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有線 LAN がインボックスの NIC ドライバで Windows Server 2016 TP4 が動作する Intel NUC について

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検証用に Intel NUC がほしいと思って、いろいろと調べていた時のメモですが。
最終的に購入したのは、Intel NUC Kit NUC5i5MYHE なのですが、これであれば Windows Server 2016 TP4 のインボックスのドライバーで有線 LAN が認識しました。

追記

NUC5i5MYHE は、Windows Server 2016 評価版でもインボックスのドライバーで、有線 LAN を認識することができました。

Windows Server 2016 TP4 で他の NUC を使用してみた情報については、Running Windows Server 2016 CTP4 on an Intel NUC 5i5RYH で公開してくださっています。

この記事では、Intel 5i5RYHE というモデルを使用されていますが、このモデルの場合は、インボックスのドライバーでは対応しておらず、inf ファイルを編集してインストールするという方法をとっています。
これについては、Windows Server 2012 R2 でも同様で、Intel NUC D54250WYKH: Installing LAN Driver on Windows Hyper-V Server 2012 R2 という投稿でも同様に inf ファイルを修正することで NIC の認識を行っています。

日本語の情報ですと、15 ステップで完了する Hyper-V Server と NUC によるサーバー仮想化環境の構築 で公開されていますね。

Intel の NUC ですが個人向けのものとビジネス向けの 2 系統がリリースされています。
インテル® ネクスト・ユニット・オブ・コンピューティングの比較

個人向けとしては 以下のようなモデルがあり、MiniHDMI のポートや、無線 LAN のサポートが行われています。

ビジネス向けのモデルとしては、以下のようなモデルがあり、こちらは MiniHDMI や無線 LAN は標準でついていないのですが、NUC5i3MYHE / 5i5MYHE 共通として TPM 2.0 のサポート、5i5MYHE 個別の特徴として vPro のサポートといったものがあります。

vPro については 究極のリモートデスクトップ&PC管理が可能です が参考になります。

vPro 対応モデルの場合、ブート時に「Ctrl+P」で MBEx に入り、(初期パスワードは「admin」)リモートの設定をすることで、
インテル® システム・ディフェンス・ユーティリティー
Intel® vPro™ Technology Solution Reference Design – Intel® vPro™ Platform Solution Manager
などから、リモート管理することが可能です。
MBEx のパスワード入力時に、キー入力が英語配列となっていそうなので、そこは気を付ける必要がありそうですが。
image

 

F2 : UEFI へアクセス
F10 : ブートデバイスの選択
を実施することができます。
UEFI の「SATA」から、「Hard Disk Pre-Delay」を設定することで、起動時のブートの遅延を発生させることができますので、他のデバイスから起動する際の準備はここからできるかと。

 

今回はビジネス向けのモデルである、NUC 5i5MYHE を購入しました。
このモデルでは、CPU 2 コア (HT 4 コア) / メモリ 16 GB は搭載できますので、簡単な物理の検証を実施するときには耐えられるスペックかと思います。

NUC ですが、キットとしてどのモデルでも有線の NIC に差はないだろうと思っていたら、そのようなことはなく、i5 モデルの、NUC 5i5MYHE では、「Intel I218-LM」という NIC が使用されていますが、NUC 5i5RYH では、「Intel I218-V」という NIC が使用されているというような違いがあり、モデルによって使用している NIC に差が出ているようです。

この差は、以下からも確認することができます。
ビジネス向けでは、i3 / i 5 モデルがありますが、i3 モデルのドライバーは以下のようになっています。
インテル® NUC キット NUC5i3MYHE

こちらが i5 モデルのドライバーとなります。
インテル® NUC キット NUC5i5MYHE

i3 モデルでは、Windows 10 のドライバーは提供されていますが、サーバー OS のドライバーは提供されていません。
i5 モデルでは、Windows 10 のドライバーのほかに、Windows Server 2008 R2 / Windows Server 2012 R2 といったサーバー OS のドライバーが提供されています。

これは、NIC で検索したときも同じです。
「I218-V」では、サーバー OS はありませんが、「I218-LM」では、サーバー OS のものも提供されています。
Intel® Ethernet Connection I218-V
Intel® Ethernet Connection I218-LM

ということで、Intel NUC でサーバー OS をデバイスドライバーの inf ファイルを修正することなく使用したい場合には、「I218-LM」が使用されている、ビジネス向けの i5 モデルである「NUC 5i5MYHE」が選定対象となってくるようです。
これについては Deploying Windows Server 2012 R2 to Intel NUC devices using MDT 2013 でも書かれていますね。

NUC、モデルによって NIC の型番が微妙に違うものなんですね。

Written by masayuki.ozawa

12月 27th, 2015 at 2:28 pm

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