先日投稿した European Microsoft Fabric + SQL Community Conference 前後で発表されたアップデート / アナウンスのリンク にリンクを記載しましたが、Microsoft Fabric でデータベースハブの機能がプレビューで提供されました。
- Public Preview: Performance monitoring for Azure SQL in Database Hub
- Database Hub in Fabric: Now in Public Preview -Turn Database Signals into Guided Action
対応データベースサービス に対象となるデータベースが記載されていますが、データベースハブは Microsoft Fabric 内のデータベース以外も対象とすることができ、SQL Server ベースの環境であれば、Azure SQL Database (Elastic Pool 含む) / Azure SQL Managed Instance / SQL Database in Microsoft Fabric / Azure Arc Enabled SQLServer / SQL Server on Azure VM と様々な SQL Server ベースのデータベースをサポートしています。
Azure に接続されている SQL Server ベースの環境について、データベースハブで一元的に管理を行うことができます。
このデータベースハブで SQL Server ベースの環境を管理する際に必要となる情報をまとめておきたいと思います。
SQL Server ベースの環境を対象とする際に確認するドキュメント
データベースハブで SQL Server ベースの環境を対象とする際に確認するドキュメントとしては次の内容があります。
基本情報
SQL Server ベースの環境固有の情報
- Database Hub(プレビュー)でMicrosoft SQLデータベースを監視する
- Microsoft SQLのパフォーマンス監視を有効にする(プレビュー)
- クエリパフォーマンスモニタリングテレメトリ(プレビュー)
これらの情報を参照することで、データベースハブがどのようなものかを把握することができます。
データベースハブは追加のコストを発生させることなく利用することができますので、これらのドキュメントを確認しながら実際に触ってみると理解が進むかと思います。
Azure に接続している SQL Server ベースの環境についてはデータベースハブで自動的に認識するようです。
パフォーマンス情報を取得する場合には、追加で Microsoft SQLのパフォーマンス監視を有効にする(プレビュー) の作業が必要となり、この作業を実施することでパフォーマンス情報の取得が行われるようになります。
データベースハブを使用する際にアクセスする URL
データベースハブを使用する際にアクセスする URL としては次のようなものがあります。
- データベースハブ: https://powerbi.com/workloads/fdh/databaseHub
- テレメトリー: https://dataexplorer.azure.com/
私の環境では、ナビゲーションペインに「Databases」が表示されてていないので、ドキュメントに記載されているデータベースハブの URL に直接アクセスをする必要がありました。
パフォーマンス監視を有効にすることで、パフォーマンス情報を取得することが可能となります。
取得されたパフォーマンスのメトリックスは ADX に格納されており、ドキュメントに記載されている接続先 に接続することで取得されている情報を直接クエリすることができます。
これらの URL を使用することで、データベースハブの主要情報にアクセスすることができるかと。
Database Watcher との違い
Azure SQL Database / Managed Instance については、以前からプレビューで提供されている Database Watcher という機能を使用することで情報を取得することができました。
Database Watcher でも Azure SQL の各種情報が取得 / 可視化されますが、投稿時点では大きな違いとして次のような内容がありそうでした。
- Database Warcher の場合、取得対象に対して明示的な有効化設定が必要となる。
- データベースハブは基本的なメトリックの取得となるが、Database Watcher では詳細なメトリック / クエリ情報の取得が行われており、詳細な解析が可能
投稿時点では Database Watcher のほうが詳細な情報が取得されており、Database Watcher でないと確認ができない内容も多い様に思えます。
現在、Database Watcher のドキュメントを開くと、次のような記載が表示されるようになっています。
今後 Database Watcher はデータベースハブに統合されそうな雰囲気がありますね。