<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 2
SQL Server の設定になります。
SQL Server の設定は [SQL Server Management Studio Express] で実施します。
[データベースの作成]
Community Server 用のデータベースを作成します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [データベース] を右クリック → [新しいデータベース] をクリックします。
? - [データベース名] を入力し、[OK] をクリックし、新規データベースを作成します。
?
[ログインの作成]
SQL Server では [Windows 認証] を設定していますので、アプリケーションプールのアカウントで
SQL Server に接続ができるように設定します。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- SQL Server にログインします。
- [セキュリティ] → [ログイン] を右クリック → [新しいログイン] をクリックします。
- [Windows 認証] を選択し、[検索] をクリックしてアプリケーションプールに使用しているユーザーを設定します。
既定のデータベースも作成したデータベースに設定しておきます。
? - [ユーザーマッピング] を選択します。
- 作成したデータベースのマップを有効にし、以下のデータベース ロール メンバシップを設定します。
db_datareader db_datawriter db_ddladmin db_securityadmin
[データベース権限の設定]
インストール時にはストアドプロシージャが実行されます。
実行されるストアドプロシージャはこの段階では作成されていません。
現在の設定ではデータベースのデータの読み込み / 書き込み / オブジェクトの作成 / 権限の設定はできますが
ストアドプロシージャの実行権限はありませんので手動で設定する必要があります。
- [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
- [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
- 以下のクエリを実行します。
USE [データベース名]
GO
GRANT EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
GO[実行例]
USE [App]
GO
GRANT EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
GO
これで SQL Server の設定は完了です。
最後に Community Server のインストールです。