Contained Databases の Contained User (DB 内にログイン可能なユーザーを作成) を使用した場合、複数 DB に対してクエリが実行できるかが気になったので検証してみました。
先に検証結果を書いてしまうと、軽く試してみたところではうまくできませんでした…。
SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿
Contained Databases の Contained User (DB 内にログイン可能なユーザーを作成) を使用した場合、複数 DB に対してクエリが実行できるかが気になったので検証してみました。
先に検証結果を書いてしまうと、軽く試してみたところではうまくできませんでした…。
SQL Server のセキュリティ設定として、[ログイン] と [ユーザー] があります。
ログインの情報に関しては [master] データベースに格納され、SQL Server に接続をするために必要となります。
そのログインにデータベースのユーザーをマッピングし、データベース内で権限が付与されます。
データベースのユーザー情報に関しては各データベースに格納されています。
# SQL Server 認証を使っている場合の概略です。
Denali で追加された Contained Databases を Availability Groups と組み合わせることで可用性グループ内のサーバーでログイン情報の同期をとることが可能となります。
今回はこの内容についてまとめていきたいと思います。
Windows Server 2008 以降ではマルチサブネットフェールオーバークラスターを構築することが可能となっています。
このマルチサブネットフェールオーバークラスターですが AlwaysOn Availability Groups でも使用することができます。
今回はマルチサブネットフェールオーバークラスター環境の Availability Groups についてみていきたいと思います。
Denali CTP3 の AlwaysOn SQL Server Failover Cluster Instances ではマルチネットフェールオーバークラスターが構築できるようになっています。
今回はマルチサブネットフェールオーバークラスターについてまとめてみたいと思います。
参考になる技術情報はこちらです。
Availability Enhancements (Database Engine)
SQL Server Mutli-Subnet Failover Cluster Configuration
SQL Server 2008 以降では拡張イベントが導入されました。
SQL Server 拡張イベント
拡張イベントを使用すると SQL Server の様々なイベントを取得しロギングすることが可能です。
SQL Server 2008 R2 まで拡張イベントを取得する際にはクエリベース ()CREATE EVENT SESSION) でイベントセッションを作成する必要がありました。
Denali では SSMS から拡張イベントを設定することが可能となっています。
今回の投稿では SSMS のGUI を使用した拡張イベントの設定についてまとめてみたいと思います。