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SQL Database の長期保有バックアップについて

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先日 Azure SQL Database: Now supporting up to 10 years of Backup Retention (Public Preview) でアナウンスがされたのですが、あまり調べられていなかったので軽くまとめてみたいと思います。

この機能は、SQL Database のバックアップを Azure Backup の Recover Services コンテナーを使用して、長期間のバックアップを保持可能にするための機能となります。

設定は SQL Database のサーバーから実施し、「長期的なバックアップ保有期間」から設定することができます。

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  • 1~52 週
  • 1~12 か月
  • 1~10 年

の期間で設定することができ、DB 単位に設定を変更することができます。

バックアップについては、Recovery Services コンテナーに取得されるため、事前に Recovery Services を作成しておくする必要がありますが、作成はポータルから簡単に実施できますので、すぐに設定ができるかと。

設定を行うと最長で、7 日程度経過するとバックアップの取得が行われます。
バックアップが取得されると、復元の「長期」から取得されたバックアップから復元をすることができます。

長期保有のバックアップについては、特定の時間を指定しての復元は実施できないようで、バックアップ取得タイミングの復元となるようです。
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長期保有のバックアップの詳細については Storing Azure SQL Database Backups for up to 10 years で確認することができます。

SQL Database のバックアップ間隔は Azure SQL Database によるビジネス継続性の概要 に記載されています。

SQL Database は、データ損失からビジネスを守るために、データベースの完全バックアップ (毎週)、データベースの差分バックアップ (1 時間ごと)、およびトランザクション ログのバックアップ (5 分ごと) を組み合わせて自動的に実行します。

週次で取得されている完全バックアップを Recovery Services コンテナーにコピーすることで、長期保有のバックアップを実現しているようです。

You then configure a retention policy for any database. The policy causes the weekly full database backups be copied to the Recovery Services vault and retained for the specified retention period (up to 10 years).

価格については Azure Backup サービスの料金となるようです。

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1 世代分のバックアップが取得された状態の利用状況がこちらになります。
今回は GRS の環境にしていたのですが、バックアップが取得されていることが確認できますね。
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ポイントタイムリストアはできないようですが、週次の状態に戻すときには利用できそうですね。

Written by masayuki.ozawa

11月 6th, 2016 at 10:01 pm

Posted in SQL Database

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