SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Microsoft から提供されているツールを使用した Copilot から SQL Server の操作について

leave a comment

Copilot Chat から SQL Server を操作するツールとして MCP Server があり、SQL Server をサポートする MCP Server も公開されています。

Copilot Chat から SQL Server を操作する方法としては、当初 MCP Server を使用しての操作となっていたのですが、現在は異なる方法を使用する方向に向いているように思えます。

本投稿では、MCP Server 以外の方法で Copilot Chat から SQL Server を操作する方法について情報を整理しておきたいと思います。

Microsoft から提供されている Copilot Chat から SQL Server を操作する方法

現在、Microsoft から提供されているツールで、Copilot Chat から SQL Server を操作する方法としては、次の 2 パターンがあります。

  • Visual Studio Code: MSSQL 拡張機能
  • SQL Server Management Studio 22: GitHub Copilot
    • SSMS 21 にも Azure OpenAI ベースの Copilot が搭載されているが、SSMS 21 はサポート終了のため対象外。

VS Code / SSMS の Copilot Chat に対して、SQL Server の操作を可能とするための方法が公開されています。

これらのツールでは、共用の MCP Server が使用されているといったことはなく、各ツールの個別の実装により SQL Server にアクセスが行われているようです。

投稿時点では Visual Studio の拡張機能として SQL Server 対応されたものはなさそうですので、Visual Studio の GitHub Copilot Chat から、SQL Server にアクセスさせる場合には MCP Server を使用する必要がありそうです。

 

Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能の特徴

Visual Studio Code では MSSQL 拡張機能を追加することで、Copilot Chat から SQL Server に対しての操作の拡張が行われます。

Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能については GitHub の vscode-mssql でコードが公開されており、copilot で実装が確認できそうです。

Visual Studio Code の MSSQL 拡張機能をインストールすることで、チャット参加者 として「@mssql」が追加され、SQL Server へのアクセスが可能となります。

使用方法については、クイック スタート: GitHub Copilot エージェント モードを使用する のドキュメントツリーから確認することができます。

プロンプトから自然言語によるデータアクセスも可能ですが、スラッシュコマンド も提供されていますので、特定の操作についてはプロンプトを書くことなく実行することが可能です。

開いているファイル / 明示的に指定したファイルをコンテキストとして追加することができますので、単純にプロンプトに指示を指定しただけでは想定した挙動になっていない場合は、スキーマのファイルやサンプルとして記載したクエリをコンテキストとして追加させることで精度が改善される可能性があります。

MSSQL 拡張機能から SQL Server に対して実行されるクエリについては「vscode-mssql-」がアプリケーション名のプレフィックスとして指定されています。

「vscode-mssql-GeneralConnection」がプロンプトの内容を元に生成したクエリを実行する際に指定されているアプリケーション名のようですので、GitHub Copilot Chat から実行されているクエリを確認した場合は、このアプリケーション名のクエリをトレースすると良いかと。

 

SSMS 22 の  GitHub Copilot の特徴

Visual Studio Code とは異なり、SSMS 22 では標準で GitHub Copilot Chat に SQL Server にアクセスできる機能が組み込まれています。

GitHub Copilot Chat 自体は Visual Studio 2026 の GitHub Copilot Chat と類似のコードをベースにし、この機能に対して、SQL Server 向けの Copilot の拡張機能 (SSMSAgent / SqlCopilotServer) が追加されているという認識です。

VS Code のような「@mssql」という参加者の指定はできず、プロンプトに入力した内容が必要に応じて、自動的に SQL Server に対してクエリ実行が行われます。

こちらも Visual Studio Code と同様にプロンプトに関連するクエリを開いておくことでコンテキストに追加されるため、回答の精度が低いと感じた場合には、クエリに該当するスキーマやサンプルのクエリを開きコンテキストとして追加することで精度が向上する可能性があります。

SSMS 22 の GitHub Copilot から SQL Server に対して実行されるクエリについては「Core Microsoft SqlClient Data Provider」(Microsoft.Data.SqlClient) がアプリケーション名として設定されているため、このアプリケーションから実行されているクエリをトレースすることで、どのようなクエリが実行されているかを確認することができます。

 

使用可能なモデル

使用可能なモデルはツールによって異なります。

本投稿の作成時点では、Visual Studio Code のほうが最新のモデルに追随する速度は速いかと。

Share

Written by Masayuki.Ozawa

12月 8th, 2025 at 11:26 pm

Posted in SQL Server

Tagged with

Leave a Reply