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Azure の仮想マシンで使用されている BGInfo の仕組みを使ってみる

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現状の仮想マシンではデスクトップに BGInfo の情報を表示することができます。
# VM エージェントを有効にした場合だったかと思いますが。

仮想マシンで使用されている仕組みを Hyper-V のゲスト OS に移植してみたいと思います。

仮想マシンの BGInfo ですが、レジストリに登録することで動作するように設定をしているようです。
[HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindowsCurrentVersionRun]
Windows XP レジストリの Run キーの定義

このレジストリには以下の内容が登録されています。

"C:PackagesPluginsMicrosoft.Compute.BGInfo1.1BGInfo.exe" "C:PackagesPluginsMicrosoft.Compute.BGInfo1.1config.bgi" /NOLICPROMPT /timer:0 /log:C:WindowsAzureLogsPluginsMicrosoft.Compute.BGInfo1.1BGInfo.log

ログインをするたびに BGInfo を config.bgi の内容で登録をすることで、壁紙の設定をしているようです。

ということで、仮想マシンの [C:PackagesPluginsMicrosoft.Compute.BGInfo1.1] の内容を Hyper-V のゲスト OS の [C:BGInfo] としてコピーしておきます。

# 実際に使用するのは BGInfo.exe と config.bgi だけですが。

あとはレジストリにエントリを追加します。

New-ItemProperty "HKLM:SOFTWAREMicrosoftWindowsCurrentVersionRun" "BGInfo" -Value """C:BGInfoBGInfo.exe"" ""C:BGInfoconfig.bgi"" /NOLICPROMPT /timer:0 /log:C:BGInfoBGInfo.log"

これでログイン時に BGInfo が起動され壁紙が設定されます。

不要な情報については、BGInfo から Config.bgi を編集すれば修正できます。

Deployment Id/Internal IP / Public IP についてはレジストリの値を取得しているようです。

検証環境でもこの辺の設定をしておくと、どの環境を操作しているかわかりますので、適宜設定しておくとよさそうですね。

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Written by Masayuki.Ozawa

4月 12th, 2014 at 10:20 pm

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