC が先月公開された。
    # Connect で公開されているそうです。カテゴリは Windows Management Framework。
     WinRM も 2.0 になっているそうです。Power Shell のリモーティングで WinRM が使われているとのこと。

    はじめの一歩は Get-Help / Get-Command / Get-Member
    標準的な名前付けパターンは 動詞-名詞

    CLR 上で動作。落ちる時は CLR 内で落ちる。
    オブジェクトを使いこなす。文字で表示されていても単純な文字列ではなくオブジェクト。
    今までのコマンドと COM オブジェクトも使用可能

    デフォルトでは、対話形式のみでスクリプトは実行できない。
    # よく忘れていて ps1 が実行できなくて困ることがあります…。
    グループポリシーで実行ポリシーが制御できる

    R2 ではタスクバーに表示されている。
    ISE は便利そうでした。
    Get-Prosess のエイリアスは ps。Stop-Process のエイリアスは Kill。
    -watif は共通のオプションで実際の実行はしないでシュミレーションする
    ToString でフォーマット指定可能。日付の編集は便利。
    2.0 の Out-Grid View は便利そうです。
    Get-WmiObject は使い方を覚えたいです。
    # そういえば Power Shell のサーバーシャットダウン、リブートは資格情報の設定はできるのでしょうか??

    &{$a = “a” * 20MB}
    # {} はスコープのようなものでしょうか。
    GC により、メモリ解放がされるデモがありました。

    モジュール、デバッグ、トランザクション、といった拡張がされている
    # Import-Module は 2.0 からなんですね。拡張子は psm1
    Impor-Module で読み込んだものは GC ではクリアされないので不要になったら Export-Module する。

    Advanced Functions により PowerShell でコマンドレット、関数が作成できる。
    C# / VB.NET を使わなくても作成できる。

    トランザクションに対応しているのは現在レジストリのみ。
    プロバイダでの対応が必要。
    # そのうち、懐かしのトランザクショナル NTFS のファイル操作ようなことがコマンドでできるようになる??

    1.0 は Power Shell 実行時にウィンドウが表示されたが、2.0 では実行時にオプション指定で非表示可。
    2.0 は上位互換なので、1.0 と共存インストールはできない。

    リモーティングは 1:1 / 1:多 が可能。多:1 もできる。
    # 多:1 はPower Shell の穂スティング
    HTTP / HTTPS で通信可能。ただし、既定のポートは 80 と 443 ではない。
    Invoke-Command を使用するようですね。
    Set-WSManQuickConfig でリモート管理を有効化しておく。
    # WinRM –quickconfig みたいなものでしょうか。

    バックグラウンドジョブが作れる。

    PS-Event のイベンティングでフォルダ監視をして、ファイルが入ったタイミングで処理することも
    可能らしいです。面白そう。

    サーバーの役割と機能への対応により、IIS であれば設定を階層のように見える。
    モジュールは $PSHOMModule にある。
    # このディレクトリでインストールされているモジュールが管理できる??

    ISE 自体も拡張できる。
    # ヘルプに載っているそうです。

    Get-Command –Module ActiveDirectory –verb new
    # インポートしたモジュールの確認。
    クラスタのモジュールについてはブログでまとめたいです。

  4. [T4-201] SQL Seerver 次期バージョン コード名 “Kilimanjaro” 概要
    SQL Server 2008 R2 の概要セッション。
    コード名は地域名がつくことが多い。

    – ロードマップ
    第一世代は Sybase がベース
    # SQL Server 6.5 私が初めて触った RDB です。懐かしい…。

    第二世代は 7.0 / 2000
    # この辺で SQL Server を自分のコアスキルにしたいと思い 2000 の MCDBA を取得しました。

    第三世代は 2005 / 2008 / 2008 R2
    # 今に至ると。

    – 2008 のコンセプト
    エンタープライズデータプラットフォーム
    多次元データベース
    # リレーショナル以外も格納
    開発面での統合
    # Visual Studio / .NET Framework
    広範囲に及ぶ洞察
    # BI のすそ野を広める / Office 連携の強化

    – “Kilimanjaro” とは
    SQLServer 2008 ベース。R2 は正式名称
    管理機能を強化

    Office 2010 との強固連携。
    利用者がデータ分析を容易にできるように考えている。

    昨今、メモリと CPU の搭載量が多くなっている。
    NUMA への対応。
    # FSB がボトルネックとなる。
    ローカルメモリとリモートメモリ。
    # 別ノードのメモリにもアクセスできるが、ローカルよりはオーバーヘッドあり。
    2005 以降で NUMA にネイティブに対応
    # 自動検知
    資料の画像を見ていたらプロセッサのアフィニティに NUMA ノードが表示されるようになっていました。
    2005 の NUMA ではその機能はなかったような気が…。
    256 コアを使用した検証もすでに実施されている。
    # タスクマネージャがすごいことになっていました。

    R2 では集中管理、共同作業、スケーラブルで効率的な管理を考えている。

    アプリケーションとマルチサーバー管理が R2 の新機能
    # UCP ですね。最近全く触れていませんが。

    2008 のパフォーマンスデータコレクションとポリシーベースの管理の紹介。

    アプリケーションとマルチサーバー管理
    UCP と DAC
    DAC は開発者、UCP はデータベース管理者が使用
    # DAC というと専用管理者接続を思い浮かべてしまいます…。

    -UCP
    UCP の監視対象は 2000 / 2005 / 2008 / 2008 R2 となる。
    監視の統括サーバーは 2008 R2 の必要がある。
    # 私ができなかったのは設定が間違っているんですね…。再検証します!!
    データベースの使用状況で、ファイルの実使用量がわかるので便利
    追加は Managed Instance → Add Managed Instance 後はサーバーに接続して追加。
    # この方法でやったはずなんですけどね。なんでだめだったんだろ。
    UCP は 15 分ごとに情報を取得
    # SQL Server エージェントのスケジュールが 15 分間隔になっていたような気が。
    監視対象から外す場合は UnManaged する。

    – DAC
    DAC はデータベースアプリケーション管理
    データベースオブジェクトの容易な配置、再配置をするコンポーネント
    VS 2010 でDAC の作成が可能。SSMS で既存の DB に対して DAC が作成可能
    # ITPro なので時間があるときに SSMS から試そう!!
    UCP を含めることもできる。
    Task の Extract Data-tier Application で SSMS から DAC が作成可能
    拡張子は dacpac。dacpac は ZIP ファイルで実データは XML で定義されている
    配置は Deploy Data-tier Application
    dacpac を指定する。
    オブジェクト定義の移行であり、でーたの以降は含まれていない。
    # 柔軟性のあるスクリプトファイルの生成機能といったイメージでしょうか??
    配置した DAC は Utility Explorer の DAC に入る??設定によるのでしょうか??

    – MDS (マスターデータサービス)
    # MDM (マスターデータ管理)
    R2 からの新機能
    マスターデータはトランザクションデータではなく、管理する必要と価値のあるデータ
    プロセスとテクノロジ。
    # 技術ですべてを管理するわけではない。
    ガバナンスとスチュワードシップが重要
    SOA や Saas によりシステムの統合でマスターデータ管理が注目を浴びている。
    機能としては SQL Server Master Data Services
    マスタデータのシングル クリーン コピーを作成 / 保持 するプロセスとテクノロジの提供
    データのマージ / マッチング、 バージョン管理、承認ワークフロー、階層管理、ポータルを提供
    データの統合は SSIS 等の既存テクノロジを利用
    さまざまな業務システムから利用できる。
    ポータルはスチュワードシップ ポータル。
    # このポータルでバージョン管理、階層管理、ワークフローの承認 / 通知等を行う
    ワークフローは SharePoint / WF を使用したワークフロー
    # MDS ハブがマスタリポジトリになるのでしょうか??
    CTP 2 / August CTP には MDS は含まれていない。
    # CTP2 はもう出ているんでしょうか??私が使っているのは August CTP だったはず。
    そろそろデータを格納するだけでなくデータを扱うということに関してもスキル向上が必要だなと感じました。

    – セルフサービス BI
    SSRS の機能強化。
    利用者自身がリッチなレポートを容易に作成できるようにする。
    レポートオブジェクトの共有
    # レポート自体は以前も共有できたがその中の一部は共有できなかった。R2 でグラフや表が共有できる。
    地図情報の可視化。
    Gemini のセッションでさらに詳しい説明がある。

    – セルフサービス分析
    Excel 2010 のアドイン Project “Gemini”
    # Gemini は SharePoint も含まれる??。
    Excel で動くローカルの分析ツール。
    # Excel だが アドインで動くため、100 万件を超えるデータを扱える。
    インメモリ BI エンジン。
    さまざまなデータソースをサポート。
    # Oracle 等

    RTM は 2010 年予定
    楽しみです♪

  5. [T4-202] SQL Server “Kilimanjaro” Officr 2010 による Self Service BI
    Kilimanjaro と Gemini は同じタイミングでリリース

    – Kilimanjaro とは?
    R2 とあるが SQL Server の次期バージョン。
    64 論理プロセッサ以上のサポート
    統合サーバー管理
    マスタデータの一元管理
    今回のセッションはセルフサービスレポーティングとセルフサービス分析がメイン

    – ビジネス インテリジェンスとは?
    データ活用を支援するためのソリューション
    的確な意思決定をタイムリーに。
    情報の可視化により、成長とコスト削減を実現するためのツール
    # 業務の効率化と新たな気付きも。

    初期投資が高いイメージがある。
    専門的なスキルとツールが必要。
    管理とセキュリティが心配。
    データのメンテナンスに手間がかかる。
    SQL Serverを使うと上記課題が解決できる。

    – ブラウザをベースにした情報の可視化
    SSRS を使用したブラウザベースの情報の可視化。
    地理空間情報がリッチになった。
    レポートアイテムに Map が追加された。
    Bing Maps (Virtual Earth) との統合をサポート

    作成済みのレポートの部品ををコンポーネント化できるようになった。
    クエリ / チャート / ゲージ等をコンポーネント化し再利用できる。
    部品のバージョン管理も可能
    アドホックレポートが強化された。

    SSRS を使用したレポート作成のデモ
    レポートビルダでデータソースを新規に作成して、レポートを作成。
    Format の c は通貨データ。
    2 軸と区切り線つきのグラフを作成。
    # どうやってレポートを作るかの紹介でした。

    2008 では空間情報を使用するときはコーディングが必要だった。
    # 自習書にサンプルが掲載されているそうです。
    R2 用のレポートビルダがある。レポートビルダ 3.0。
    データの種別に Map がある。
    SQL Server や Map ギャラリーのデータをもとに Map を作成。
    ウィザード形式で作成できる。テーブルに空間情報が含まれる場合、自動で列を認識する。
    # 変更も可能。
    ウィザード内で BingMap との連携結果を見ることができる。

    – Excel を使用したデータの分析
    Excel 2007 では行 / 列数が増えている。
    条件付き書式設定による可視化。
    ピボットテーブルとグラフ機能の強化。
    自由形式への変換でセル単位で OLAP へアクセス可能
    # Excel 2007 の説明です。

    Project “Gemini” は Excel 2010 のアドインとして提供される。
    SQL Server 以外のデータソースをサポート。
    インメモリ BI エンジン。
    # 取得したデータはクライアントのメモリに圧縮して保存される。
    SharePoint Server 2010 との連携。
    # 分析したデータを SharePoint に保存できる。
    32 / 64 ビット版の両方が提供される。
    # Office 2010 は 64 ビット版がある。

    データをクライアントのメモリにコピーして分析。
    # Excel の Gemini エンジンで管理される。
    Excel としてファイル保存 / SharePoint で情報共有。

    Excel 上で動作するクライアント & レポーティングツール。
    Excel のフィルタ間隔でデータをフィルタリング。
    スパークライン / 新しい条件付き書式アイコン / スライサーが Excel 2010 の新機能としてある。
    Access / Oracle / DB2 / Teradata / Excel 上のデータを組み合わせて分析が可能。
    # データマイニングアドインが進化したイメージ??
    メモリ上のデータは圧縮されるのでクライアントリソースを有効活用できる。
    取得したデータを Excel として保存した場合は Office Open XML の customData フォルダ内の .data として
    保存される。
    # xlsx を zip 解凍して確認
    圧縮したデータのサイズを見たい時はこのファイルをみる

    SharePoint と連携することで、スケジュールしたデータ更新ができる。

    Gemini を使用したレポート作成のデモ
    アドインをインストールすると Gemini タブが追加される。
    Gemini の操作はこのタブから行う。
    ウィザード内でプレビューし、フィルタ設定が可能。
    # 表示されるサンプルデータは 50 件
    Excel でコピーした内容を Gemini 上でテーブルとして追加できる。
    リレーションの設定もウィザードで可能。
    インメモリなのでソートも早い。
    スライサーにフィルタを配置し、フィルタリングでき
    多次元データベースの構成をユーザーが作成できる。

    今年の秋に提供される R2 の CTP で Gemini が試せるようになる。

  6. [LT-02] ライトニングトーク
    大盛況です。
    ライトニングトークのレポートは書くのが大変なのでこれは省略で。

明日で最終日。あっという間ですね。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 27th, 2009 at 12:08 am

Posted in セミナー

Tech Ed Japan 2009 1 日目 参加レポート

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1 日目の参加レポートになります。
聞きながら書いているのであまりまとまっていませんが。
# 本投稿は書き終わったタイミングで更新しています。
? LOOX で半角中黒の打ち方がわかりません…。

本日参加したセッション

  1. キーノートセッション
  2. [TH-308] Hyper-V による SQL Server の統合
  3. [T4-402] SQL Server チューニング
  4. [T1-402] Effective Hyper-V R2 – 仮想マシンはクラスタの夢を見るか?
  5. [T1-201] ここが変わった!Windows 7 デスクトップ環境

?

  1. キーノートセッション
    – 次世代の IT の可能性がここにある
    tech ed は今年で 15 周年だったんでね。
    # Windows 95 の時代から続いているんですね。
    私が社会人になる前の 1 エンドユーザーの時から続いているのか~。

    – Dynamic IT
    IT Pro / 開発者 / エンドユーザー間の親和性、最適化により俊敏性の実現
    私は IT Pro なので、仮想化などの新技術とコンプライアンス対応がポイントとなりそうです。
    # インフラの面から開発者と柔軟性のあるアプリケーション配置の連携を考える必要があるのかな。

    – Windows 7
    公開されているスケジュールの説明がありました。
    開発のポイントはエンドユーザーからの声を聞いているということのようですね。
    会場の挙手の状況ではすでに使われている方が多いようです。さすが tech ed の参加者。

    パフォーマンスと互換性に関してはデモがありました。
    スリープ状態からの復旧は早いですね~。2 秒ほどでスリープから復旧していました。
    電源 ON からの起動についてもデモがありました。大体 20 秒程度で起動していました。
    # Core2 Quad と SSD での起動時間ですが。

    ネットブックでフリップ 3D が快適に動きますよというデモも。
    # Pentium M のノート PC を使ったデモも。
    私も LOOX B50 は Windows 7 を 1G メモリ + SSD で動かしていますがストレスはかんじないですね~。

    互換性は UAC により XP とのセキュリティの違いにより動かないプログラムを、プログラム互換性アシスタントでで
    再実行後に起動するようになるというデモがありました。
    あとはおなじみの XP Mode のデモが。

    互換性トラブルシューティング、互換性モード, ApplicationCompatibility Tool Kit は勉強しておきたいなと思いました。

    最適化されたデスクトップ環境ということでは App-V を使用した Office 2003 と 2007 の共存のデモが。
    リモートユーザープロファイルでロケーションに依存しない、共通のデスクトップ環境の利用についてもデモがありました。
    # 最初は VDI かと思っていたのですが、移動ユーザープロファイルとのことでした。

    – Windows Server 2008 R2
    こちらは Dynamic IT を絡めた話になっていました。
    # Dynamic Data Center について
    クラウド時代の新基盤 OS として Windows Server 2008 R2 があると。

    低消費電力ということで 2008 R2 と 2003 R2 x64 の 16 コアの電力比較が。
    2003 R2 215w / 2008 R2 156w

    Intel から CPU の周波数を表示するツールがありそうです。Intel frequency Display??
    2008 R2 ではパフォーマンスモニタで Parking Status をみるとコアパーキングの状況が分かるようですね。

    VHD ブートのデモもあり、ちょっとワクワクしながら見ていました。
    # 現在勉強中ですので。
    BCD で VHD を設定して、detecthal は有効にすると。
    VHD ブートの初回起動時はやはり HAL の自動検出は有効にしておいたほうがよさそうですね。
    評価版が VHD で提供されているそうなので TechNet や MSDN がなくてもお手軽に試せるんですね~。

    WDS による VHD ファイルを使用した OS 展開のデモも。
    これは今日、電車の中で雑誌を読んでいて WIM でなくても展開できるんだ~と思っていたばかりだったので、
    デモが見れてよかったです。
    # PXE ブートでの起動時には boot.wim を使っているようですね。
    WDS で VHD を使用して OS を展開。なんだか Window Azure みたいです。
    SCVMM のライブラリを使用したクライアント展開というソリューションができるかは試してみたいなと思いました。

    -Office 2010 / Exchange Server 2010
    そういえば SharePoint も 2010 になるんですね~。
    #2010 シリーズがずらりと。

    気になったのはどこでも Office (ブラウザー / 電話での利用) ですね。

    デモでは Office 2010 が紹介されていました。
    CTP は私も入手しているのですが MCAS の勉強のため、まだ導入ができていないんですよね。

    Outlook のスレッドを使用したメール管理と Exchange 2010 と連動した UC (ボイスメール)? はなるほどなと。
    2010 同士の連携だと Outlook がかなり拡張されそうですね。
    MOT 2007 を受験する前提の MCAS には Outlook が含まれていないので勉強していなかったのですが、
    通常のメール以外の便利な使い方も勉強しないとな~と思いました。

    Excel 2010 の機能では 「スパークライン」と「スライサー」の紹介が。
    SharePoint 2010 との連携と Excel Web Access では FIreFox で SharePoint を開いて、
    Excel Web Access のリアルタイム連動の紹介が。

    Office Web アプリケーションは Office をボリュームライセンスで購入すればオンプレミス型で使用できるらしいです。

    Gemini との連携もワクワクでした。
    インメモリ BI となるそうで。億のレコードに対してのソートやフィルタもサクサクでした。
    BaqckstageView という BI 関連の機能があるようですね。
    SharePoint の Report ギャラリーは Silverlight を使用しているらしいです。

    SharePoint 2010 では Visio をブラウザ表示できるようでした。
    Groove は SharePoint Workspae と名称が変更され SharePoint との連携も強化されるようです。

    PowerPoint 2010 のデモでは動画関連について。動画の圧縮もできるようでした。
    共同作業の効率化ということで共同編集のデモも。ステータスバーにサーバーと通信のようなメッセージが
    表示されていたので、サーバー使っているのでしょうか??
    PowerPoint が入っていない端末でもブロードキャストで配信できる機能も。
    デモでやっていたのですが、ブロードキャストであればブラウザ経由ですので Office が入っていない
    モバイル端末からも表示できるですね。

    IW の領域もなかなか奥が深いです。

    – IT エンジニアの皆さまへ
    日本語技術情報は 10,000 ページ増やすとのことです。
    Fix it は使ったことがあった気が。
    日本では日本独自の品質検証も実施しているそうです。(MS 本社での検証とは別に)

  2. [TH-308] Hyper-V による SQL Server の統合
    – SQL Server に効果的なHyper-V 2.0 の新機能
    サポートするプロセッサの向上 (64 個)
    # 2008 だと SP2 適用でサポートするプロセッサが増えていたようですね。
    2.0 定番の Live Migration / CSV / CPU 互換性と仮想ストレージのホットプラグも柔軟性ではポイントのようです。
    SLAT / VMQ / TCP オフロード / コアパーキングは H/W に近いところについての新機能ですね。

    R2 の仮想ディスクですが、US の TechEd の資料によると R1 (2008) と比較してもパフォーマンスが向上しているようです。
    R1 の容量固定と R2 の容量可変では同等のパフォーマンスとなるようです。
    # Tech Ed US の DVD は今年販売されないのでしょうか…。とても見たいです。
    また、R2 ではパススルーと容量固定では同等のパフォーマンスとなるようです。
    仮想 SCSI の IO サイズも増えているようで、仮想ディスクを追加する時は SCSI のディスクとして作成したほうがよいかも。
    # 起動ドライブとして仮想 SCSI は R2 でも使用できませんが。

    ネットワーク関連の新機能により CPU 0 の負荷が軽減されるようですね。
    # VMQ に対応している NIC は現状 Intel だけのようです。
    マルチプロセッサ環境では CPU 0 は OS で使われることが多いはずなので、この点はポイントになりそうです。

    Intel VT-c (ネットワーク仮想化支援機能) が VMQ / TCP オフロードで使われるとのこと。
    Intel VT-x (EPT) のサポートが SLAT (ゲスト OS のメモリのアドレッシング) に影響すると。

    いろいろと物理側で OS の処理を肩代わりできるようになってきましたね。

    仮想化をお客様に勧める場合は、標準メニュー (安定した H/W 構成含む) があったほうがよいかなと思いました。

    – 仮想化による SQL Server の統合
    旧システムの意向、サーバー統合 (H/W 統合)、SQL Server 2000 からの移行がケースとしてはありそう。
    # SQL Server 2000 のメインストリームサポート は終了していて現在は延長サポートフェーズ

    仮想化によるメリットは H/W の有効活用と H/W の導入機関の短縮かなと。
    容易な移行が入っていましたが、単純なインスタンスであればよいですが、クラスタの環境は移行できるかが
    要検証かなと思いました。どこかで V2V でクラスタ環境の移行を検証したいな。
    # スキルチャージプログラムのサーバーはこの間 P2V したので単純なケースであれば作業イメージがあるのですが。

    DB サーバーの可用性を考えると Enterprise が Datacenter を使用した LiveMigration 環境を念頭に入れる必要が。
    Enterprise と Datacenter はボリュームライセンスだと価格差はあまりないんですよね。
    Hyper-V ではホスト OS は Datacenter Edition が定番になるのかな~。
    # と思っていたら後の説明で Enterprise はサーバー、Datacenter では CPU ライセンスとのことでした。
    価格差が出ますね。(Datacenter は 2CPU 以上必要になるそうですので。)

    DB 要の VHD は仮想 SCSI コントローラー接続かつ容量固定かパススルーが基本ですね。
    VHD だと 2TB の上限があるので、それ以上はパススルーディスクが必須と。
    # DB サーバーのスナップショットを使用するシチュエーションがあるかどうかは要検討

    Hyper-V で SQL Server を実行した際のディスク構成についてはホワイトペーパーがあるようなので後で読まなくては。
    # 読んだ記憶があるのですがまったく内容が頭に残っていません…。

    そういえばパススルーディスクを使っていると LiveMigration はできないのでは?
    CSV が使えないですよね。

    SQL Server の仮想化をするときは LiveMigration 環境を作ればそれだけで冗長化されるんですよね。
    説明を聞いていてそういえばと思いました。
    ゲスト OS 2 台でクラスタ化するか、ホスト OS 2 台でクラスタ化するか。どっちがいいかな~。

    そういえば SQL Server 2000 は Hyper-V 上での動作がサポートされてないんですよね。すっかり忘れていました。
    # Windows 2000 Server + SQL Server 2000 はサポート外
    ??? Hyper-V では単純な P2V シナリオは少なさそうですね。アップグレードが必須かな~。

    Hyper-V でサポートされている OS の関係上、P2V の際には、OS のバージョンは要確認ですね。
    SP が低いと統合サービスがインストールできないですし。

    仮想化時は 4CPU の制限が一番の問題になりそうです。
    バッチ処理の並列度は 4 が最大になるということですし。
    # SSIS を使用した並行データロードは厳しいかな。

  3. [T4-402] SQL Server チューニング
    自分の中での本日のメインセッションです。
    SQL Server 2005 / 2008 に対応したチューニングセッションになります。

    インサイド SQL Server 2005 に関しては T-SQL 編で全冊出そろったとのことです。

    SQL Server の歴史が出ていたのですが、4.2 と 6.0 以外は使っているんだな~としみじみ。
    # 6.5 は 6.0 ベースなので全く触ったことがないのは 4.2 ですね。

    NUMA に関しては明日。楽しみです♪
    # NUMA を意識した並列機能は 2008 からだそうで。

    SQL 11 で第 4 世代となるとのことです。
    R2 の CTP の段階でもう次期バージョンの話が。

    チューニングのフェーズとしてはクエリチューニングとプラットフォームチューニングの 2 フェーズ。
    私はプラットフォームチューニングの分野のエンジニアですね。
    # アプリを作らなくなってから、クエリは状況取得用のものしか書いていないので。

    チューニングの基本はトライ&エラー。
    インデックス関係はバックアップを検証環境に戻すことで本番佳境を使わなくても状況把握できますが、
    トランザクションミックスの処理は、本番環境の状況を把握することが必須ですよね。

    NUMA では使用するネットワークの関連付けができるとのこと。
    ソフト NUMA でもできるかな??後で調べないと。

    x86 は Windows Server 2008 で最後なので、今後は PAE と AWE は過去の設定になって。いくんでしょうね。
    IA 64 は今もミッションクリティカル用のシステムで利用されているようです。

    プロセッサーでは SQL OS の並列処理がポイント。
    NUMA ではノードとスケジューラが SQLOS で認識される。
    # SMP は 1 ノード / 1 スケジューラ

    SMP は FSB 経由でメモリアクセス。
    SMP では FSB の使用を考慮すると CPU は最大 8 つ程度が目安。
    # それ以上のスケールアップは FSB ネックになり思ったように効果が出ない

    Xeon では 5500 で NUMA に対応

    SQLOS で num runnable が 0 以外だと CPU にキューがたまっている。
    SQL Server では CPU の使用率ではなくキュー待ちに注目。
    SQL Server 2005 以降ではワーカースレッドの数は CPU と、ビット数で自動設定されるので、
    num workes もチェック

    デモで使っているバージョンは SQL Server 2008 (10.0.2531) でした。
    SQLOS と待ち事象の見方についてのデモ。動的管理ビューで状況を取得。
    DMV でパフォーマンスモニタの情報も取得可能。

    SQL Server 2000 ではメモリーが最もクリティカルな共有資源。
    32 ビットアドレスの制限ですよね。
    x64 でフラットなアドレス空間が使えるのは大きいですね。
    ただし、64 ビットんい移行することにより、メモリがフラットに使えるようになって、データキャッシュ以外の
    メモリ使用量が増えるので、競合が発生することもあるとのこと。
    # 非同期のガベージコレクションが実行されないと見使用量は解放されない。

    NUMA の場合はローカルノードとリモートノードの考えがあるので、ローカルノード内のメモリサイズを意識する
    必要があるとのこと。これはなるほどと思いました。

    64 ビットの場合はサービスアカウントで、メモリ内のページのロックが付与されていないと、SQL Server のログに
    メッセージが出力されるので設定しておく。
    熊澤さんも言われていましたが BOL でも少し記載はされているのですが、x64 だと必須かどうか微妙な書き方なんですよね。

    T-SQL で GO の後に数字を入れるとバッチを繰り返し実行してくれるんですね。
    恥ずかしながら知りませんでした。
    クエリ関係のチューニングの第一歩はクエリプランをきちんと確認することから。
    最近の SQL Server は親切設計なので不足しているインデックスと統計は表示してくれます。

    PAGEIOLATCH はメモリかストレージとのデータのやり取り。

    アドホッククエリはなくす方向で開発者に頑張ってもらう。
    # この辺りは、開発者と DBA で連携したいですね。

    SQL Server のレポート機能でも状況は把握できるので利用しよう!!
    # そういえば管理者レポートの作成進んでない…。

    DAS は値段的にもお勧め。(RAID 1+0) で構成
    SSD に関しては NUMA のセッションでデモが見れそう。楽しみです♪
    RAID 構成は複数の RAID コントローラも検討
    SSD はランダムアクセスに効果的 (データとインデックス)
    ログとtempdb は効果が少ない。
    # シーケンシャルアクセスが遅いことに関しては今月の DB Magazine にも載っています。

    tempdb では単一エクステントが望ましい。
    # SQL Server 2008 では ?T1118 は必要ないらしい。何かのブログでこの辺が載っていたはず。

    tempdb の分割は GAM の処理を効率化するため。

    データファイルはインデックス再構築の処理を考慮し、1.5 ~ 2 倍にする。
    # この辺はインデックスのメンテナンス時のオプションで設定項目としてあります。
    動きが面白かったのでどこかでまとめたい内容として未着手になっています。
    特定の設定すると tempdb のログが大量に使われる動きをするようなんですよね。

    IO_STALL が高いとストレージの帯域がネックになっている可能性があり。
    virtual file io stats で確認。

    インデックスの構造 (ヒープ / B-Tree) は理解すること!!
    非クラスタ化インデックス + クラスタ化インデックスの検索の仕組みはファントムを考慮して
    今の実装の形になった。

    null 値と可変長にはインデックスを付けない。
    変更により、列サイズが変更された際にページ分割が発生するため。
    # この動きは何かの書籍に書かれていた気がするんですよね。

    データは生物なのでメンテナンスは定期的に!!
    断片化解消と統計の更新。

    RCSI は Read Committed snapshot isolation の略

    リンクサーバーを使用したリモートクエリは 2008 でもオプティマイザが最適なプランを生成できない!!

    久々のどっぷり SQL Server で楽しかったです♪

  4. [T1-402] Effective Hyper-V R2 – 仮想マシンはクラスタの夢を見るか?
    仮想化とクラスタ化がメインのセッション。(高橋メソッドで発表)
    クラスタ化ホストの上でゲスト OS を実行する。

    Quick Migration はメモリを共有ディスクに書き込み別のノードで実行。
    (Hibernate のメモリファイルを共有ディスクに書き込むイメージ)
    LUN 単位での移動となる。一LUN托生 問題。LUN 爆発 (Exprosion)
    LiveMigration で解決。

    – 狂熱のライヴマイグレーション
    5 ノードクラスタを使用したデモ (5 号機はドメインコントローラーと iSCSI Target)

    ゲスト OS がどのホスト OS で実行されているかを把握できるようですね。
    # デモで使われていたプログラムがそのような動きをしていました。

    – Dynamics が止まらない
    Dynamics CRM を使用した Live Migration のデモ
    # Dynamics のデモをしている裏でこっそり LiveMigration。
    デモ担当の方とは連携せずに突然 LiveMigration 風 (?) のデモ
    業務を止めずにパッチ適用というシナリオ

    – シミュレーションだって止まらない
    HPC を使用した Live Migration のデモ
    HPC Server は x64 をベースとした OS
    MS-MPI (並列計算向けメッセージ通信ミドルウェア)
    計算ノード (ヘッドノード) のデプロイ機能
    HeatMap (システムリソースの監視ツール)
    並列計算中は、計算サーバーが一台でも落ちるとそれまでの計算はご破算
    # ヘッドノードが落ちてもご破算。9 時間目で起きたら悪夢とのこと。

    HPC Cluster Manager / Lizard (サンプルアプリ)

    計算中に Live Migartion
    ヘッドノードは成功 (処理継続)
    計算ノードも成功 (処理継続)

    – いまさら聞けないクラスタの話
    Hyper-V とクラスタは親密な関係
    MSFC / WSFC と呼ぶ
    # 正式な略称はどちらなんでしょう??今回も謎は解けず…。

    カーネルモードでは netft.sys と clusdisk.sys がドライバとして実行されている。
    リソースモニタ (resrcmon.exe) が障害の監視をしている。
    各リソースの監視は clusres.dll。リソースモニタの監視は ClusSvc.exe。ClusSvc.exe の監視はサービスマネージャ。

    仮想マシンは、仮想マシンリソースと仮想マシン構成リソースで構成される。
    仮想マシンリソース DLL vmclusres.dll が仮想マシンのリソース DLL
    クラスタサービス bclussvc.exe と 仮想マシン管理サービス vmms.exe が仮想マシンの管理をしている

    – Live Migration の動き
    移行準備 → VM メモリ転送 → VM 状態転送 → 後片付け
    # VM 状態転送で一瞬止まる部落アウト期間がある

    メモリ転送に使用するネットワークは指定可能
    仮想マシンワーカープロセス vmwp.exe 間でメモリが転送される。
    メモリを転送して、転送後に変更のあったページ (ダーティーページ) をその後に転送する。
    # ダーティーページの移動は 5 回程度繰り返される。
    一挙に移動できるメモリ量になったら状態転送フェーズで一時停止してダーティページを転送
    # 状態転送フェーズが処理される前であればキャンセル可能
    ブラックアウト期間はログに結果が記録される。

    後片付けフェーズで VMMS.exe 間の通信と動いていたノードの VM ワーカープロセスを消滅

    Live Migration 専用のギガビットネットワークが理想
    Live Migration は CSV でなくてもブラックアウト期間が多いが可能
    仮想ネットワークの名前は全ノードで一致させておく
    # 一致していないと 5% ぐらいで失敗する。
    ローカルディスクの ISO をマウントしていると失敗する。

    – CSV
    NTFS はクラスタファイルシステムではないので、複数ノードで同時にアクセスすると壊れる。
    # クラスタでは ClusDisk.sys が制御していることですね。

    CSV では単一の LUN に複数ノードからアクセス可能
    NTFS をそのまま利用しつつ ミニフィルタドライバ CSVFilter.sys で実現している。
    # アンチウイルスや暗号化ソフトもミニフィルタドライバで実装されている。

    CSVFilter より上位には DFS のドライバが位置しているらしい。

    (GetCluster).Enable-SharedVolume? でも有効にできるらしい。
    今後、Cluster.exe は衰退していくらしいので PowrShell を勉強しないとだめですね。頑張ります。

    ボリュームをマウントしているのはコーディネーターノードだけ。
    コーディネーターノードは特殊な処理をせずにアクセスしているようです。
    # コーディネーターは現在の所有者で確認可能です。
    非コーディネーターは CSVFilter が I/O 要求をキャッチ。
    要求の内容によっては LCN (Logical Cluster Number) を頼りに NTFS もスキップしてダイレクトにアクセス

    コーディネーターノードには自動で気に CSV の共有が作られているようです。
    そのため、CSV ネットワーク要件として Microsoft ネットワーク用クライアントと
    ファイルとプリンター共有は必須になるそうです。
    # ハートビートと同一のネットワークを使用する場合は要注意です。
    クラスタのハートビートでは通常、TCP/IP 以外は無効にしますので。
    ?
    2008 ではハートビートもチーミングはサポートされているようです。
    # 文献を探さないと。

    CSV をチェックディスク / でフラグする場合は、メンテナンスモードにして実行する。
    # CSVFilter がファイルをピンしているためだそうです。

    CSV とVSS の関係
    Windows Server Backup は現時点で未対応
    システムプロバイダとハードウェアプロバイダでメンテナンスモードになっている時間が違う。

    このセッションは後でもう一度 Web キャストをみて復習しないと

  5. [T1-201] ここが変わった!Windows 7 デスクトップ環境
    本日初の Windows 7 のセッション
    LOOX のバッテリーもぎりぎりです。明日は予備バッテリー使わないとだめっぽいんですね。
    # 大容量バッテリーではなく普通のサイズのバッテリーなので持ちに不安があります。

    Windows 7 のカーネルは Vista ベースの Longhorn カーネル。
    OS のバージョンは 2008 R2 と同様 6.1。
    定番の情報ですね。

    VHD ブートは Enterprise / Ultimate のみに対応。
    他のエディションを VHD ブートしようとするとどうなるのでしょうか??今度試してみよう。

    – タスクバーと通知領域
    Windows 7 のアイコンの基本は 1 アプリ / 1 アイコンとのことです。
    プログラムバーとタスクバー連携
    タスクバーのアイコンを右クリックしてジャンプリストを表示
    # ピン止め可能
    Live Messenger はジャンプリストでプレゼンス情報を変更できるそうなので便利そうです。

    管理者権限で実行するショートカットは Shift + Ctrl を押しながら実行。
    これは便利そうです♪

    通知領域の基本は非表示だが、通知領域にドラッグ & ドロップすれば常時表示が可能。

    アクションセンターは Windows 7 のセキュリティを一元管理するパネル
    リモートアシスタントのフォロー等でつかえる、問題ステップ記録ツールは便利そうでした。
    # ヘルプデスクの方は便利そうです。
    MHTML で画面キャプチャベースで操作内容が記録されるようです。
    ユーザーマニュアルでつかうのもありかなと。

    デスクトップの表示を透明化するのを無効にするには、Aero プレビューを無効
    ウィンドウの整列機能はコンピュータの簡単操作で無効にできる

    エクスプローラ系の機能としては、ライブラリ管理が。
    tech days でも聞いた記憶があったのですがすっかり忘れていました。
    写真を撮る方は複数フォルダを一元管理できると便利そうですね。
    ライブラリは自分で作成し、共有ディレクトリも追加可能とのことです。

    検索機能が強化されファイル名だけではなく全文検索もされるようになっている。
    AND / OR 検索をするときは大文字で AND / OR と入力する。
    種類: で種類、サイズ: でサイズといったフィルタが可能。
    # タグが検索キーワードとして使えるそうです。

    検索コネクタを設定することで独自の検索コネクタを作成可能。
    TechNet / MSDN で検索して、Search MSDN from Windows のリンクをクリックすると検索コネクタ追加可能。

    ISO ファイルからのメディア作成は便利そうです。
    # マウントもできるのでしょうか??

    VHD ファイルのサポートについても紹介がありました。
    VHD ブートについても話がありました。

    猫に Windows 7 の画面を見せるとアイコンを追いかけるそうです。
    やってみたい…。

    リボンインターフェースが OS の標準コンポーネントになっている。
    ワードパッドとペイントのリボン化
    # ワードパッドは Office Open XML に対応

    マルチタッチの紹介がありました。
    LOOX B50 はタブレットですが、マルチタッチに対応してなかったはずなんですよね。
    残念です。

    Windows 7 ではセンサー API も充実しているようです。
    照度によって文字の大きさが変わるデモがありました。
    GPS との連動もできるようです。
    会社のパソコンに GPS をつけ、社員の居場所を管理する時代が来るのでしょうか…。

    見えなくなって良かった事
    UAC 4 段階設定
    エンドユーザーのパソコンは標準ユーザーでの運用は考える必要がありますよね。
    ITPro や開発者以外の場合、UAC はどれくらい表示されるものなのでしょうか??

    AppLocker によるアプリケーションの実行管理
    AppLocker のサービスを開始しておく必要がある。
    # グループポリシーで許可するアプリの設定もできそうです。

    スクリーンセーバーなしでも画面ロックが可能になったようです。
    私は離籍時に Windows キー + L を押す癖がついてますがこれは便利そうです。

    Vista ではウィンドウを開くたびにメモリが消費されていたのですが、7 では消費されなくなったようです。
    # dwm.exe デスクトップウィンドウマネージャのメモリ消費量に変化があるようです。

    リモートデスクトップの Aero サポートと動画再生の高速化。
    今までのようなイメージ転送ではなくなったようですね。

    ブランチキャッシュのクライアント側のキャッシュはネットワークから外した段階で削除されるとのことでした。
    どのような動きになるか検証したいな。

    BitLocker To Go のでもで DriveScape というソフトが使用されていたのですがダウンロードできるのかな??
    面白そうなので一度使ったみたいです。

明日も頑張って勉強します!!

Written by Masayuki.Ozawa

8月 26th, 2009 at 2:00 pm

Posted in セミナー

明日から Tech・Ed Japan 2009 です

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明日から 3 日間 Tech・Ed 2009 に全日参加させていただきます。
私は、SQL Server と Hyper-V 関連のセッションをメインに参加する予定です。

基調講演はインターネットでも中継されますので興味のある方は明日アクセスしてみてはいかがでしょう?

キーノート ライブ中継 – Microsoft Tech・Ed Japan 2009

せっかく始めたブログですので、参加レポートのようなものをかければいいなと思っています。

3 日間で今年の Microsoft 関連のベーススキルを少しでも身につけてきます!!

Written by Masayuki.Ozawa

8月 25th, 2009 at 1:54 pm

Posted in セミナー

Hyper-V 2.0 では Hyper-v 1.0 の保存状態は戻せないようですね

2 comments

Windows Server 2008 R2 へのバージョンアップが終了したので、バージョンアップ前に
保存状態にしていたゲスト OS を起動しようとしたら以下のエラーが。

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OS のアップグレード前に保存状態にしていたのですが、保存状態に互換性がないらしく
アップグレード後にゲスト OS を起動することができませんでした。

保存状態はメッセージに表示されているように [~.vsv] のファイルが使用されているので、
このファイルをリネームしてゲスト OS を起動します。
リネーム後の初回起動ではエラーとなりますが、vsv ファイルが見つからずに起動すると
保存状態ではなく、電源 OFF の状態になりますので 2 回目で起動できます。

[Hyper-V Virtual Machine Management] サービスを停止できるのであればゲスト OS の
構成ファイルを開いて <savestate></savestate>のセクションに記載されている?
[memlocation] [vsvlocation] を削除して保存状態を無効にすることもできます。

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強制シャットダウンと同じになりますのでエラー回復処理が表示されますが起動できるようになります。
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OS アップグレード前はゲスト OS を保存ではなく、シャットダウンしておいたほうがよさそうですね。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 22nd, 2009 at 10:35 am

Posted in Windows Server

Windows Server 2008 を 2008 R2 RTM へアップグレード

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続いて Windows Server 2008 SP2 を 2008 R2 RTM へアップグレードしたいと思います。

RC → RTM へのアップグレード時にゲスト OS が停止していないとインストールできないことが
分かりましたので今回はゲスト OS をすべて停止した状態からアップグレードしたいと思います。

こちらもセットアップを起動して
# セットアップは OS が起動した状態で実行します。
??? メディアブートからはアップグレードできませんでした。

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更新プログラムの取得を設定して

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エディションを選択して

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ライセンス条項に同意して

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アップグレードを選択して

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互換性レポートを確認して

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アップグレードになります。

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手順は一緒ですね。
こちらもインストール完了後にプロダクトキーを入力してライセンス認証すれば終了です。

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RC からのアップグレード同様 1 時間程度で終了しました。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 22nd, 2009 at 4:06 am

Posted in Windows Server