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Hyper-V 2.0 のスナップショットを一から勉強

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今日は Hyper-V 2.0 のスナップショットを改めて一から勉強していきたいと思います。

■Hyper-V のゲスト OS の基本的な構成

?
まずは、Hyper-V のゲスト OS の基本的な構成のおさらいを。
Hyper-V のゲスト OS を作成すると以下のファイルが作成されます。

拡張子 内容
VHD ゲスト OS で使用している仮想ハードディスクファイル
XML 構ゲスト OS の構成が記載されている構成ファイル
BIN ゲスト OS の保存時に使用される、メモリ情報を保存するファイル
ゲスト OS に割り当てられているメモリと同一量のファイルが作成される
VSV ゲスト OS の保存時に使用される、CPU のプロセス状態を保存するファイル

※ 起動時にファイルが作成されます。
ファイルの構成は以下のようになります。
# SCVMM 2008 R2 で作成した時の状態です。
?image

■スナップショットを取得

?
それではスナップショットを取得してみます。
スナップショットを取得すると、スナップショットツリーが作成されます。
image
スナップショットを取得するとファイルの構成は以下のようになります。
image
スナップショットは [差分 HD] が使用されますので、スナップショットを取得したタイミングで [AVHD ファイル] が作成されます。
現在の状態は、作成された AVHD ファイルが使用されるようにゲスト OS が構成されることになります。
# スナップショット 1 はルートのスナップショットツリーになりますので、スナップショット 1 で設定されている、仮想ハードディスクは 差分ではなく、オリジナルの VHD ファイルが設定された状態になっています。
また、[Shanshots] ディレクトリが作成され、その中に構成ファイル等が作成されます。
この時に BIN と VSV も Snapshots ディレクトリに作成されるのですが、このファイルがスナップショット取得時のメモリと CPU の内容になります。
もう一度スナップショットを取得すると以下の構成になります。
新規に取得したスナップショットが以下の図で [スナップショット 2] として記載しているものになります。
仮想ハードディスクに関しては新規に AVHD が作成され、新規に作成された AVHD が現在の状態で使用されます。
それまで使用していた AVHD が取得したスナップショットで設定されている、仮想ハードディスクになります。
スナップショットが取得されるまでに使用されていた差分の仮想ハードディスクと、CPU / メモリの状態を復元することで、スナップショット取得時点の状態が復元されることになります。
image
スナップショットツリーの状態はこのようになります。
image
このファイル構成は以下のようなスナップショットツリーを作成した場合でも変わりません。
image

■スナップショットの削除と結合について

?
以下のようなスナップショットを取得した状態にします。
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この場合、各スナップショットと、AVHD の関係は以下のようになります。
一階層目のスナップショットに関しては、VHD + AVHD となり、2 階層目以降は、AVHD + AVHD となります。
現在は、スナップショット 1-3-1 の下になっているので、ディスクに関しては、1-3-1 の AVHD を親としてた差分ディスクが使用されています。
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ここで、[スナップショット 1-3-1] を削除してみます。
スナップショットを削除すると、このようなスナップショットツリーとなります。
image
スナップショットを削除すると、スナップショット 1-3-1 で使用されている BIN / VSV とディレクトリが削除されます。
ただし、現在の状態の VHD に関しては、OS が起動中のため構成に変化はありません。
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スナップショットを削除後にゲスト OS をシャットダウン (停止でも) すると AVHD の結合 (マージ) 処理が実行されます。
# ゲスト OS 上で再起動 / リセットでは結合は実行されません。
image
今回の場合では、親ディスクとして使用していたスナップショット 1-3-1 の AVHD にそれまで (現在) 使用していた AVHD の内容がマージされます。
そうするとスナップショットの状態は以下のようになります。
image?
スナップショットを削除した場合、一度シャットダウンをしないと結合が行われないという点がスナップショット削除時の注意点ですね。
差分ハードディスクの内容が多いと、シャットダウン時の結合処理にもかなりの時間がかかりますので。
スナップショットのディスクの親子関係ですが、スナップショットの設定を開いて、対象のディスクの [検査] を実行することで確認できます。
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image
設定はスナップショットだけでなく、スナップショットツリーで [現在] となっているものに対しても確認ができます。
image?
現在起動中の状態がどのディスクを使って起動されているかを確認することも可能です。
一から勉強しようと思ったのですが、あまりうまくまとめられていないですね…。
あらためてスナップショットを勉強してみたのですが、差分ハードディスクの状態を文章にまとめることが難しく、きちんと理解できていないんだな~と実感しました。
ルートを 2 つにしてみたり、スナップショットツリーの途中を消した場合の動作に関しても勉強する必要があると思いますので、これに関しては別の投稿としてまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 26th, 2010 at 3:03 pm

Posted in Hyper-V

TMG 2010 のログ キューについて

one comment

TMG 2010 のログ キューについて少しまとめてみたいと思います。

TMG 2010 になりログキューという設定が追加されました。

Forefront TMG ログを構成する
ログ キューの構成
TMG Large Logging Queue: No More SQL Lockdowns?

■ログ キューとは

TMG はログの出力処理による負荷が高くなる、出力先が応答なしの状態になった場合にログの内容をバイナリ形式で
キューとして出力します。

この際、ログ キューを [Large Logging Queue (LLQ)] として特定のディレクトリに出力を行います。

TMG では、ログは SQL Server に蓄積していくことができるのですが、ログの蓄積先の SQL Server が停止している状態や、ファイルとして出力している場合は、ログファイルの出力先の容量が枯渇してしまった場合などにログキューが使用されます。

ログの出力先が正常に使用できるようになると、ログ キューの内容を最終的なログに出力する処理が再開されます。

ファイアウォール製品ですので、証跡管理のためログは重要な要素となります。
そのため、ログが出力できない場合でもその間のログをロストしないようにするためキューに出力がされているのだと思います。

■ログ キューの出力先の設定

ログ キューの出力先ですが、TMG の管理コンソールの、[ログ & レポート] の [ログ キューの構成] で変更することが可能です。
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デフォルトでは、[%ProgramFiles%Microsoft Forefront Threat Management GatewayLogs] に出力される設定となっています。

■ログ キューの基本的な動作

日本語のドキュメントは見当たらなかったのですが、TechNet に以下の情報が記載されています。
Overview of the Logging Improvements in Forefront Threat Management Gateway (TMG)

この中に、[Logging Queue] としてログ キューの基本的な動作概要図が記載されています。

ログ キューを [Binary LLQ Data] として出力をして、[ISA Control][Log Database] に格納するという流れになっています。

大まかに書くとログ キューが使用されると以下のような経路で DB に格納がされます。
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  • Binary LLQ Data
    これは、ログ キューのディレクトリに出力される、拡張子が [LLQ] のファイルになります。
    image
    ログ キューが使用されると、このファイルがログ キュー用のディレクトリに出力されるようになります。
    私の環境だと、1 分間で 3 ファイルほど出力がされていました。
    そのため、ログ キューの使用が開始されると、ログが使用できるようになるまでかなりのファイルが生成されるようになります。
  • ISA Control
    ISA Control と書かれていますが、TMG の [Microsoft Forefront TMG コントロール] サービスのことになります。
    # サービス名は TMG になっても isactrl だったりするのですが。
     
    image

ログ キューをログ DB に格納する処理はこのサービスが実施しています。
TMG のコアなサービスになるので、依存関係がかなり多いです。
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  • Log Database
    これは SQL Server のデータベースになります。
    TMG をインストールすると [MSFW] というインスタンスが作成されます。
    このインスタンスにログ用の DB が作成され、その DB にログが格納されていきます。

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ファイアウォール ポリシーと、Web アクセス ポリシーのログは独立した DB に日付単位で格納されます。

■ログ キューの動作を確認してみる

ログ キューの動作を確認してみるのは簡単にできます。
ログで使用している SQL Server のインスタンスのサービスを停止することで、ログに出力が行えなくなりますのでログ キューが使用されるようになります。

サービスから停止してもよいのですが、TMG の管理コンソールからも停止することができます。
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TMG のサービスで、サービスが [SQL Server Express] となっているものが、ログに使用しているインスタンスになりますので、このサービスを停止します。
# MSFW のインスタンスが停止されます。

そうすると、ログが SQL Server に格納できなくなりますので、ログがログ キューに出力されるようになります。
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ログ キューを使用しているかどうかは、[ログ & レポート][ログの状態を表示] から確認することができます。
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キューが使われていると以下の状態になります。
# ログの状態が [キューを使用中] になっているとログ キューが使用されています。
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SQL Server を起動するとキューがデータベースに書き込まれるようになりますので、ログの状態が以下のようになります。
# 正常な状態ですと、[準備完了] となっています。
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■ログ キューがロックしてしまう

原因はわかっていないのですが、ログ キューのファイルが稀にロックしてしまいキューから DB に書き込みが行われなくなることがあります。
TMG コントロールサービスがキューファイルを開いたままになってしまい、処理が継続されない状態になるようです。
# キューとして残っているファイルの更新日時が一番古いファイルがロックされてしまっているファイルになるはずです。
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Process Explorer からも [mspadmin.exe] (Microsoft Forefront TMG コントロール サービス) がファイルを使用していることを確認できます。
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この状態になった場合、一度 TMG コントロールのサービスを停止してロックしてしまっているファイルを削除し、サービスを開始することでDB への書き込みが再開されます。
# ロックしてしまったファイルが存在していると DB への書き込みが再開されないのですよね…。

FCS のようなウイルススキャンソフトでファイルをロックしてしまっているのかと思っていたのですが、TMG 用に推奨されているスキャンの除外設定をしても現象が発生してしまったのですよね。
プロセスとしても mspadmin.exe がファイルを開いているので、内部的に処理が進んでいないように見受けられるのですが。

TMG コントロールサービスを停止すると TMG のサービスが停止してしまうので、この方法で解消するのは現実問題としては結構難しいですよね。

ログ用のインスタンスを停止して、ログキューのディレクトリを変更することで稀にロックが解除されることもあるのですが、確実な方法ではないのですよね。

これについてはもう少し情報を集めていきたいと思います。
# ファイルがロックしていない状態でもキューが蓄積されていることがあるので、単純にスペックが足りていないだけかもしれませんが。

ログ キューをロックしてテストをしたい場合は、以下のコマンドを PowerShell で実行することで、ファイルをロックすることができます。
# 改行されている箇所は 1 行で実行します。

 
$file = Get-Item "C:Program FilesMicrosoft Forefront Threat Management GatewayLogs*.llq" | Sort-Object LastWriteTime -Descending | Select-Object -First 1 
$fs = New-Object System.IO.FileStream($file, [System.IO.FileMode]::Open, [System.IO.FileAccess]::Read, [System.IO.FileShare]::None)

# ファイルのロックを解除するタイミングで実行 
$fs.Close() 

ログキューが蓄積されすぎると、サーバーの再起動時に TMG のサービスが起動しないことがありますので少し気を付ける必要があると思います。
# ロックダウンモードが働いているのかもしれませんが。

TMG は日本語の情報をあまり見かけないので、情報集めるのも結構大変ですね…。

 

2010/10/12 追記

TMG 2010 SP1 RU1 を適用したところ、私の環境では解消されました。
Forefront TMG 2010 Service Pack 1 用のソフトウェア更新プログラム 1

 

この更新プログラムには、以下の修正が含まれていますのでこの対応で現象が解消されているかもしれません。
Forefront TMG 2010 SP1 はローカル SQL Server データベースにログを書き込めない

Written by Masayuki.Ozawa

9月 18th, 2010 at 5:04 am

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2010 年度の MCT 取得方法について

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先日、MCT (Microsoft Certified Trainer) を取得しました。
# 下の画像は、MCP の Transcript に追加された、MCT の認定情報になります。
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良い機会ですので、2010 年度の MCT の取得方法についてまとめてみたいと思います。
# 年度ごとに取得方法が変わる可能性がありますので、2010 年度の取得方法としています。

■2010 年度の MCT プログラムの名称

2010 年度の MCT は [MCT 2010 プログラム] という名称になっています。
そのため、2010 年度の MCT については、MCT 2010 で検索すると調べることができると思います。

■MCT の情報について

MCT の情報は以下のサイトに公開されています。
マイクロソフト認定トレーナー (MCT/MCT-IW)

また、以下の URL に
マイクロソフト認定トレーナーおよびマイクロソフト認定ラーニング コンサルタントプログラム ガイド 2010
マイクロソフト認定トレーナーおよびマイクロソフト認定ラーニング コンサルタント契約 2010
が公開されていますので、こちらに目を通しておいてもよいかもしれません。
Program Guide and Agreement

特典に関しては、日本語ではプログラム ガイドにしか記載されていない内容もありますので。

■MCT の有効期限

MCT の有効期限は年度単位となっています。
そのため、MCT 2010 を取得した場合、有効期限は [2010/4/1 ~ 2011/3/31] となります。

この期限はどのタイミングで取得しても変わりません。
私の場合は、8/23 に取得していますので、2010/8/23 ~ 2011/3/31 までが MCT の資格が有効な期限となります。
MCT を取得したいと思ったら早いタイミングで取得する方が良いいかと思います。

MCT の有効期限は年度単位になり、一度取得したらその年度は有効です。
ただし、現状の制度ではその年度内は申請内容の変更をすることはできません。

そのため、この後に説明をしている MCT-IW → MCT に変更するということはその年度内ではできなくなります。
次年度になれば MCT-IW → MCT に変更をすることができます。
その際にはプレゼンテーションスキルの証明書を改めて提出するという事は不要だそうです。
# CPLS 事務局に確認をしました。

その年度内で、MCT-IW ではなく MCT として活動する予定のある方は、最初から MCT として申請する必要があります。

■MCT 取得による Transcript の拡張

MCT を取得すると Transcript が拡張され、以下の項目が増えます。

  • Microsoft Certified Trainer Certification History
  • Microsoft Certified Trainer is Certified to Teach Courses Aligned with the Following Tracks
  • Microsoft Courses Certified to Teach
  • Microsoft Certified Trainer Certification History
    MCT の認定状況が表示されるようになります。
  • Microsoft Certified Trainer is Certified to Teach Courses Aligned with the Following Tracks
    MCT としてトレーニングができる製品のトラックが表示されるようになります。
    私の場合、複数表示されているのですが最近 Windows Server 2008 R2 の仮想化関連の資格を取得したので、

Windows Server 2008 R2, Client Virtualization
Windows Server 2008 R2, Server Virtualization

といったものが表示されています。

MCTS / MCITP といったカテゴリの内容と大体一致するものが表示されているみたいです。

  • Microsoft Courses Certified to Teach
    トレーニングができる具体的なコース名が表示されます。

10215 Implementing and Managing MicrosoftR Server Virtualization

といったものです。

コーストレーニングは以下の URL から検索することができます。
Training Catalog

上に挙げてみたコースの情報であればこちらのような内容が記載されています。
Course 10215A: Implementing and Managing Microsoft Server Virtualization

取得した MCP に対応したコースが表示されますので、かなりの数が表示されます。
一つの MCP に対応したコースは複数ありますので。MCT を取得すると Transcript の表示内容がかなり増えます。
PDF 版の Transcript を作ってみたのですが全 18 ページの大ボリュームになりました。

今回、私は MCTを-IW で MCT 取得しているので、本来は MCP の取得科目は表示されなさそうなものなのですが、
これに関しては現状のシステムの使用上、MCP の取得科目も MCT のコースとして表示されてしまうようです。
ただし、表示されているだけでコースを教えられるわけではありませんので注意が必要です。
これについては、プログラム ガイドの [セクション 3 :    MCT の指導分野] に記載されています。

■MCT の種類

以前は、MCT と言えば一種類だったのですが、今は以下の 2 種類になっています。

  • MCT
  • MCT-IW

 

  • MCT
    従来からの MCT と同じになります。
    MSU (Microsoft University) でセミナーの講師をされている方をイメージするとわかり易いかと思います。
    MCP の取得可能科目の講師をされる方はこちらの MCT を取得する必要があります。

MSU の教材を使用してトレーナーとして活動できる科目は、自分が取得している MCP に限定されると思います。
MCP のコースを教えるトレーナーになる場合はこちらですね。

  • MCT-IW
    MCT-IW (IW:Information Worker) は今年度のプログラムから増えた種類になります。
    今まで、MOT (Microsoft Offical Trainer) と呼ばれていた資格が今年度から MCT-IW となりました。
    こちらは Office 製品のトレーナーですね。
    今まで、MOT は日本のみの資格だったのですが、MOT をとられている方の今までの活動が評価され、
    World Wide な資格としようということでこの IW 領域の資格が設立されたとのことです。

MCT-IW は Office 製品に限定されたトレーナー資格となりますので、こちらの資格だけでは、MCP の科目については
トレーニングを実施することはできません。

教えることができる Office 製品は、自分が取得している MOS (Microsoft Office Specialist) の科目になります。
MOS は昔、MCAS (Microsoft Certified Application Specialist) と呼ばれていた Office 製品の資格になります。

あまり意識していなかったのですが、MOS も World Wide な資格なんですよね。
そのため、資格を取得すると MCP ID が付与されます。

MCP ID が付与されますので Transcript にも表示されます。
# 私は MCAS の時代に取得したのですが、表示は MOS に変更されています。
image
すでに MCP を持っていて、MOS を取得された場合は別の MCP ID が付与されている可能性があります。
# 試験時に既存の MCP ID を入力したのですが、私はなぜか新規の MCP ID が付与されてしまったのですよね。

その場合は、マイクロソフト認定プログラム事務局に電話をして対応をしてもらうことで MCP ID を統合することができます。
マイクロソフト認定プログラム事務局の電話番号に関しては下の URL のサイトの一番下に記載されています。
MCP プログラム

今後、トレーナーとして、Office 製品を教えるか Microsoft のクライアント OS / サーバー OS / サーバー製品を教えるかによって
取得する MCT の種類が変わってきます。

MCT-IW で MCP の科目を教えることはできませんが、MCT の場合は、対応した Office 製品の MOS を取得することで、IW 領域の
トレーニングも可能になります。
そのため、両方とも教えたい場合には MCT を取得することになります。

有効期限に記載しましたが、年度内で MCT-IW → MCT に変更 はできませんので、取得時にどちらの MCT にするかを決めておく必要があります。

■MCT の取得方法

MCT / MCT-IW の取得方法ですが、実は両方とも同じです。

取得方法に関しては、以下の URL に記載されています。
マイクロソフト認定トレーナー (MCT/MCT-IW) プログラム認定条件

内容に関してはこちらに書かれている通りなのですが、

  1. トレーニングをする MCP / MOS の資格を取得する
  2. プレゼンテーションスキルを証明
  3. 申請

の 3 ステップになります。

  1. トレーニングをする MCP / MOS の資格を取得する
    取得する資格によって MCT / MCT-IW のどちらを取得できるかが変わってきます。
    MOS のみを持っている人は MCT-IW, MCP のみを持っている人は MCT, MOS と MCP を持っている人は MCT / MCT-IW の
    どちらも取得が可能です。
    MCP と MOS の両方を持っていて、Office 製品のみトレーニングができればよいのであれば、MCT-IW を取得するというのも手です。取得方法に関しては、MCP / MOS の試験を受験して合格という通常の資格試験取得の流れと同じです。
  2. プレゼンテーションスキルを証明
    MCT を取得しようとした場合、これが一番大きなステップになります。- CompTIA の Certified Technical Trainer (CTT+) 証明書
    マイクロソフトによる承認を受けたトレーナー養成コース (Train the Trainer) 受講証明書
    経験が豊富な技術トレーナーであることの証明
    学校法人に所属するインストラクターであることの証明のいずれかを満たす必要があります。

    条件として一番満たしやすいのは [マイクロソフトによる承認を受けたトレーナー養成コース (Train the Trainer) 受講証明書]
    だと思います。
    私は、このトレーナー養成コース (MCT TTT) を受講して条件を満たしました。
    このトレーナー養成コースについては違うカテゴリでまとめていきたいと思います。

    CompTIA の CTT+ も個人で条件を満たすことができる方法になると思うのですが、こちらは結構敷居が高そうです。
    問題集の数もあまりなく、試験もあるようなのですよね。

    残り二つについては個人レベルで満たせる条件ではないですよね。

    個人で MCT を取得する場合は、MCT TTT か CompTIA CTT+ でプレゼンテーションスキルを証明することになると思います。 

  3. 申請
    MCT の申請に関しては、以下のサイトに情報が公開されています。
    MCT 2010 オンライン申請これは単純に MCT のオンライン申請用のサイトにアクセスして入力をしていくと完了します。
    ただし、すべて英語ですけども…。
    英語が大の苦手な私でも申請できましたので心配はいらないと思います。日本語による申請マニュアルも提供されています。
    登録方法日本語解説ドキュメント

    MTM (Metrics that Matter) ID の取得と Profile 画面で情報を入力する際に、[Online Signature] に [Name] と全く同じ
    内容 (英大字 / 小字含めて) を入力しないといけないところで少し時間を食うかもしれないぐらいかと。

    MCT の申請には、[プレゼンテーションスキル証明文書] が必要になります。
    これは、トレーナー養成コースを受講して修了すると後日送付されてきます。
    この証明文書が送付されてくる前でもオンライン申請はすることが可能です。

    私はコース受講終了後にオンライン申請をして、証明文書が送られて来たら郵送するという順番で申請をしました。
      

■マイクロソフトによる承認を受けたトレーナー養成コース (Train the Trainer)

MCT-IW ができて、MCT-IW の取得を目指す方のプレゼンテーションスキルを身に付けるためにできたトレーニングだと思います。

このトレーニングですが、MCT TTT (Train the Trainer) という略称で呼ばれます。

トレーニングは以下の URL に記載されている、トレーニング機関で受講することができます。
マイクロソフト認定トレーナー (MCT) MCT トレーナー養成コース一覧

  • コース日程
    コースは 3 日間で、受験する会場によって平日の 3 日間だったり、金土日の週末だったり、日曜日を 3 回繰り返す日程だったりします。
    この辺は受験できるタイミングによって会場を選ぶ必要がありますね。私は日曜日を 3 回で開催されている会場を選んで受験しました。
  • コースの受講者
    トレーニングは集合研修のグループワークで行われます。
    そのため一人で勉強するのではなく参加者全員でディスカッションしながらトレーニングを進めていく形になります。コースを受講される方ですが、私のような SE は少ない可能性があります。
    私が受講した会場では SE は私一人だけでした…。では、どういう人が受講されるかというと PC スクールで講師をされている方や、Office 製品の資格を取得した方が次のステップとして
    受講されるというケースが多いようです。

    私の中では、MCT というと MSU のコースのトレーナーというイメージがあったのでこれは意外でした。

    ちなみに、会社としてではなく個人で取得するという方が大半でした。
    私もですが、個人で申し込んで実費で取得しました。 

  • 受講前提
    これに関しては受講される会場によって違っている可能性があります。
    私が受講した会場では、– トレーニングのビデオ撮影で使用する Office 製品の MOS の資格を保有していること

    という条件がありました。
    PC スクールの方が多く受講されるので、条件は MCP ではないんですよね。MCT TTT を受験する場合は事前に MOS の資格を取得しておいた方が良いかと思います。
    ビデオ撮影では皆さん Excel を使用していましたので、MCP のみを保有している方は Excel の MOS を取得しておくのが良いかも。  
  • 使用するテキスト
    トレーニングでは以下のテキストを使用しました。
    これも受講する会場によって異なるかもしれないですね。
    プロフェッショナル・トレーナーへの道 研修成果を生み出すトライアングルスキル
    Microsoft Office Excel 2007セミナーテキスト 基礎編 大活字版
    # 大活字版でないものを使ったのですが、新装版が出版されてしまったため、大活字版のテキストのリンクにしています。プロフェッショナル・トレーナーへの道ですが、私は以前から MCT を取得したいと考えていたため、事前にこのテキストを購入していました。
    # MCT TTT のカリキュラムが網羅されているテキストだと知っていたので。

    私の受講した会場では申し込み時にテキストを送付すると書かれていました。
    何のテキストが来るのかなと思っていたのですが、プロフェッショナル・トレーナーへの道が送られてきました…。
    すべての会場で使用するテキストかどうかはわかりませんが、購入する際には気を付けておいた方が良いかもしれません。
    トレーニングに関しては、基本的にこちらのテキストをベースに進めていきました。

    Excel のテキストはトレーニング内で実施するビデオ撮影の時に使用するものになります。
    ビデオ撮影時にはこのテキストの内容を自分でトレーナーとして模擬授業をすることになります。
    これも会場によって異なるかもしれませんが、私の受講した会場では申し込み時にテキストを買うか自分で用意するかを選択できました。

    テキストに関しては事前に自分で準備する必要があるかは、受講する会場に確認をしておいた方が良いかもしれないいですね。 

  • コースの内容
    トレーニングは 3 日間で行われます。
    私が受講した、3 日の内容は大雑把に書くと以下のようになります。- 1 日目
    トレーナーの基礎学習
    翌日のビデオ撮影の準備 (2 日目は 5 分間のビデオ撮影があります。)- 2 日目
    5 分間のビデオ撮影
    トレーナーの基礎学習の続き
    翌日のビデオ撮影の準備 (3 日目は 20 分間のビデオ撮影があります。)

    3 日目
    20 分間のビデオ撮影
    トレーナーの基礎学習の続き
    MCT の申請方法

    2 日目以降はビデオ撮影があります。
    といっても撮影したビデオを後で見るということはありませんでした。

    5 分はライトニングトーク感覚でよいのですが、20 分はちょっと長かったですね…。
    本番までにランスルーを行って、時間を図らないとちょっと厳しいかもしれないです。

    と偉そうなことを言っても私は、

    5 分間のビデオ撮影 : 5 分 40 秒
    20 分間のビデオ撮影 : 25 分

    という散々な結果でしたが、それでも受講証明書はもらえました。
    講師の方が言われていましたが、あまりにも時間が短いのは厳しいですが、それまでの講義で学んだことを活かして発表ができれば
    問題ないとのことでした。

    ビデオ撮影では、Microsoft Office Excel 2007セミナーテキスト 基礎編から説明する内容を自分で決めて、それまでの学習内容を
    活かして模擬授業をすることになります。
    PC スクールで Office 製品を教えるための授業を行うというイメージを持っていただくとよいと思います。

    5 分間のビデオ撮影では、テキストの内容の 1 項目分、20 分間のビデオ撮影では、その機能について説明すれば時間的にぴったりかと。
    私の場合は、

    5 分間のビデオ撮影 : Excel の罫線機能で罫線を引く
    20 分間のビデオ撮影 : Excel の罫線機能とセルの背景色を使用して見栄えの良い表を作る

    という内容でビデオ撮影をしました。
    5 分間のビデオ撮影と 20 分間のビデオ撮影で別の内容を説明しても良いのですが、発展をさせる形で考えた方が楽だと思います。
    2 日目と 3 日目の講義の最初で、ビデオ撮影をしましたので説明する内容の準備はほとんど自宅でしていました。

    おそらく、どの会場で講義を受けても自宅でビデオ撮影用の内容をまとめることになると思います。
    私の場合は、毎週日曜日 × 3 (お盆を挟んでいたので、2 日目 ~ 3 日目の間は 2 週間空いていました) でしたので、内容をまとめる
    時間をゆっくりとることができました。
    連続で 3 日間の講義を受ける場合は、 ビデオ撮影用の内容をまとめる時間が結構厳しいかもしれないですね。
    日程を決める場合は、ビデオ撮影用の内容をどのタイミングでまとめることができるかも考慮したほうがよいかもしれません。基本的には、これからトレーナーになろうという方が受講するトレーニングですのでそれほど緊張しなくても大丈夫だと思います。

    MCT TTT でどのような内容を学習するのだろうと気になる方は、「プロフェッショナル・トレーナーへの道」を見るとよいかと。
    テキストには、実際にやってみようというような内容があり、グループワークではこの内容に関して参加者でディスカッションを
    する形になると思います。 

■MCT の申請費用

MCT の申請費用ですが、以下の URL に記載されています。
Microsoft Learning: Microsoft Certified Trainer: Program Fees

MCT と MCT-IW では申請時の費用が異なります。
注意点としては、MCP 取得者が MCT を申請する場合は、MCT になるというところです。

MCP 取得者が MCT-IW を取得したい場合は、バウチャーを使用する必要があります。
このバウチャーに関しては、MCT 2010 オンライン申請 にも記載されています。

余談ですが、MCP 取得者が MCT-IW をバウチャーを使用して取得した場合、MCT-IW を単純に取得した場合よりも安くなります。
MCP 取得者がバウチャーを使って MCT-IW を申請した場合は、11,500 (税込価格) となります。

■MCT 取得者の特典

これが一番重要かと。

MCT 取得者にはいくつかの特典があり、その内容は以下の URL に記載されています。
# 実はこちらに記載されている以外にも特典があり、それらに関してはプログラム ガイドに記載されています。
マイクロソフト認定トレーナー (MCT/MCT-IW) プログラム特典

大きな特典としては

  • MCT Welcome Kit
  • TechNet サブスクリプション (ダウンロードのみ)
  • MCT Download Center (MCT ダウンロードセンター)
  • MCP 関連及び Dynamics 関連試験のスペシャルディスカウント

になるかと。

ちなみにこの特典ですが、MCT と MCT-IW のどちらも共通のようです。
ということで、私はトレーナーとして活動する予定もないので、実は MCT-IW で申請をしています。
# 必要になったら、MCT に変更しようと思っていたのですが、確認したところその年度内では変更できないそうで…。

  • MCT Welcome Kit
    MCT Certificate ( マイクロソフト認定トレーナー資格認定証)
    MCT Wallet Card (マイクロソフト認定トレーナーカード)
    MCT ステッカー
    Microsoft Learning Base Image (マイクロソフト Learning 基礎イメージ) DVD 一式 (英語のみ)が含まれています。
    最初の 2 つは MCP 認定の時に送付されていた、認定証とカードとほとんど同じですね。
    ステッカーは E=MCT (MICROSOFT CERTIFIED TRAINER EXCELLENCE) と書かれたちょっと大きめの黒いステッカーが届きます。
    # 2 枚入っていました。一番気になるのは DVD 一式だと思います。
    この DVD に関しては、今年度は MCT / MCT-IW ともに、同一の内容のものが送られてきます。

    この中には、トレーニングで使う講習用の環境のベースイメージとなる VHD ファイルが圧縮されたものが保存されています。
    MCT になると Download Center からトレーニング用のマテリアルをいろいろと入手できるようになるのですが、トレーニング用の
    テキスト以外にもトレーニング時に使う環境を入手することが可能です。

    この環境は仮想環境用の VHD ファイルとして提供されていて、ある程度共通化された VHD に対して、差分ディスクとして提供されています。
    DVD には各トレーニングで使用される共通の VHD が含まれています。
    この VHD ですが、MCT Download Center からもダウンロードができますので、DVD は使う機会がないかも。 

  • TechNet サブスクリプション (ダウンロードのみ)
    TechNet サブスクリプションに関して通常の TechNet サブスクリプションのダウンロード版と同じです。
    TechNet サブスクリプション

    TechNet ではないのですが、MCT には Licensed copy of Microsoft Office OneNote plus trainer preparation packs という
    特典もありますので、OneNote のフル機能が使えるライセンスを入手できます。 

  • MCT Download Center (MCT ダウンロードセンター)
    MCT Download Center (MCT ダウンロードセンター) ですが私はこれが目玉の特典だと思っています。これで何がダウンロードできるかというと、
    MSU の講師用テキストとセミナーに使用する環境の VHD がダウンロード
    できるようになります。これってものすごい魅力的な特典ではないでしょうか?
    私は思わず、「キター!!」と Twitter でつぶやいてしまいました (笑)

    MSU でどのようなセミナーが提供されているかは以下の URL に記載されています。
    Microsoft University: マイクロソフトユニバーシティ(MSU)

    じつは、この URL に記載されているのはコースの氷山の一角だったりします。
    日本語のコースでもこれ以外に提供されているものがありますし、英語版であれば日本語でまだ提供がされていないコースが
    たくさんあります。
    たとえば、Windows Server 2008 R2 や SQL Server 2008 R2、Windows Failover Cluster のセミナーに関しては MSU の
    コースに関しては英語でしか提供がされていません。

    しかし、Download Center からは日本語以外のセミナー資料にもアクセスすることが可能です。

    しかも、特典には以下のように記載されています。

    Microsoft Learning 製品ライブラリと Microsoft Dynamics 製品ライブラリのすべてに無料でアクセスすることができます。
    自分が取得していない MCP の製品ライブラリにもアクセスをすることが可能です。
    ということで最近、私は毎日ワクワクして資料をダウンロードして眺めています。

     

    この、MCT Download Center ですが、MCT 専用のページからアクセスすることが可能です。
    # このサイトは MCT 専用のサイトですので MCT を取得していないとアクセスすることはできません。
    Welcome Microsoft Certified Trainer

    MCT 専用ページに、[MCT Download Center] というリンクがありますのでここから Download Center にアクセスができます。
    Download Center にアクセスするためには MCT 取得時に送信されてくるメールに記載されている、[Key Code] が必要となります。

    image から、

    [Please do not delete ? Important Microsoft Courseware access information enclosed – #2]

    という件名のメールが送信されてきます。
    このメール中に Download Center にアクセスするための Key Code が記載されています。
    # MCT を取得すると #1/#2 の 2 通のメールが送信されてきます。
      #1 に [Partner ID] が記載されており、#2 に [Key Code] が記載されています。
      アクセスする場合には Partnet ID も必要になるのですが、CPLS に所属していない場合は、MCP ID と同じみたいですね。
     
    メールが来ない、見当たらない場合はマイクロソフト認定プログラム事務局に問い合わせると Key Code を教えてもらうことができます。
    事務局の電話番号は以下の URL に記載されています。
    MCT 2010 オンライン申請

  • MCP 関連及び Dynamics 関連試験のスペシャルディスカウント
    定期的に MCP を取得する方にとってはこれも魅力的な特典ですね。
     – 新しい MCT コンピテンシーを取得するために試験リリース後最初の 90 日は 65%、90 日後は 45% ディスカウントにて
       受験することが可能です。という特典になります。
    結構な割引率ですよね。

    MCT のメンバーサイトに [MCP Exam Discounts] というメニューがあり、ここから MCP 割引用のコードを入手できます。

    このリリース後最初の 90 日ですが、どうも [言語は問わず試験の最初のリリース] となっているみたいなのですよね…。
    どの試験が対象になるかは専用サイトに記載されているのですが、[Expiration date] が英語版のリリース日が起点のようでした。

    45% ディスカウントについては、マイクロソフト認定プログラム事務局に問い合わせをすると申請の方法を教えてもらえます。
    試験を FAX で申し込んで、ディスカウントを適用する形になるようです。
    FAX で使用する申請用紙に関しては問い合わせをすると送ってもらえます。
    # 65% ディスカウントも FAX ベースでできるみたいです。こちらの申請用紙も問い合わせをすると送ってもらえます。 

■MCT の更新について

ここまでで、申請や特典についてまとめましたが最後に気になるのは次年度以降の更新です。

MCT は年度単位で有効期限が決まっていますので、次年度になると更新が必要となります。
2010 年度の認定の条件であれば以下の URL に記載されています。
マイクロソフト認定トレーナー (MCT) プログラム認定条件

MCT-IW の場合、2009 → 2010 年度の更新には以下の特例がありました。
以下が、[MCT 2009 の IW 分野に関する FAQ] に記載されている内容です。

Q.
[MCT プログラム認定条件を満たすためには] と書かれた部分に、
「新規認定 MCT については、プログラム年度中のマイクロソフト認定トレーニング実施。」
という記述があります。
IW 分野においては、どのトレーニング実施をもって条件を満たしたとみなされるのでしょうか?

A.
現在、IW 分野における認定トレーニングが提供されておりませんので、IW 分野で MCT 2009 登録される方については、
この条件は不問となります。
ただし、認定トレーニングまたはそれに相当するトレーニングが設置された場合には、それらのコースを実施いただく必要がございます。
また、MCT 取得者が実施するトレーニングに関する資格の取得は必須とさせていただきます。
例)EXCEL 2007 トレーニングを実施する場合には MCAS Excel 2007 の資格取得が必須。MCT はトレーナーなので、認定を継続するためにはトレーニング実施という条件があります。
MCT-IW は新設されたばかりの資格のため、2010 年度の更新にはトレーニングの実施は不問となっていました。
この条件が、2011 年度の更新にも当てはまるのであれば、IW 領域に関してはトレーニングを実施できなくても更新できる可能性があります。
# といっても Office 2010 も発売されたことですし、何かしらのトレーニングが設置される可能性は高いですが。

MCT の場合は不問にならないので年度中にトレーニングの実施が必要となります。
ただし、認定トレーニングの実施にはプログラム ガイドに記載されている [マイクロソフト コースの実施制限] を順守する必要があります。
トレーニングを実施するためには場所にも制限があるため、私のように CPLS に所属していない場合は次年度の更新時に
トレーニングの実施という条件を満たすことができません。

そのため、以下のような問い合わせをして回答を事務局からいただきました。

Q.
トレーナー経験がない場合、次年度以降にMCTの資格維持(または再取得)をするための方法

A.
トレーニング実績がなく、更新要件を満たさない場合は、
翌年度は資格停止となり、 1 年間は、MCT プログラムに再登録ができません。
翌々年度、新規として、再登録することは可能でございます。

1 年間期間を置いてから、新規登録という形で再登録することができるそうです。
この内容は、私のようにトレーナーでない人にとっては重要ですよね。
プログラム ガイドの [セクション 6 :    MCT および MCLC 認定資格の状態] 記載されている内容になるとのことです。

MCT を取得するための方法はこのような内容になります。
個人でも MCT は取得することができますので、興味のある方のご参考になれば幸いです。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 11th, 2010 at 2:57 pm

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Hyper-V のゲスト OS で XP Mode を実行できるのか?

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XP Mode は提供当初は、CPU の仮想化支援機能が必須となっていましたが、以下の修正プログラムの提供で、
仮想化支援機能が無くても動作するようになりました。

Windows 7 を実行しているコンピューター上の Windows Virtual PC での Windows XP Mode のハードウェア支援による仮想化に関するエラー メッセージ

仮想化支援機能がなくても動作するようにするための修正プログラムをインストールすることで、Hyper-V の
ゲスト OS でも XP Mode の検証ができるのか試してみました。
# すでに試されている方はいらっしゃいますが、自分でもやってみたかったので。

Hyper-V 上でゲスト OS が起動することで以下の検証を仮想環境上で、実施することができるようになります。

  • XP Mode
  • MED-V v2
  • (MED-V 1.0)

MED-V 1.0 は XP Mode ではなく Vritual PC 2007 ですが、ゲスト OS 上で Virtual PC 2007 を実行することも可能です。
以前、Windows Server 2008 のゲスト OS として実行した場合は、結構動作が重かった記憶があったのですが、
Windows Server 2008 R2 で実行したところ以前のようなストレスは感じることはなく、検証に使えるレベルでした。

?

■ゲスト OS で XP Mode

OS は Windows 7 Enterprise Edition x86 を使用しています。

仮想化支援機能が無い CPU で実行可能にするためのパッチを適用しない状態では XP Mode のセットアップを起動すると、
以下のエラーとなります。
image

KB977206 のパッチを適用した状態で XP Mode を実行してみます。
仮想化支援機能がなくても動くようにすると、XP Mode のセットアップを起動することができるようになります。
image

?

自宅には以下の CPU の検証環境があります。

  • AMD Phenom X4 9950
    image image
  • Intel Core i3 M330
    image image
  • Intel Core? 2 Duo T7100
    image?image
  • Intel Xeon 3350
    image image

それぞれで稼働検証をしてみました。

?

■AMD Phenom X4 9950

Phenom X4 9950 では正常に起動しました。

image

?

■Intel Core i3 M330

Core i3 でも正常に起動することができました。
image

?

■Intel Core? 2 Duo T7100

Core 2 Duo の場合は、XP Mode のセットアップを完了することができませんでした…。

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?

■Intel Xeon 3350

こちらもセットアップを完了することができませんでした。

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ただし、Xeon 3350 ではそのまま放っておくと起動しました…。
image?

仮想化の上で仮想化。CPU のスペックが求められる構成なのかもしれないですね。
Core 2 Duo の場合は、スタートメニューの XP Mode からではなく、KB977206 と Windows Virtual PC の統合機能を手動で

ンストールして環境を作ると XP Mode の検証をすることができます。

?

今回は x86 で検証しているのですが、x64 の Windows 7 でも検証したところ OS がフリーズしてしまいました。
下がフリーズしている状態なのですが、パッと見は OS が起動しているように見えますが、
image

Hyper-V マネージャーでゲスト OS の状態を見ると、ハートビートが、[通信の切断] となってしまっています。
image

Windows Virtual PC ではなく、MED-V 1.0 SP1 用に Virtual PC 2007 をインストールして起動してみたのですが、
そうすると OS が突然落ちてしまいました…。
# こちらは、Corei3 で試した結果です。

Phenom X4 9950 だと x64 でも XP Mode が動作したのですが。
image

CPU のスペックや機能でこの辺の違いが出ているのでしょうか??
情報を調べきれいていないため、原因まではわかっていません。

?

スペックの高い CPU (Nehalem 系)? があれば試してみたいのですが、さすがに自宅の検証環境として導入できるレベルは超えてしまいますね。

x86 であれば、動く環境が多そうなので MED-V v2 が提供されたときは、物理環境を用意しなくても初期の検証は実施できそうです。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 8th, 2010 at 9:27 pm

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Exchange Server 2010 SP1 でパスワード リセット ツールを試してみました

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以前、以下の投稿をしました。
Exchange Server 2007 SP3 を試してみました

この投稿の中で Exchange Server 2007 SP3 で追加されたパスワード リセット ツールについて少し触れています。

Exchange 2007 SP3 パスワード リセット ツールを有効にする方法

?

Exchange Server 2010 SP1 でこのツールは追加されているのかと気になって調べたところ、海外で以下のブログ記事が見つかりました。

Exchange 2007 SP3 and Exchange 2010 SP1 password change feature

Exchange Server 2010 SP1 Beta の時に試したような試さなかったような…。
記憶に残っていなかったので検証をしてみました。

?

■パスワード リセット ツールを有効にする方法

Exhcange Server 2010 SP1 でパスワード リセット ツールを有効にする方法は Exchange Server 2007 SP3 と変わりません。

  1. [HLKMSYSTEMCurrentControlSetServicesMSExchange OWA]? に? [ChangeExpiredPasswordEnabled] という
    [REG_DWORD] 値を作り [1] を設定する。
    image
  2. コマンドプロンプトで iisreset を実行して IIS を再起動する。
    image

この方法で有効にすることができます。

?

■パスワード リセット ツールの確認

パスワード リセット ツールの動作確認をするため、[ユーザーは次回ログオン時にパスワードを変更する必要がある] を有効にして
メールボックスが有効なユーザーを作成します。
image

パスワード リセット ツールを有効にする前に上記の設定をしたユーザーで OWA にログインしてみます。
そうすると、以下の画面のように [入力したユーザー名またはパスワードが正しくありません。入力し直してください。] という
メッセージが表示されログインをすることができません。
image

?

それでは、パスワード リセット ツールを有効にして同じユーザーでログインしてみます。
そうすると以下のようにパスワードを変更する画面が表示されます。
image

この機能がパスワード リセット ツールになります。
OWA でも以前からパスワードの変更をするための機能は用意されていたのですが、この機能はログインできた後に
パスワードを変更できるというものでした。
image

次回ログイン時にパスワードを変更が有効になっている場合は、パスワードを変更してからログインとなりますので、
一度パスワードを変更してからでないと、OWA にログインすることができませんでした。
そのため、OWA のみの利用者に初期パスワードからの変更を強制することができませんでした。

しかし、パスワード リセット ツールを有効にすることで、次回ログイン時にパスワード変更を有効にした状態で
アカウントを作成することができますので、パスワード変更を強制することが可能となります。

?

この機能は Exchange 2010 では SP1 で実装されたようですので、2010 NonSP では使用することはできません。
image

Exchange 2010 SP1 の新機能は以下の技術情報に記載がされているのですが、このツールの紹介はないみたいなんですよね。
What’s New in Exchange 2010 SP1

?

便利な機能なのに記載されていないのはもったいないですね。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 1st, 2010 at 9:07 pm

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Exchange Server 2010 SP1 をインストールしてみました

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先日、Exchange Server 2010 SP1 の提供が開始されましたのでインストールをしてみました。
Exchange Server 2010 のインストールについては自習書が提供されていますので、自習書に書かれていない箇所だけを
記載していきたいと思います。

1. インストール編 (Word ファイル、11.2 MB)

Exchange Server 2010 SP1 は SP1 のインストーラーを使うことで、スリップストリームインストールができますので、
Non SP → SP1 という順番でインストールをしなくても、最初から SP1 をインストールすることができます。
エッジトランスポートサーバーでしか試せていませんが、SP1 Beta → SP1 にアップデートすることもできました。

基本的な内容は、以前 SP1 Beta の時に検証した内容と変わらなさそうです。
Beta の時は英語だったメッセージが日本語になっていたりはしますが。

Exchange Server 2010 Non SP と SP 1 Beta の比較

?

■Exchange Server 2010 SP1 / 言語パックのダウンロード先

SP1 と SP1 対応の言語パックのダウンロード先は以下になります。
SP1 に対応した言語パックを使用します。

Microsoft Exchange Server 2010 SP1
Exchange 2010 SP1 言語パック バンドル
Exchange Server 2010 SP1 UM 言語パック

?

■Windows コンポーネントのインストール

Exchange Server 2010 SP1 をインストールするためには、いくつかの役割 / 機能をインストールする必要があります。
Exchange Server 2010 では、ServerManagercmd ?ip を使用してコマンドベースでインストールしていました。
Exchange Server 2010 SP1 では、インストーラーで役割 / 機能をインストールできるようになっています。
# インストールメディアに Scripts ディレクトリに XML ファイルが格納されているので従来通り ServerManagercmd で
  インストールすることも可能です。

image image

前提条件の確認時に必要となる役割 / 機能がインストールされるのですが、再起動が必要になるので何回か作業を繰り返す必要があります。
image?

[Net.Tcp Port Sharing Service] のサービスの自動化もこの中で実施してくれます。

image

?

■分散型アクセス許可セキュリティ モデル

SP1 で新たに追加されたセキュリティ モデルになります。
Exchange の権限と AD の権限が分散されたセキュリティモデルが作られるようですね。

ドメインコントローラーに Exchange Server 2010 をインストールする場合、分散型アクセス許可セキュリティ モデルは
使用することができません。
image?image

?

■Filter Pack のインストール

Exchange 2010 SP1 Beta までは、[2007 Office system コンバータ: Microsoft フィルタ パック] を
インストールする必要がありましたが SP1 RTM では、 [Microsoft Office 2010 フィルタ パック] を
インストールするように変更されています。

image

?

■前提モジュールのインストール

SP1 Beta とは前提モジュールが変わっているようですね。

image

以下の前提モジュールのインストールが必要となるようです。
# Windows Server 2008 R2 にインストールする場合の前提モジュールになります。

Windows Update ではインストールされませんので個別にダウンロードしてインストールをする必要があります。

KB982867 – WCF: Enable WebHeader settings on the RST/SCT
アプリケーションを実行すると応答が複数の AppDomain の .NET Framework 2. 0 ベースのアプリケーションを停止します。
# このリンク、インストーラーで表示されている URL が間違っています…。
 linkid=3052kbid=979744 ではなく、linkid=3052&kbid=979744 が正しいです。
KB983440 – Win7 rollup package (PR for QFE 810219)
[FIX、Microsoft .NET Framework 2. 0 Service Pack 2 に基づいており、Web サービスの呼び出しを非同期に呼び出すアプリケーション、Windows 7 を実行しているコンピューター上の例外をスローします。

?

?

?

ここまで準備が完了するとインストールを実施することができます。
image

2GB のメモリを割り当てている環境で、一時間ほどでインストールが完了しました。

image

SP1 Beta と基本的な流れは同じですが、前提パッチ等は変更があったみたいですね。

機能に関しては別途確認したいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 29th, 2010 at 4:28 pm

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Windows Server 2008 R2 SP1 Beta の仮想マシンの Reservation 設定について

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[T2-401]? Effective Hyper-V R2 SP1 ? 詳説 Dynamic Memory ? で Dynamic Memory が有効になっている、
仮想マシンで Reservation の設定ができるという話がありました。

この設定は WMI で実施する必要があるとのことでしたので、先日の投稿で設定用のスクリプトを作成してみました。

WMI で仮想マシンに Reservation を設定

?

この設定をした時の動作を軽く検証してみました。

?

■仮想マシンの Reservation の設定箇所

Hyper-V 上の仮想マシンの構成情報は XML ファイルに記載されています。

image

WMI で [rootVirtualization] 名前空間の [Msvm_MemorySettingData] クラスから情報を参照することもできます。

以下の情報は WMI で取得したメモリの情報になります。

Address ?
AllocationUnits MB
AutomaticAllocation True
AutomaticDeallocation True
Caption メモリ
Connection ?
ConsumerVisibility ?
Description Microsoft Virtual Machine メモリの設定です。
DeviceID ?
DeviceIDFormat ?
DynamicMemoryEnabled True
ElementName メモリ
HostResource ?
InstanceID Microsoft:A4A7173B-7DA6-42B8-8EE1-4DA2849E91184764334d-e001-4176-82ee-5594ec9b530e
IsVirtualized True
Limit 65536
MappingBehavior ?
OtherResourceType ?
Parent ?
PoolID 15129609-B465-4916-AA13-0CF4B109ADB0
Reservation 1024
ResourceSubType Microsoft Virtual Machine Memory
ResourceType 4
TargetMemoryBuffer 20
VirtualQuantity 1024
Weight 5000

?

初期状態では、[Reservation][VirtualQuantity (スタートアップ RAM)] と同一の設定になっています。
また、Reservation を設定するためには、[DynamicMemoryEnabled][True (有効)] に設定する必要があります。
DynamicMemory を有効にしていない状態では、WMI でReservation の値を設定しても設定が保存されません。
また、仮想マシンが起動している状態では変更ができないので設定をするときには仮想マシンを停止状態にする必要があります。

仮想マシンの構成ファイルは [Hyper-V のサービス (Hyper-V Virtual Machine Management)] でファイルにロックがされていますので、
XML ファイルを直接変更して Reservation の設定をすることができないようです。
そのため、WMI を使用して設定を変更する必要があるようです。
# サービスを停止すればファイルを直接変更することが可能です。
image
image

?

?

■Reservation を有効にした際の現在のメモリの遷移

Reservation を設定していない仮想マシンは、初回起動時にはスタートアップ RAM のメモリで起動され、必要に応じてメモリは
拡張されますが、最小ののメモリ設定としてはスタートアップ RAM の値になります。
# 今回は 1,024 MB をスタートアップ RAM として設定しています。

image

image?

パフォーマンスモニタでメモリの使用量を確認するとメモリも一定のサイズで遷移しています。
# アプリケーションは何も実行していない状態で稼働させています。
image

Reservation を 784 MB に設定して、メモリの遷移を見てみたいと思います。
起動時は、スタートアップ RAM の値で起動されるという動作は変わりません。

image

そのまま起動した状態にししばらくすると現在のメモリが下がります。
image

パフォーマンスモニタを見ていると、[Memory Remove Operations] が発生し、[Physical Memory]
減っていることが確認できます。
image

Reservation の設定が働き、スタートアップ RAM 以下までメモリが減っていることが確認できますね。
Reservation を 8 に設定するとどうなるかも試してみました。
# 設定の最小値は 8 になるようです。
image
image

解放できるところまで解放しているようですね。

スタートアップ RAM と Reservation の使い分けをどうするかはまだ考えていませんが、設定して動作するところまで確認してみました。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 29th, 2010 at 4:17 am

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Tech・Ed Japan 2010 で見たツールの紹介

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Tech・Ed Japan 2010 でいくつか便利そうなツールがデモで使われていましたので、その紹介を。

■CPU Stress

Windows 2000 Server のリソースキットに含まれているツールになります。
CPUStress.exe という実行ファイルです。
image?

?

このツールは、CPU に負荷をかけるツールになります。

実行ボタンはなく、ツールを実行すると直ぐに負荷が発生します。
4 Thread まで実行できますので、複数 CPU に対しても負荷をかけることができます。
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こちらの画像は、ゲスト OS 上で CPU Stress を実行して、CPU が張り付いた状態にしています。

image

?

手前に表示されているタスクマネージャーがホスト OS 上の状態になるのですが、ゲスト OS で CPU が張り付いている状態ですが、
ホスト OS のタスクマネージャーの CPU の使用率には、ゲスト OS の CPU の使用率の状態は含まれません。

この状態を簡単に確認できるためのツールとして紹介されていました。

私はリソースキットのメディアを持っているので使用できたのですが、2000 のリソースキットが Microsoft のダウンロードサイトから
見当らなかったので、メディア持っていない方は使えないかもしれないです…。

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?

■PAL v2.0 (Beta)

パフォーマンスモニタのログを手軽に解析できるツールとして紹介されていました。

CodePlex から入手することが可能です。

Performance Analysis of Logs (PAL) Tool

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MSI 形式で提供されていますので、ダウンロードして実行するとインストールが開始されます。

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image image

PAL では .NET Framework 3.5 の Chart Control を使用しているため、インストールをしていない状況ではログファイルの解析時に
エラーが発生しますので、実行する環境では事前にインストールをしておきます。
# 日本語版の Chart Control で実行できました。

Microsoft Chart Controls for Microsoft .NET Framework 3.5

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サンプルのパフォーマンスログファイル (SamplePerformonLog.blg) が入っていますのでどんなものかを使ってみたいと思った場合も
簡単に試すことができます。

実行はウィザード形式になっており、英語の GUI ですが手軽に使えます。
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セッションでも言われていたのですが、レポートの作成は PowerShell のコマンドで実行されているようで、後でもう一度同じレポートを
作りたいといった時も簡単に再実行することが可能です。
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実行が完了するとレポートが表示されます。
# レポートは実行したユーザーの [My DocumentsPAL Reports] の下に保存されますので、再度見たいときはこちらにある
  ファイルを開きます。

image image image

かなりグラフィカルなレポートが出力されるので結構便利そうです。
# レポート英語ですが…。CodePlex なので頑張れば日本語にもできるのでしょうけど私の英語力では夢のまた夢。

?

?

■VMMap

仮想メモリの確認ツールとして紹介されていました。
こちらは Sysinternals のツールになります。
# 日本語版の Sysinternals からはリンクが見当たらず、英語版の Sysinternals からダウンロードしました。

VMMap v2.62

image?

単一の Exe ファイルになっているのでインストール不要で使用できます。
# Sysinternals のツール恒例の初回起動時に使用許諾のダイアログは出ますが。
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実行するとプロセスの選択ダイアログが表示されますので、どのプロセスの情報を見るか選びます。
image

そうすると対象プロセスの仮想メモリの状態がグラフィカルに表示されます。

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?

■RAMMap

こちらも Sysinternals のツールです。
先ほどの VMMap はプロセス単位でしたが、こちらは実行しているコンピューターのメモリの情報を表示します。

RAMMap v1.1

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VMMap と同じで単一の EXE となっています。
# こちらも、Sysinternals のツール恒例の初回起動時に使用許諾のダイアログは出ます。
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こちらもグラフィカルにメモリの使用量を見ることができます。
# AWE があるので SQL Server で AWE を設定した場合のメモリ使用量も見れるのかな?

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後、以下のようなツールも紹介されていました。
# 実行するのに少し手間取りそうなのでツールの紹介までで。

?

■PowerShell Management Library for Hyper-V

セッション内で [pshyperv] と言われていたものになります。

CodePlex で公開されていますのでソースを見ることも可能です。
このような Hyper-V の操作系のスクリプトが公開されていると勉強に役立つので大助かりです。

PowerShell Management Library for Hyper-V

image

?

?

■SQL Azure Migration Wizard

SQL Azure へデータ移行をするための方法の一つとして紹介されていました。

こちらも CodePlex で公開されています。
# CodePlex なので Microsoft のサポート対象外の移行ツールということになりますね。

SQL Azure Migration Wizard v3.3.6

image

以下のパターンの移行ができるようです。

  1. SQL Server to SQL Azure
  2. SQL Azure to SQL Server
  3. SQL Azure to SQL Azure

SQL Azure へデータを移行するというだけでなく、SQL Azure からデータを移行するというパターンもできるので、
SQL Azure 上にあるデータをオンプレミスの SQL Server でも使いたいというときにも利用することが可能です。

?

セッションはテクノロジの紹介だけでなく、こういうツールの情報も見つけることができますのでとても勉強になりますね。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 28th, 2010 at 2:01 pm

Posted in ツール

WMI で仮想マシンに Reservation を設定

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昨日の Tech・Ed Japan 2010 の [T2-401]? Effective Hyper-V R2 SP1 ? 詳説 Dynamic Memory ? のセッション内で
以下のお話がありました。

  • WMI のクラスにプロパティが追加されている。
  • Reservation プロパティは WMI でしか設定できない。(GUI では設定できない)
  • 安定稼働してきたときに最低限確保しておくメモリ。Startup RAM より小さく設定できる。

早速、PowerShell で WMI を使用してこのプロパティを設定するためのスクリプトを書いてみました。

# 設定をする仮想マシン
$VMName = "RemoteFX"

# Reservation として設定するメモリサイズ (MB)
$MemReserve = 256

# 仮想マシンの管理サービス用のオブジェクト作成 (設定を Commit するのに使用)
$VM_Service = Get-WmiObject -namespace rootvirtualization -Class Msvm_VirtualSystemManagementService

# 対象の仮想マシンのベース情報を取得 (設定変更を Commit するにはこのクラスの PATH を指定する)
$VMC = Get-WmiObject -Namespace rootVirtualization -Class Msvm_ComputerSystem -Filter "ElementName=’$($VMName)’"

# 仮想マシンの設定情報を取得
# SettingType = 3 は現在の仮想マシンの構成情報 SnapShot が存在すると 5 の情報が増える
$VMS = Get-WmiObject -Namespace rootVirtualization -Query "Associators of {$VMC}? Where ResultClass=Msvm_VirtualSystemSettingData" `
| Where-Object {$_.SettingType -eq 3}

# 仮想マシンのメモリ設定情報の取得
$VMMS = Get-WmiObject -Namespace rootVirtualization -Query "Associators of {$VMS}? Where ResultClass=Msvm_MemorySettingData"

# 変更前のメモリ情報
Write-Output "Before : $($VMS.ElementName) , $($VMMS.DynamicMemoryEnabled) , $($VMMS.Reservation)"

# Reservation を設定するためには、DynamicMemoryEnabled を True にする必要がある。
$VMMS.DynamicMemoryEnabled = $true
$VMMS.Reservation = $MemReserve

# 変更後のメモリ情報
Write-Output "After : $($VMS.ElementName) , $($VMMS.DynamicMemoryEnabled) , $($VMMS.Reservation)"

# 変更を確定
$Result = $VM_Service.ModifyVirtualSystemResources($VMC.__PATH, $VMMS.psbase.Gettext(1))

?

WMI でプロパティを設定する場合、[ModifyVirtualSystemResources] を設定しないと変更は確定されないですね。
また、[ModifyVirtualSystemResources] が True でないと Reservation の設定が反映されないようです。

今回、初めて WMI で仮想マシンを触ったのでこの辺がわからず、四苦八苦しました。
開発はもうあまり携わらいのですが、このようなスクリプトをもっと可読性と汎用性を高めて作成するようになりたいものです。
# 今回も見づらいコードですよね。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 28th, 2010 at 8:27 am

Posted in Hyper-V

Tech・Ed Japan 2010 3 日目 参加レポート

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早いもので今日で Tech Ed も最終日です。

今日の参加セッションはこちら。

[本日の参加セッション]

  1. [T2-402] あなたの Hyper-V 環境を最?限使い切る?法 ? Hyper-V 設定にまつわる Tips ?
  2. [T4-301] プライベート クラウドでの SQL Server の展開 ? Hyper-V との Better Together ?
  3. [T2-302] プライベート クラウド構築講座 ? 無償ツール System Center Virtual Machine Manager Self-Service Portal 2.0 と共に ?
  4. [H-312] System Center Operations Manager 2007 R2 のユーザー視点による監視
  5. [T2-401]? Effective Hyper-V R2 SP1 ? 詳説 Dynamic Memory ?
  6. [TH-502] Windows Azure & クラウド All Wrap-up
    ?

■[T2-402] あなたの Hyper-V 環境を最?限使い切る?法 ? Hyper-V 設定にまつわる Tips ?

現場の声や様々な試験結果
Hyper-V 設定にまつわる Tips

現場の声

こういう声が多くなってきた
Hyper-V R2? はかなりいいので R1 と比較するまでもない
R2 はパフォーマンスがかなりいい
ビジネスクリティカルなアプリケーションを利用する上で、画期的なプラットフォーム

Live Migration のパフォーマンス

12 台の仮想マシンを順次移行
Live Migration 中の Transaction / sec は落ちていない

?

SQL Server 利用時の SLAT の効果

TPC-E 相当の負荷をかけた時のスケーラビリティ

CPU オーバーコミットなしではリニアなスループット
Hyper-V 1.0 では、オーバーコミットなしでもリニアなスループットは得られなかった。

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vSphere と Hyoer-V の環境の比較

電源管理の面では、Hyper-V の方が消費電力が少し低い値になっている。
→ 2008 R2 の電源管理機能

どちらが目立って早いという事はなかった。

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VDI 環境の比較

TS / RDS は Hyper-V は比較的得意なワークロードである

Hyper-V は 2003 の TS より RDS の方が効率よく動く
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Hyper-V 設定にまつわる Tips

21 の Tips

サーバーの基本リソース

CPU / Memory / Disk / Network

タスクマネージャーは親パーティションの情報
%processor Time を使わないで Hyper-V hypervisor 関連のカウンタを使ってゲストの情報を把握

CPU Stress (2000 のリソキのツール) でゲスト OS に負荷をかける
→ 2008 R2 でも実行可能

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プロセッサ比率を検討

リソースがどうなっているかを把握する。
高負荷なサーバーを同じサーバー上にすべて置くのか??

軽いワークロードのサーバーでも コアに対して 4:1 ぐらいまでに抑える。
→ そういえば 1 コア 4 仮想マシンてどこかで聞いたことがあった記憶が…。

統合サービス

統合サービスはワークロードパフォーマンス向上につながるので必ずインストールする
2008 R2 ではインストールされた状態になる。
SP1 では更新されるので常に新しいバージョンをインストールする。

エミュレーションデバイスを使用する場合はインストールしないという選択肢も
→ テスト用でとりあえずサポート外の OS を動かしたいというとき

Linux 用の統合サービスの最新は v2.1 (2010/6 Release)
→ Download Center から入手できる

データ交換 / マウスをホスト ゲスト間で移動する機能が入っていない?
→ Citrix の Satori プロジェクトでホスト/ゲスト間のマウスの移動用のコンポーネントを入手できる。

modinfo vmbus で動いているかを確認できる。

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Windows Server 2008 R2 をゲストで使用

OS で仮想環境を意識し出したのは 2008 から。

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SLAT 対応マシンを使用

AMD : Rapid Virtualization Indexing (別名:NPT)
Intel : Extended Pages Tables

NPT の資料が充実している

KB2264080 を SP1 以前のバージョンは適用しておく

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コンソール

使っていない場合は閉じるまたは最小化
開いたままにしない。

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ビデオドライバ

可能であれば標準 VGA

親パーティション

ホストマシンでは Hyper-V 以外は実行しない
# 極力ではなく、しない!!

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ディスクレスポンス

ディスクレスポンスタイムが大事なのは、仮想環境も同様
計測に使用するカウンタは物理環境と同じ。

ディスクの場所がどこであっても <10ms になっていれば OK

SSD はやはり早い。

R2 でもパススルーが一番早い

スナップショットは簡易バックアップには便利だが、更新をトラックするオーバーヘッドになる。
→スナップショットは差分ディスク。

スナップショットツリーのパフォーマンスは R1 より R2 の方が早い

パススルーが使えない場合、固定ディスクを使用
→可変と違いディスクサイズを確保してしまうのは注意

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メディアマウント

メディアマウントを有効にしておくとポーリングしてしまうので、つかってなければなしにする。

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親パーティションのメモリ

最低でも 512MB は確保

SP1 で親パーティションのメモリ設定が入る予定 (レジストリで設定)

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メモリのキャパプラ

もともとの使用状況を把握する。

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ネットワーク

Output Queue Length に注視。
→キューにパケットが載っていない状態にする。
リソース モニター / xPerf を使用して診断

LT で発表された方がいるらしいので後日資料の公開に期待!!!

レガシアダプターは控える。
→ PXE ブートしたい場合はレガシアダプターが必要にある。

R2 の NIC 機能を使用する
VMQ / チムニー オフロード

PAL v2.0 (Beta)

パフォーマンスカウンターログ (blg) を簡単に分析できるツール
→ codeplex から入手可能

MS の方が開発したツール

実際には裏で PowerShell が実際されている。
→グラフには ChartControl が使われているらしい。

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まとめ

例外もあるが、Hyper-V でさまざまなワークロードを仮想化することが現実解になってきている。
R2 / R2 SP1 を検討

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■[T4-301] プライベート クラウドでの SQL Server の展開 ? Hyper-V との Better Together ?

論理プロセッサに対する仮想プロセッサ数の比率は、最大 1:8 までサポートされる。

SQL Server の仮想化シナリオ

1 台の仮想マシンに複数のコンポーネントを配置
物理レイヤーから分離されることで可搬性が向上
ファイルベースのため、バックアップや移動、展開が可能

最大 4 VP までとなる。

各コンポーネントごとに 1 台の仮想マシンへ配置することで、柔軟なリソース割り当てが可能に

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仮想化環境における高可用性の実現

仮想化環境上での冗長構成
ミラーリング
クラスター
上記の組み合わせ (複雑になるので推奨はしない)

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クラスター
仮想環境では、iSCSI が必須

ミラーリング
通常の物理環境の構成と同じ
物理環境と同様に、3 つの動作モードをサポート

同期モードでは、高スループットのネットワークが必要

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ミラーリングの仮想環境の考慮点

VHD の形式は、固定 /? パススルー / iSCSI いずれも選択可能

仮想マシンの配置
各ロールを物理的に別のサーバーで構成し、物理障害点を分散する

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ゲスト クラスタリング

ゲスト OS 間のクラスタリング
iSCSI ストレージが必要
→高信頼なストレージ装置の利用を推奨

用途別に複数のネットワークアダプターを構成
→物理的に NIC を分ける。

SQL Server 2008 をクラスタで使用する場合は、スリップストリームインストールしないと SKU のエラーが発生する。

ホスト OS のネットワーク障害でゲスト クラスタリングがフェールオーバーしないという現象が発生。
Private NW が使えない場合は Public NW でハートビートが送信される。

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Public Network の障害検知

ホスト OS の障害がゲスト OS で検知できない。
OpsMgr でゲスト OS で 1129 が発生したらフェールオーバーさせる。

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ホストクラスタリング

ホスト OS 間のクラスタリング

SQL Server の仮想サーバーをクラスタリソースとして登録し、CSV (1CSV / 複数仮想マシン) を使用して LiveMigration
Quick Migration (1 仮想マシン / 1 LUN) も可能

障害発生による、非計画的な移動
→ 逆のノードでゲスト OS が再起動される。
  サーバーの再起動が発生するので、ゲストクラスタと比較すると起動に時間がかかる。

OS 障害に対しては、ハートビート設定を有効化、かつ自動開始を有効化することで、フェールオーバーする

Public Network の障害検知には、SCVMM を使用する。
→ OpsMgr で 1129 を監視

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LiveMigration のデモ

SQL を実行している最中に、LiveMigration を実施
接続が途切れることなく、処理が実行される。

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SQL Server のバックアップ

ホスト OS レベルのバックアップ
仮想マシンを物理的なファイルとしてバックアップ
(VSS 対応かつ統合サービスインストール時)
SCDPM ホスト エージェントを使用

仮想マシンごとのバックアップ取得になるので、領域コストとについては考慮が必要
バックアップ取得時点までのバックアップとなる。
→ 必要に応じて、SQL Server のバックアップと組み合わせる

ゲスト OS レベルのバックアップ
SQL Server の機能を使ってバックアップ
SCDPM ゲスト エージェントを使用
DB 単位でバックアップが可能

NetApp の SnapManager for SQL Server を使用したデモ
SQL Server の VSSと連携している。
ストレージの Snapshot と連動しているのでバックアップを高速に実行できる。
フルバックアップ後にログバックアップというオプションがある。

どの時点までのデータをリストアするためのバックアップを取得するか。

データベースバックアップを戻す時は、稼働していた時の SQL Server のパッチレベルバージョンにすること。

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ストレージの推奨構成

可変、および差分 VHD はオーバーヘッドが大きく、推奨されない。
パフォーマンスを求めるの出れば、パススルー / iSCSI を検討する。

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パフォーマンス

CPU , ディスク I/O に負荷がかかるワークロードは、オーバーヘッドが小さく 数 % ですんでいる。
ネットワークへの負荷がかかるワークロードはオーバーヘッドが高くなる。

仮想化による展開

可搬性が高い
LiveMigrationにより容易に別環境に移動できる。

仮想環境でも冗長構成をサポート
仮想環境特有の考慮店は留意が必要 (ネットワーク障害等の対応)

パフォーマンスについては、ネットワークのオーバーヘッドが高いので注意が必要

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■[T2-302] プライベート クラウド構築講座 ? 無償ツール System Center Virtual Machine Manager Self-Service Portal 2.0 と共に ?

パブリックなクラウドから学べることを学び、プライベートなクラウド化を推進していこう!
→ 自動化による無駄なコストの削減

仮想化は要素技術
→ 仮想化することはゴールではない。
  本来は、自動化 > 仮想化 (自動化はクラウドでは標準な考え)

マイクロソフトは「作れるクラウド」 を提供
自社内にクラウドを作る
クラウド環境を作ってサービス提供

一般的な要件

製品や技術ではなくソリューションの話。
要素技術の進化も重要

Windows Intune もクラウドを意識している技術

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Solution Accelerators シリーズ

MAP
MDT
OVMST
MOF

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作れるクラウドツール

自社内にクラウドを作る
DDTK-E → DIT-SC → SSP 2.0
インストーラーのバイナリで提供

クラウド環境を作ってサービス提供
DDTK-H or DDTK
ソースコードで提供

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プライベート クラウド利用イメージ

仮想マシンを作るときのスタートは、ある部門の IT 担当者からのポータルの申請
申請された要求をIT 管理者が承認

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VMM SSP 2.0

SCVMM に VMM SSP 2.0 のポータルで追加でインストールする。

SSP 2.0 の操作は、ワークフローになっている
IT 部門 と 業務システムオーナーで役割が別れる。

  1. 申請 (利用者)
    Register New Business Unit
    Business Unit Name : システム開発部
    Business Unit Code : 部署コード
    Contact Email Address 😕 担当者アドレス
    Priority : 優先度
    Justification : 申請理由
    Administrators : 管理者アカウント
  2. 承認 (システム管理者)
    Requests から 申請された内容を Approve
  3. リソースの申請 (利用者)
    Create Infrastructure Request
    Memory / Storage の要求を指定
  4. サービス / サービスロール申請 (利用者)
    Service and Service Roles
    社内課金 (チャージ先の部署コード / 予約しておきたいリソース)
    管理者情報

    サービスロールの追加
    マシン数と使用するネットワーク
    ロードバランシングの有無

  5. テンプレートの選択 (利用者)
    使用したい仮想マシンのテンプレートを選択
  6. 申請完了 (利用者)
    申請完了
  7. 承認 (システム管理者)
    申請された内容を確認し承認
    # 必ず申請内容を確認をする必要がある

WCF / MSMQ / WF / PowerShell 2.0 / IIS / SQL Server で構成されている。
→ ロジックは SQL Server の中にかなり書き込まれている。
  ストアドも使われているので、書き換えると動きを変更することも可能
  チャージのクリーンアップは SQL Server Agent のジョブで定義されている。

ダッシュボードを使うには SharePoint が必要になる。
→ WSS 3.0 / MOSS 2007
  SPS 2010 は現在対応していない
  英語 OS でないと、ダッシュボードがうまく動かなかったとのこと

SSP の事例は既に World Wide で 2 件あがっている

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利用シナリオ

ツールキットを使ってプール化
申請
承認
利用開始

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プロビジョニングの機能は Action XML で拡張できる。
→ デフォルトでは Master Action XML という変更不可のものが用意されている。(コピーして使えるように)
  上記設定では、自動起動が有効になっている。
? Action XML となっているが、SQL Server のデータとして格納されている。

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SSP 2.0 の Network の名称は SCVMM の名称と合わせるようにする。(自動で合わせてはくれない)

SetOwnerShip
→所有者を自動的に設定する。
 ロール名が直接記入されているので、SCVMM のロール名と合わせる
 (現在は英語版のため、ロール名は英語の SCVMM のロール名 (Self Service ~) になっている)

VMM SSP 2.0 に表示されるテンプレートは SCVMM で設定されているテンプレートがベースとなる

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用語とコンセプト

共有リソースプール
Network
Storage
Compute

  1. Business Unit (組織) を作成
  2. Infrastructure (プロジェクト A)を作成
  3. Service (~システム用サーバー) を作成
  4. Service Role (仮想マシン) を作成

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コスト計算

サービスを立ち上げる = リソース予約 = 予約コスト発生
(Infrastructure で設定する概算が上限値となる)

課金のパターンは適切になっているかをきちんと検証する。
→チャージ金額が想定したものとあっているか。

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DDTK for Hosters

Web サービス接続が可能なクライアントから DDTK の機能を呼び出すことで、さまざまなサービスを検討可能
System Center とアプリケーションをつなぐ窓口となれる。

世界で 60 件ほど事例があがっている。

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理想のプライベートクラウドに向けてツールを有効に活用する。

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■[H-312] System Center Operations Manager 2007 R2 のユーザー視点による監視

代理トランザクションの設定

監視対象には、エージェントは導入せずに、代理ノード (エージェントをインストールしている監視コンピューター) を経由して、
監視を実施する。

Web の巡回や、DB no接続と言ったアプリケーションレベルの確認を実施するためのハンズオン。

[メモ]
分散アプリケーションのコンポーネントの「遠近」は Perspactive (パースペクティブ) を日本語化で直訳されてしまったとのこと。
眺望や、俯瞰というように他の事象を広く見るというような意味合いで取ればよい。

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■[T2-401]? Effective Hyper-V R2 SP1 ? 詳説 Dynamic Memory ?

来年の前半に SP1 が提供開始
Beta から確実に変わる個所が 1 点あるらしい。

Dynamic Memory

いままでは、固定で割り当て
固定な割り当ては無駄ができる。
あいているメモリを集めれば、もっとたくさんの VM が実行できるのでは。

そこで Dynamic Memory

起動時は最小限のメモリで起動して、不足したらメモリを追加、メモリが余ったら回収

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これはメモリのオーバーコミットか ?

おおむね YES ではあるが、
ゲスト OS から実装メモリ量が動的に変化する
ゲスト OS から見える利用可能メモリは実際の物理メモリに対応している

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Dynamic Memory の前に仮想メモリをおさらい

プロセスごとに専用の仮想アドレス空間を割り当てる。
→ 自分専用のメモリ空間が持てる

VMMap (Sysinternal) というツールで仮想メモリを確認

ページとフレームを対応させる
→ ページング機構

ページの共有
→同じフレームを複数のプロセス間で共有

仮想環境は二段階のアドレス変換
→ GVA → GPA → SPA
  SLAT は二段階のアドレス変換のオーバーヘッドを減らす。

Hyper-V はオーバーコミットはバルーニングと Hot-Add メモリ

ページ共有

ラージページは 2MB のページなので共有しづらい (通常のページは 4KB)
ESX はラージページを共有しないでしょうという文書があるらしい

ラージページはこの後 1GB のページも出てくる。

Azure の Computing Serivce でもページ共有は使われていない

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ホスト ページングについて

スワッピングはサービス停止を防ぐための最後の手段
スワッピングは仮想マシンからメモリを回収するための最後の手段

last resort = 最後の手段

RamMap という Sysinternal のツールでメモリを確認。

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オーバーコミットについて

オーバーコミットできると言っても無い袖を振ってはいけない。
物理メモリに収まる範囲で適切に使う。

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Dynamic Memory

Hyper-V Server 2008 R2 SP1 でもつかえる。

ホストとゲストが統合サービスで連携して動作する。

Hot-Add メモリ
→ VM に動的にメモリを追加。
Hyper-V はホストページングをしないから

小さく産んで大きく育てる。
必要に応じてメモリを追加する。

バルーニング
増えたメモリをバルーニングで回収
通常、増設したメモリは抜かないため、Hote-Remove というものはない。

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バッファーとターゲットを指定して、Dynamic Memory を設定

最大 RAM は Hot-Add の上限
ホストの上限値である必要はない

WMI のクラスにプロパティが追加されている。
Reservation プロパティは WMI でしか設定できない。(GUI では設定できない)
安定稼働してきたときに最低限確保しておくメモリ。Startup RAM より小さく設定できる。

pshypervで PowerShell で Hyper-V を操作できる。
SP1 には現在、対応していないので、デモでは SP1 に対応するように修正している。
# pshyperv は codeplex で公開されているものなので

Dynamic Memory 用のパフォーマンスカウンターが追加される。
Balancer : ペアレントパーティションのメモリ バランサー
VM : 仮想マシン毎のメモリ割り当て状況

ペアレントパーティションに残すメモリ

HKLMSOFTWAREMicrosoftWindowsNTCurrentVersionVirtualization
MemReserve (DWORD)? : ゲストに渡さないメモリ量

固定的に必要
ペアレント OS だけが起動した状態で 512 MB の空きメモリ

物理メモリ量に応じて増える
PFN データベース : 物理メモリのページ数×48バイト
非ページプール

仮想マシンの数と大きさによる
仮想マシン 1 台あたり 32 MB
1GB を超える場合 1GB に付き 8MB

Dynamic Memory は常に役に立つ機能
# Live Migration は毎日 使うとは限らない。

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■[TH-502] Windows Azure & クラウド All Wrap-up

Keynote : 現実界としてのクラウドを支える最新テクノロジ
多くの実績
使いやすさ
実装の多様化 (ハイブリッドクラウド)

キーノートの裏話

キーノートの内容とデモ担当者のアサインタイミング

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来年の方向性

製品の基本情報と今年のような内容のどちらが良いか

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Windows Azure スペシャルセッション

クラウドは BuzzWord ではなくなっている。

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今年のセッションは Practice! Practice! Practice!

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Windows Azure Platform のロードマップ

Windows Azure
Admin mode / VM ロール
System Center サポート
VL への組み込み

SQL Azure
バックアップ / れストア
Geo クローン
動的パーティショニング
Reporting / Analytics
Data Sync

Windows Azure Platform AppFabric
セキュアネットワーク
分散インメモリキャッシング
サービスとワークフローの管理と監視

サービスマーケットプレイス (PinPoint)
Dallas

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PDC

10/28-29

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技術者支援

Windows Azure コミュニティ
http://jazug.jp
http://jazug.groups.live.com
Hashtag : #jazug

無償セミナー & ハンズオントレーニング
2010/10 開始予定
http://microsoft.com/japan/windowsazure/events

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個人レベルで技術を変えていける世の中になってきた。

Written by Masayuki.Ozawa

8月 26th, 2010 at 10:51 pm

Posted in セミナー