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MED-V v2 Beta を検証 [クライアント環境の準備]

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クライアント環境の準備についてまとめていきたいと思います。

 

■ホスト OS の準備

 

まずは、MED-V の環境をパッケージングするためのホスト OS を準備します。
今回は Hyper-V 上に Windows 7 Enterprise Edition x86 の環境を構築しています。

Hyper-V 上の Windows 7 でも XP Mode でアプリケーションを実行することが可能です。
検証のために物理環境を用意しなくても MED-V v2 を検証することが可能です。
# CPU によってはうまく実行できないこともあるようですが。
また、私の検証環境ではWindows 7 x64 を使用して実行することができなかったので x86 を使用しています。

 

最初の手順としては Windows Virtual PC の環境を準備することころから始めます。
ヘルプの [Configure Installation Prerequisites] を参照しながらホスト OS を準備します。

■Windows Virtual PC 環境の準備

  1. 以下の URL から Windows Virtual PC をダウンロードします。
    Windows XP Mode および Windows Virtual PC
  2. 今回は Hyper-V 上のゲスト OS で MED-V を実行するので、CPU の仮想化機能を使用しなくても Windows Virtual PC を実行できるようにするための修正プログラムを適用します。
    Windows 7 用の更新プログラム (KB977206)
    Windows 7 for x64-based Systems 用の更新プログラム (KB977206)

以上で、Windows VIrtual PC 環境の準備は完了です。
これで Hyper-V 上のゲスト OS で Windows Virtual PC を実行することが可能になります。

MED-V v2 のホスト OS の要件として、.NET Framework 3.5 SP1 が必要となるのですが、Windows 7 では標準で .NET Framework 3.5 SP1 がインストール済みなのでインストールは不要です。

ウイルススキャンソフトをインストールしている場合は、以下の拡張子をスキャンの除外に設定しておきます。

  • *.VMC
  • *.VUD
  • *.VSV
  • *.VHD

 

■ゲスト OS の準備

 

ホスト OS の準備が完了したらゲスト OS の準備を行います。

今回はゲスト OS として、Windows XP Professional SP3 x86 を準備しました。
まずは、ゲスト OS 上で仮想アプリケーション機能 (XP Mode) が使用できる環境を構築します。
ヘルプの [Creating a Windows Virtual PC Image for MED-V] を参照しながらゲスト OS を準備します。

 

■アプリケーションリダイレクト環境の構築

  1. ゲスト OS に Windows Virtual PC の統合コンポーネントをインストールします。
    image
  2. 仮想アプリケーショ機能を使用可能にするための修正プログラムをインストールします。
    RemoteApp? を有効にするための WindowsR XP SP3 用の更新プログラム
    image
  3. Windows Virtual PC の統合機能を有効にします。
    image
  4. KB319440 の対応を実施します。
    Windows でポリシー ファイルに対する OpLock が許可されていない場合に低速な接続でログオンに遅延が発生する
    具体的には以下のレジストリの変更を行います。
    image
    Registry subkey: HKEY_LOCAL_MACHINESOFTWAREMicrosoftWindows NTCurrentVersionWinlogon
    Entry: BufferPolicyReads
    Type: DWORD
    Value: 1
  5. 以下の修正プログラムをインストールしたほうが良いらしいのですが、この投稿を書いている段階ではダウンロードができなかったため、今回はインストールをしませんでした。
    Windows XP を実行して、ターミナル サービス セッションからはリモート コンピューター上のリダイレクトされたドライブを開こうとするとパフォーマンスの低下

 

以上で仮想アプリケーションの実行環境の構築は終了です。
今回は、[C:Documents and SettingsAll Usersスタート メニュー] に、IE とコマンドプロンプトを配置して、Windows 7 上から実行できるようにしてあります。

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また、資格情報も保存して次回起動時以降に資格情報の入力が求められないようにしておくと便利だと思います。
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■.NET Framework 3.5 SP1 のインストール

ME
D-V を使用するためには、.NET Framework 3.5 SP1 をインストールしておく必要があります。
.NET Framework 3.5 SP1 をインストールしていないと MED-V Guest Agent をインストールした際に以下のエラーが発生してしまいます。
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[MED-V Guest Agent setup wizard ended prematurely.] と表示されますが、これは .NET Framework 3.5 SP1 がインストールされていないので、Guest Agent をインストールするための前提が満たされていないためエラーが発生しています。

  1. .NET Framework 3.5 SP1 をインストールします。
    Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
    image
  2. .NET Framewor 3.5 SP1 日本語 Language Pack をインストールします。
    Microsoft .NET Framework 3.5 SP1 日本語 Language Pack
    image

 

 

■MED-V Guest Agent のインストール

.NET Framework 3.5 SP1 のインストールが終了したら MED-V の Guest Agent をインストールします。

  1. MED-V_Agent.msi を実行します。
  2. [Next] をクリックします。
    image
  3. [I accept the terms in the License Agreement.] を有効にして、[Next] をクリックします。
    image
  4. Windows Update の設定をして、[Next] をクリックします。
    今回は、[Use Microsoft Update when I Check for updates] を選択しています。
    image
  5. [Next] をクリックします。
    image
  6. [Install] をクリックして、MED-V Guest Agent をインストールします。
    image
    image
  7. [Finish] をクリックしてインストールを完了させます。
    image

MED-V Guest Agent ですが、インストールをすると以下の 2 種類のサービスがインストールされます。

  1. MED-V Guest Service
    image
  2. MED-V Network Settings Service
    image

また、スタートアップに [MedvGuest.exe] が実行されるように設定されます。
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■セットアップマネージャー

MED-V v2 はMED-V Console でパッケージ化をして各クライアントに展開をするのですが、パッケージ化をする際にゲスト OS に [sysprep.inf] が配置されている必要があります。

sysprep.inf を作成するための方法として、ゲスト OS の SP のバージョンに合わせた、セットアップマネージャーを使用して作成する方法があります。

展開前に sysprep を実行する場合にも必要となるモジュールを SP3 から一通り展開します。

  1. Windows XP SP3 をダウンロードします。
    Hyper-V 上のゲスト OS 上に Windows XP を展開しているので ISO をダウンロードしてマウントするのが楽だと思います。
    Windows XP Service Pack 3 – ISO-9660 CD イメージ ファイル
    IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ
  2. SP3 のインストールメディアから [SUPPORTTOOLSDEPLOY.CAB] を [C:Sysprep] フォルダに展開します。 
    展開するファイルは、[Setupmgr.exe] [Sysprep.exe] [Setupcl.exe] の 3 種類になります。
    他のファイルは今回は使用しません。
     image

 

■IE7/8 ブロックツールのインストール

これは必須ではないのですが、ゲスト OS も最新の状態を保つため定期的に Windows Update の実行を検討する必要があります。

MED-V の展開を検討する場合、IE 6 を使用したいというケースがあると思います。
必要に応じて IE 7/8 がインストールされないようにブロックツールをインストールしておくと良いかもしれません。

自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit)
Internet Explorer 8 自動配布の無効化ツールキット (Blocker Toolkit)

IE 7/8 のブロックツールは各バージョン用別々に用意されています。

IE 8 のブロックツールをインストールしても IE 7 はブロックされないので、IE 7/8 をブロックする場合は両バージョンのブロックツールをインストールしておきます。

 

以上でクライアント環境の準備は完了です。
次の投稿では MED-V 展開用のパッケージ作成についてまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 17th, 2010 at 1:41 am

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MED-V v2 Beta を検証 [MED-V v2 の構成について]

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先日 MED-V v2 の Beta 版の提供が開始されました。
MicrosoftR Enterprise Desktop Virtualization
# MED-V の Connect のダウンロードから入手することができます。

 

■MED-V のファイルの構成

 

MED-V v1 の時は、以下のファイルで MED-V は構成されていました。

  • MED-V_1.0.72.msi
  • MED-V_Server_x64_1.0.72.msi
  • MED-V_Server_x86_1.0.72.msi
  • MED-V_Workspace_1.0.72.msi

 

MED-V v2 は以下のファイルで構成されています。

  • MED-V_Agent.msi
  • MED-V_Client_x64.msi
  • MED-V_Client_x86.msi
  • MED-V_Console_x64.msi
  • MED-V_Console_x86.msi

 

■MED-V v2 の基本構成

 

MED-V v1 と v2 は MED-V という名前を冠していますが仕組みが大きく異なっています。

MED-V v1 は、

  1. Virtual PC 2007 をベースとしている
  2. MED-V Server を使用して環境を配信することができる。

という構成になっていました。

 

■MED-V v1 の基本構成

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MED-V v2 は、

  1. Winodws Virtual PC をベースとしている
  2. MED-V 自身に環境を配信するための機能を持っていない

という構成になっています。

■MED-V v2 の基本構成

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MED-V Server の役割がなくなったため、MED-V 自身にはイメージの配信機能はありません。
イメージを配信するためにはパッケージ化した際に作成されるセットアップを SCCM 2007 のような ESD (Electronic Software Distribution : 電子ソフトウェア配布) を使用する必要があります。

 

■MED-V のサポート OS

 

サポートしているゲスト OS も大きく変わっています。

MED-V v1 ではホスト OS は

  • Windows 7
  • Windows XP SP2/3
  • Vista SP1 以降

ゲスト OS は

  • Windows XP SP2/SP3 Pro
  • Windows 2000 SP4

に対応していましたが、MED-v v2 ではホスト OS は

  • Windows 7

ゲスト OS は、

  • Windows XP SP3

となっています。
# Windows 7 上で Windows XP SP3 のアプリケーションを動作させるための専用構成となります。

また、MED-V v2 ではホスト、ゲスト共に [.NET Framework 3.5 SP1] が必要となります。
# .NET Framework 3.5 SP1 がゲスト OS に入っていないと MED-V のエージェントをインストールすることができません。

MED-V v1 はワークグループ環境でも実行することができましたが、MED-V v2 は Active Directory 環境が必須です。
ドメインユーザーでないと MED-V のクライアントからセットアップされたイメージを実行することができないようになっています。
# ドメインユーザーでログインしていないと MED-V クライアントの実行時にメッセージが表示され環境を起動することができません。

具体的なインストール方法については、次以降の投稿でまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 16th, 2010 at 9:47 pm

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Edge On TMG を Exchange 2010 SP1 で構築

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Edge on TMG (TMG と Exchange エッジ トランスポートの共存環境) を Exchange 2010 SP1 で構築するための方法をまとめてみたいと思います。

今回は以前構築した Exchange 2010 RU4 + TMG 2010 SP1 の環境を使用しいます。

 

■エッジ トランスポートに Exchange Server 2010 SP1 を適用

まずは、Exchange Server 2010 SP1 を適用してます。

  1. Exchange Server 2010 SP1 を実行します。
    image
  2. [アップグレード用 Exchange 言語オプションの選択] をクリックして、言語オプションを選択します。
    image
    言語オプションの選択ですが、[DVD に含まれる言語のみをアップグレードする] を選択してアップグレードをしようとすると以下のメッセージが表示され、失敗となります。

    言語パックは、現在のサーバーにインストールされており、Exchange バイナリでアップグレードする必要があります。
    アップグレード操作で言語バンドルを指定してください。
    ヘルプを参照するにはここをクリックしてください…
    http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/ms.exch.err.default(EXCHG.141).aspx?v=14.1.218.11&e=ms.exch.err.Ex28883C&l=0&cl=cp

    アップグレードの場合、[DVD に含まれる~] は使えないようですので以下のURL から言語パックバンドルをダウンロードして、[言語バンドルからすべての言語をアップグレードする] を使用して、言語オプションを指定するようにします。
    Microsoft Exchange Server 2010 SP1 言語パック バンドル

    imageimage

  3. 言語オプションの選択が終了したら、[Microsoft Exchange Server アップグレードのインストール] をクリックします。
    image
  4. [次へ] をクリックします。
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  5. [使用許諾契約書に同意します。] を選択して、[次へ] をクリックします。
    image
  6. 前提条件のチェックが実行されます。
    エッジ トランスポートと TMG が共存している場合、以下のエラーが発生します。

    ‘IsaManagedCtrl’ () プロセス (ID: 3256) で開かれているファイルがあるため、アップグレードを続行できません。
    プロセスを閉じてセットアップを再起動してください。
    ヘルプを参照するにはここをクリックしてください…
    http://technet.microsoft.com/ja-JP/library/ms.exch.err.default(EXCHG.141).aspx?v=14.1.218.11&e=ms.exch.err.Ex28883C&l=0&cl=cp

    [IsaManagedCtrl] ですが、[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスになります。
    インストール時にはこのサービスを停止した状態にしておきます。
    image

    サービスが停止した状態であれば、前提条件のチェックはすべて完了します。
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  7. [アップグレード] をクリックしてアップグレードを実行します。
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  8. アップグレードが完了したら、[終了] をクリックします。image
  9. 再起動後に、[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスを開始しようとしたところ以下のエラーが発生してしまい、サービスを起動することができませんでした…。
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    サーバーを再起動しても状況は変わらず、TMG 2010 の管理コンソールを確認すると、[電子メール ポリシー] でエラーが発生してしまっています。
    image

 

TMG 2010 SP1 ですが、Exchange 2010 SP1 には対応していないバージョンとなっています。
Exchange 2010 SP1 に対応させるためには TMG 2010 SP1 RU1 を適用する必要があります。

Forefront TMG 2010 Service Pack 1 用のソフトウェア更新プログラム 1

■TMG 2010 SP1 RU1 の適用

TMG 2010 SP1 RU1 をダウンロードして適用し、Exchange 2010 SP1 に対応させてみたいと思います。

  1. TMG 2010 SP1 RU1 を実行してインストーラーを起動します。
  2. [次へ] をクリックします。
    image
  3. [使用許諾契約書に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
    image
  4. [次へ] をクリックします。
    # 今回は TMG の管理者としてログオンしているので、ログオンユーザーで接続が可能です。
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  5. [インストール] をクリックして、SP1 RU1 を適用します。
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  6. [完了] をクリックします。
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  7. [はい] をクリックしてサーバーを再起動します。
    image

以上で SP1 RU1 の適用は完了です。

 

[Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスも起動して、[電子メール ポリシー] のエラーも出力されなくなっています。
# [Microsoft Forefront TMG Managed Control] サービスは手動起動しないとちょっと調子悪かったりしましたが…。
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Exchange 2010 の現時点の最新版は Exchange 2010 SP1 RU1 ですが、このバージョンでも [電子メール ポリシー] は起動しました。
Exchange Server 2010 Service Pack 1 用の更新プログラムのロールアップ 1 (KB2407028)

 

Edge on TMG を Exchange 2010 SP1 で構築する場合、TMG を SP1 RU1 にしないと正常に機能が起動しないので注意する必要がありそうです。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 12th, 2010 at 10:25 pm

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SQL Server 2008 SP1 CU8 スリップストリーム インストール時の注意点

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SQL Server 2008 はスリップストリームインストールで Service Pack と Cumulative Update を同時にインストールすることが可能です。

ただし、SP1 最新のSQL Server 2008 SP1 CU8 をスリップストリームインストールしようとすると以下のエラーが発生します。
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この情報については、以下の技術情報に記載されています。
SQL Server 2008 のインストールを更新またはスリップストリームする方法

この技術情報の中に、[必要な属性 ‘Path’ が見つかりません。] のエラーが表示された場合の対処方法が記載されています。
# このエラーの発生は、[累積的な更新プログラム パッケージ 8 以降] となっていますが、これは SP1 RU8 以降が対象となります。

回避方法としては以下の方法が記載されています。

方法 1
累積的な更新プログラム パッケージを抽出した場所

CU8<CPU>setupsqlsupport.msi

から、特定のアーキテクチャに対する SQL サポート .msi ファイルを手動でインストールします。
方法 2
ローカル フォルダーからセットアップを開始する前に、オプション 2 の手順 4. で示されているファイルに加えて、次の手順で示されているファイルをコピーする必要があります。ファイルをコピーするには、以下の手順を実行します。

  1. Microsoft.SQL.Chainer.Package.dll ファイルを、RTM フォルダーから、<メディア><アーキテクチャ フォルダー> フォルダーのローカル コピーにコピーします。
  2. Sqlsupport.msi ファイルをコピーします。次の最初の場所から、2 番目の場所のローカル コピーに、ファイルをコピーします。

    C:<kb_number_of_hotfix package><アーキテクチャ>setupSqlsupport.msi

    <メディア><アーキテクチャ フォルダー>setup

簡単に書いてしまうと CU8 のインストーラーに同梱されているサポートツールをインストールしてから、スリップストリームインストールを実行するということが書かれています。

サポートツールは [Setup] ディレクトリ内に各言語別に用意されているのですが、CU8 のインストーラーには 1041 (日本語) のセットアップツールが含まれていません…。
# 1031 は英語用のディレクトリになります。
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英語用のディレクトリ内にある、[sqlsupport.msi] をインストールすれば、SP1 CU8 をスリップストリームインストールできるようになるのですが、セットアップが英語になってしまいます…。
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英語のサポートツールをインストールしても、インストールされる SQL Server の LCID は [1041] で、[SqlCharSetName] は [cp932] となっているのですが。

 

日本語のセットアップツールを使ってスリップストリームインストールしたい場合は、現状は SP2 のサポートツールをインストールしてからスリップストリームインストールすることでエラーが発生しなくなります。

まずは、SP2 のインストールモジュールを展開します。
展開に使用するコマンドは以下のような形式になります。

c:tempSP2SQLServer2008SP2-KB2285068-x64-JPN.exe /extract:c:SP2

展開が終わったら、 [x64setup1041sqlsupport.msi] を実行して SP2 のサポートツールをインストールします。
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サポートツールのインストールが終了したら通常のスリップストリームインストールの方法と同じ形式でコマンドを実行してインストールを行います。

setup.exe /PCUSource="C:SP1" /CUSource="C:SP1CU8"

SP2 のサポートツールであれば、SP1 CU8 をスリップストリームインストールすることが可能です。
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SP2 は最近リリースされたものなので、この方法も最近になって使えるようになったものですが…。
SP2 がリリースされている状態で SP1 CU8 を新規にインストールする機会は少ないかもしれませんがメモとして。

2010/10/3 追記

CU には以前から英語のセットアップサポートツールしか含まれていないですね。
全言語用のサポートツール入れていたらかなりのサイズになってしまうので、現在のモジュール構成は納得。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 3rd, 2010 at 8:13 pm

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Exchange 2010 と TMG 2010 の共存環境の構築

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Exchange Server 2010 のエッジ トランスポートサーバーと Threat Management Gateway (TMG) 2010 は共存することが可能になっています。

TMG 2010 では [電子メール ポリシー] という設定があります。

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上記のダイアログにも表示されているようにこの機能を使用するためには Forefront Protection 2010 for Exchange (FPE) と Exchange のエッジ トランスポートサーバーをインストールしている必要があります。

この構成は以下の 3 種類のソフトで構成されます。

  1. Exchange Server 2010 エッジ トランスポート
  2. Forefront Protection 2010 for Exchange Server
  3. Forefront Threat Management Gateway 2010

 

自宅の検証環境にも TMG とエッジ トランスポートは構築されているのですが、常時起動しているサーバーで起動するにはリソースが足りていないので、複数の物理サーバーで実行しています。

検証環境のサーバー増強で一台でTMG とエッジを実行できる環境を構築できそうなので、この環境の構築方法をまとめてみたいと思います。
# メモリが 2GB はないと検証環境として動かすのも少し厳しいかと。 AD LDS が 2 インスタンス、SQL Server Express、TMG、Exchange 2010 が動作しますので。

 

FPE に関してはオプションではなく必須コンポーネントとなっています。
エッジ トランスポート + TMG の構成で電子メール アドレスポリシーを設定しようとしても以下のエラーとなり、電子メール ポリシーが動作しません。

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■Exchange 2010 エッジ トランスポートのインストール

まずは、エッジ トランスポートをインストールします。
Exchange 2010 の現時点の最新版は、[Exchange Server 2010 SP1] となっています。

最近、[TMG 2010 SP1 Software Update 1] の提供が開始されました。
Software Update 1 for Microsoft Forefront Threat Management Gateway (TMG) 2010 Service Pack 1

こちらの Overview に以下の記載があります。

  • Support for Exchange 2010 SP1

あまり意識していなかったのですが、 Update 1 から Exchange 2010 SP1 をサポートとなっています。
Update 1 に関しては、現時点では日本語版の提供がされていません。

そのためエッジ トランスポートに関しては Exchange 2010 RU4 で構築をしています。

エッジ トランスポートのインストールに関しては通常のインストールと変わりませんのでインストール手順の概要のみ記載しておきます。

  1. システムのプロパティを開き、[このコンピューターのプライマリ DNS サフィックス] を設定します。
    image
  2. コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行して必要となる機能をインストールして、再起動します。

    ServerManagerCmd ?ip D:ScriptsExchange-Edge.xml
  3. Exchange 2010 のセットアップを起動してエッジ トランスポートの役割をインストールします。
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  4. Exchange 2010 RU4 をインストールします。
    Exchange Server 2010 用の更新プログラムのロールアップ 4 (KB982639)
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■Forefront Protection 2010 for Exchange のインストール

 

次に FPE をインストールします。
Exchange 2010 のインストーラーを起動すると FPE 2010 のインストールというメニューがあります。
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これをクリックすると、Download Center の FPE のダウンロードサイトが開きます。
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TMG のインストーラーにも FPE のインストールメニューがあります。
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こちらをクリックすると、FPE のインストールが開始されます。
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TMG のインストーラーには FPE のインストールモジュールが含まれていますので、FPE をインストールする場合にはこちらを使った方が楽かと。

FPE のインストールも通常のインストールと同じですので概要を。

  1. FPE のインストールを実行します。
    image
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■Threat Management Gateway 2010 のインストール

 

最後に TMG をインストールします。

こちらもインストールの概要を。

  1. [準備ツールの実行] をクリックして、TMG に必要な役割/機能をインストールします。
    image
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    今回はアレイ構成ではないので、[Forefront TMG のサービスと管理] を選択しています。
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  2. TMG のインストールを開始します。
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  3. TMG 2010 SP1 をインストールします。
    Microsoft Forefront Threat Management Gateway (TMG) 2010 Service Pack 1
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以上で、Exchange 2010 のエッジトランスポートと TMG の共存環境の構築は完了です。

インストールですが、

  1. Forefront Threat Management Gateway 2010
  2. Exchange Server 2010 エッジ トランスポート
  3. Forefront Protection 2010 for Exchange Server

の順番でも構築することは可能です。

FPE は、Exchange を保護するものになりますので、エッジ トランスポート導入後にインストールする必要がありますが。
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通常であればエッジトランスポートの受信/送信コネクタは [Exchange Management Console] から作成することになりますが共存環境で電子メール ポリシーを有効にすると、TMG の管理コンソールで設定をすることになるようです。

電子メールのゲートウェイとして使用できるようにするための設定は別の投稿でまとめたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 3rd, 2010 at 1:24 pm

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SQL Server 2008 R2 のデータベースエンジンをコマンドでインストール

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ちょっと検証で、SQL Server 2008 R2 の環境を作ったり壊したりしていました。

GUI からセットアップするのもちょっと面倒なので、コマンドでインストールするためのコマンドラインを。

 

■SQL Server 2008 R2 をコマンドでインストール

SQL Server 2008 R2 をコマンドでインストールするためにはコマンドプロンプトから [Setup.exe] を実行します。
インストールのオプションに関しては、[Setup.exe /?] か Books Online で [コマンド プロンプトから SQL Server 2008 R2 をインストールする方法] を検索すると調べることが可能です。

コマンドプロンプトからのインストールはシステム データベースの再構築でも使うのですが、普段はそれほど実行する機会はないですよね…。

以下のコマンドで、SQL Server のデータベースエンジン部をインストールすることが可能です。
# WordPress だと改行が微妙なので、オプション単位で改行していますが一行で。

setup.exe 
/QS
/IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS
/INSTANCENAME=SQL2008R2
/ACTION=INSTALL
/FEATURES=SQL
/SQLSVCACCOUNT="SYSTEM"
/SQLSYSADMINACCOUNTS="Administrators"
/AGTSVCACCOUNT="SYSTEM"
/SQLCOLLATION="Japanese_XJIS_100_CI_AS"
/SQLUSERDBDIR="F:Data"
/SQLUSERDBLOGDIR="G:Log"
/SQLTEMPDBDIR="E:Data"
/SQLTEMPDBLOGDIR="E:Log"
/AGTSVCSTARTUPTYPE="Automatic"

 

SQL Server のインストールは構成ファイルでも実行することができるので、以下のような構成ファイルからも実行できます。

[SQLSERVER2008]
IACCEPTSQLSERVERLICENSETERMS=TRUE
INSTANCENAME=SQL2008R2
ACTION=INSTALL
FEATURES=SQL
SQLSVCACCOUNT="SYSTEM"
SQLSYSADMINACCOUNTS="Administrators"
AGTSVCACCOUNT="SYSTEM"
SQLCOLLATION="Japanese_XJIS_100_CI_AS"
SQLUSERDBDIR="F:Data"
SQLUSERDBLOGDIR="G:Log"
SQLTEMPDBDIR="E:Data"
SQLTEMPDBLOGDIR="E:Log"
AGTSVCSTARTUPTYPE="Automatic"

 

この構成ファイルを使うようにセットアップを実行すると、インストールを自動化することができます。
構成ファイルを使う場合、セットアップは以下の形式で実行します。

setup.exe /QS /ConfigurationFile="H:InstallConfigConfig.ini"

 

構成ファイルに関しては GUI のインストールでも使用できます。
セットアップの [詳細設定][構成ファイルに基づくインストール] をクリックして構成ファイルを選択することで使用可能です。
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ただし、GUI から構成ファイルを使用したセットアップでは自動化されません。
構成ファイルに設定した内容がデフォルトで選択された状態になってインストールをすることができます。
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検証で環境を作り直したりする場合は、コマンドで実行するのが楽でよいですね。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 2nd, 2010 at 7:30 pm

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ログオンキャッシュの保存先について

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ドメイン環境の Windows にはログオンキャッシュがあり、設定に関してはグループポリシーで設定することが可能になっています。
デフォルトの状態では、[ローカル セキュリティ ポリシー] で 10 ログオン分保存されるようになっています。
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このログオンキャッシュがどこに保存されているんだろうと思って少し調べてみました。

■ログオンキャッシュの保存先を検証

ログオンキャッシュですが、[LSA : ローカル セキュリティ 機関] に保存されているようです。

Windows のレジストリの、[HKLMSECURITY] ですが、デフォルトの状態では Administrators グループのユーザーでもレジストリを展開できないようになっています。
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これは、[SECURITY] のキーのアクセス許可で [Administrators グループ] には読み取りの権限がついていないため、このような表示となっています。
# デフォルトでは、SYSTEM にフルコントロール、Administrators グループは特殊なアクセス許可となっています。
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[読み取り] または、[フル コントロール] のアクセス許可を明示的に設定することで、レジストリにアクセスすることが可能です。
# 試すときは自己責任でお願いいたします。

SECURITY キーが展開になると、[Cache] というキーが確認できます。
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上の画像では、[NL$3] に値が設定されていることが確認できます。 
# ちょっと強引に値を消したりした環境なので、[NL$1] から始まって居ません…。

ここで、ネットワークに接続されていない状態にして、
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一度ログオフして、ドメインユーザーでログオンしてみます。
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ネットワークに接続されていない状態ですが、ログオンキャッシュを使ってログオンが可能な状態となっています。

こちらのブログで書かれている、[whoami /fqdn] でログオンキャッシュが使われているかを確認してみます。
# いつも参考にさせていただいている、Always on the clock というブログになります。

参考)
キャッシュされたログオン

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ネットワークに接続していないため、ログオンキャッシュが使われエラーとなっていることが確認できます。

このことから現在は、ログオン情報がキャッシュとして残っていることが確認できました。

それでは、先ほどの [NL$3] の情報を [0 でクリア] してみたいと思います。
# 初期の状態と合わせ、一度内容を消して [00A7] まで 0 クリアしています。

[クリア前]
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[クリア後]
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0 クリアしたら再度ログオフ→ログオンをしてみます。
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ログオンすることができなくなっていることが確認できます。

ログオンキャッシュについては [HKLMSECURITYCache] に保存されているみたいですね。

ちょっと気になったので簡単ではありますが調べてみました。
# 通常、手動でアクセスする必要のない [SECURITY] キーにアクセスをしていますので本内容を自分でも試してみようと思われた方は自己責任でお願いいたします。

Written by Masayuki.Ozawa

10月 1st, 2010 at 1:02 am

Windows Live Spaces のブログから移行しました

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Windows Live Spaces のブログ終了に伴い、移行機能を使って WordPress に投稿を移行しました。
移行に伴い URL が変更されています。
[旧 URL]
http://engineer-memo.spaces.live.com/

[新 URL]
http://blog.engineer-memo.com
一部のコンテンツでレイアウトの乱れや画像が不鮮明になってしまっていますがご容赦ください。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 30th, 2010 at 8:35 pm

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Windows Storage Server 2008 R2 をインストール

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気づいたら Winodws Storage Server 2008 R2 が TechNet / MSDN サブスクリプションでダウンロード できるようになっていました。?
image?
ということで、インストールの方法などを軽くまとめてみたいと思います。?

■ダウンロードできるメディア

??
Windows Storage Server 2008 R2 ですが、Windos Storage Server 2008 (無印) とは異なり、ダウンロードできるメディアから OS を含めてインストールすることはできません。?
ダウンロードできる ISO ですが、中には EXE ファイルが一種類入っています。
image?
この EXE ファイルを実行するとパッケージの解凍が実行されます。?
imageimage?
このパッケージの中には 2 種類の ISO ファイルが含まれています。?

  • iSCSI_Software_Target_33.iso
  • Windows_Storage_Server_2008_R2.iso

[Windows_Storage_Server_2008_R2.iso] が Storage Server 2008 R2 のインストールメディアのように見えるのですが、この中には Storage Server 2008 R2 で必要となるコンポーネントのみが含まれています。
# iSCSI_Software_Target_33.iso には iSCSI Target と iSCSI クライアントが含まれています。
image?

■Storage Server のエディションについて

[Windows_Storage_Server_2008_R2.iso] の [Documentation] ディレクトリに各種ドキュメントが含まれているのですが、 [Windows_Storage_Server_2008R2_OEM_Guide.doc] というドキュメントに以下のような記載があります。

Step 1: Install Windows Server 2008 R2 on the reference computer
(use Windows Server 2008 R2 Standard as the basis for the Workgroup and Standard editions of Windows Storage Server 2008 R2, and use Windows Server 2008 R2 Enterprise as the basis for Windows Storage Server 2008 R2 Enterprise)

Windows Storage Server 2008 R2 は単体の OS として提供されているのではなく、Windows Server 2008 R2 Standard または、Enterprise Edition に Storage Server 用のモジュールをインストールすることで使用できるようになります。?
Windows Server 2008 R2 ですが、[Datacenter Edition は対象外] となっているようで、Storage Server 2008 R2 のモジュールをインストールすることができませんでした。?
Windows Server 2008 R2 と Windows Storage Server 2008 R2 の対応は以下のようになります。

Windows Server 2008 R2 Standard Windows Storage Server 2008 R2 Workgroup
Windows Server 2008 R2 Standard Windows Storage Server 2008 R2 Standard
Windows Server 2008 R2 Enterprise Windows Storage Server 2008 R2 Enterprise

Windows Server 2008 R2 Standard は Workgroup/Standard Edition を使用することができますが、Enterprise Edition の場合は、Storage Server も Enterprise Edition となります。?
使用できない Storage Server のエディションをインストールしようとすると以下のようなエラーとなります。
下の画像は Windows Server 2008 R2 Standard に Windows Storage Server 2008 R2 Enterprise のモジュールをインストールしようとした場合に表示されるメッセージです。?
image?
対応していないエディションの Storage Server をインストールしようとするとこのメッセージが表示されます。
Windows Server 2008 R2 Datacenter Edition に関してはどの Storage Server のエディションのモジュールをインストール賞としてもこちらのメッセージが表示されてしまいインストールすることができません。?
また、プロダクトキーですが、Windows Server 2008 R2 に対してモジュールインストールという形で実施するため、Storage Server としてのプロダクトキーは用意されていないようです。?

■Windows Storage Server 2008 R2 のインストール

それでは実際に、Windows Storage Server 2008 R2 のインストールをしてみたいと思います。?
インストールは単純で、[Windows_Storage_Server_2008_R2.iso] の [Windows Storage Server 2008 R2] ディレクトリにある、以下のモジュールのいずれかをインストールするだけで完了します。?

  • Windows6.1-KB982048-x64-WorkgroupBranding.MSU
  • Windows6.1-KB982049-x64-StandardBranding.MSU
  • Windows6.1-KB982050-x64-EnterpriseBranding.MSU

image?
今回は、Windows Server 2008 R2 Standard Edition に Windows Storage Server 2008 R2 Standard Edition をインストールしてみたいと思います。?
インストールする前の Winver の情報がこちらになります。
image?

  1. [Windows6.1-KB982049-x64-StandardBranding.msu] を実行します。
  2. [はい] をクリックし、インストールを開始します。
    image
    image
  3. [閉じる] をクリックします。
    image

インストールはこれで完了です。?
インストール完了後 winver を実行してみると OS が Storage Server に変わっていることが確認できます。
image?
ログイン画面も Storage Server に変わっています。
image?
せっかくなので Workgroup と Enterprise のスクリーンショットも。
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image?
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image?

■Storage Server 2008 R2 に含まれるその他のモジュール

[Windows Storage Server 2008 R2]? ディレクトリには、他にも以下のモジュールが含まれています。?

  • Windows6.1-KB976833-x64-SIS.msu
  • Windows6.1-KB976835-x64-WebRDP.msu
  • Windows6.1-KB976836-x64-OOBE.msu

これらのモジュールに関しては、[Documentation] ディレクトリの [Windows_Storage_Server_2008R2_OEM_Guide.doc] に記載があります。

Windows6.1-KB976833-x64-SIS.msu This package provides support for Single Instance Storage (SIS).
Windows6.1-KB976835-x64-WebRDP.msu This package provides Remote Desktop support.
Windows6.1-KB976836-x64-OOBE.msu This package provides support for a storage-specific ICT window that you can customize.

それぞれのモジュールを実行すると Windows Update スタンドアロンインストーラーが起動するので、次へを押していくとインストールが完了するのですが、[Windows6.1-KB976836-x64-OOBE.msu] だけ、注意が必要となります。
このモジュールをインストール後にログインすると以下のエラーが発生することがあります。image?
このエラーですが、[.NET Framewor 3.5 SP1] がインストールされておらず、初期構成の画面が表示できないために発生しているようです。?
参考)
Windows Storage Server 2008 R2 RC0?
.NET Framework 3.5 SP1 のインストール後にログインしなおしてみるとエラーは発生しなくなります。
image?
この画面を表示するのに .NET Framework 3.5 SP1 が必要になるようです。
# WPF あたりを使っているのですかね。
image?
手動で初期構タスクを実行したいときは[C:WindowsSystem32nasoobenasoobe.exe] を実行すると再度表示させることが可能です。?

■言語パックの適用

Windows Storage Server 2008 R2 ですが多言語対応となっているので、ISO の [Language Packs] ディレクトリには言語パックが含まれています。
image?
言語パックに関しては通常の多言語対応と同じで、[コントロール パネル] の [時計、言語、および地域] の [表示言語のインストールまたはアンインストール] からインストールすることが可能です。
image?
ディレクトリ内の cab を選択して言語を追加します。
image?
言語パックのインストールに関しては、Windows Server 2008 R2 の段階、Windows Storage Server 2008 R2 に変更後のどちらのタイミングでもインストールすることが可能です。?

■修正プログラムの適用

Windows Storage Server 2008 R2 の ISO には、[OS Updates] というディレクトリがあり、その中に修正プログラムが格納されています。
image?
Windows Update で適用されるものもあるようですが、取捨選択するのは大変だと思いますので、以下のコマンドで一括でインストールすることが可能です。
# Windows Update でネットワークからダウンロードするのも時間がかかると思いますので、メディアのアップデートを適用してから Windows Update をした方が良さそうですね。?

forfiles /P &quot;D:OS Updates&quot; /C &quot;cmd /c @path /quiet /norestart&quot;

Windows Storage Server 2008 R2 のインストールに関してはこれで完了です。?
iSCSI Target に関しては別の投稿でまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 29th, 2010 at 11:44 pm

Hyper-V 2.0 のスナップショットを一から勉強

2 comments

今日は Hyper-V 2.0 のスナップショットを改めて一から勉強していきたいと思います。

■Hyper-V のゲスト OS の基本的な構成

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まずは、Hyper-V のゲスト OS の基本的な構成のおさらいを。
Hyper-V のゲスト OS を作成すると以下のファイルが作成されます。

拡張子 内容
VHD ゲスト OS で使用している仮想ハードディスクファイル
XML 構ゲスト OS の構成が記載されている構成ファイル
BIN ゲスト OS の保存時に使用される、メモリ情報を保存するファイル
ゲスト OS に割り当てられているメモリと同一量のファイルが作成される
VSV ゲスト OS の保存時に使用される、CPU のプロセス状態を保存するファイル

※ 起動時にファイルが作成されます。
ファイルの構成は以下のようになります。
# SCVMM 2008 R2 で作成した時の状態です。
?image

■スナップショットを取得

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それではスナップショットを取得してみます。
スナップショットを取得すると、スナップショットツリーが作成されます。
image
スナップショットを取得するとファイルの構成は以下のようになります。
image
スナップショットは [差分 HD] が使用されますので、スナップショットを取得したタイミングで [AVHD ファイル] が作成されます。
現在の状態は、作成された AVHD ファイルが使用されるようにゲスト OS が構成されることになります。
# スナップショット 1 はルートのスナップショットツリーになりますので、スナップショット 1 で設定されている、仮想ハードディスクは 差分ではなく、オリジナルの VHD ファイルが設定された状態になっています。
また、[Shanshots] ディレクトリが作成され、その中に構成ファイル等が作成されます。
この時に BIN と VSV も Snapshots ディレクトリに作成されるのですが、このファイルがスナップショット取得時のメモリと CPU の内容になります。
もう一度スナップショットを取得すると以下の構成になります。
新規に取得したスナップショットが以下の図で [スナップショット 2] として記載しているものになります。
仮想ハードディスクに関しては新規に AVHD が作成され、新規に作成された AVHD が現在の状態で使用されます。
それまで使用していた AVHD が取得したスナップショットで設定されている、仮想ハードディスクになります。
スナップショットが取得されるまでに使用されていた差分の仮想ハードディスクと、CPU / メモリの状態を復元することで、スナップショット取得時点の状態が復元されることになります。
image
スナップショットツリーの状態はこのようになります。
image
このファイル構成は以下のようなスナップショットツリーを作成した場合でも変わりません。
image

■スナップショットの削除と結合について

?
以下のようなスナップショットを取得した状態にします。
image
この場合、各スナップショットと、AVHD の関係は以下のようになります。
一階層目のスナップショットに関しては、VHD + AVHD となり、2 階層目以降は、AVHD + AVHD となります。
現在は、スナップショット 1-3-1 の下になっているので、ディスクに関しては、1-3-1 の AVHD を親としてた差分ディスクが使用されています。
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ここで、[スナップショット 1-3-1] を削除してみます。
スナップショットを削除すると、このようなスナップショットツリーとなります。
image
スナップショットを削除すると、スナップショット 1-3-1 で使用されている BIN / VSV とディレクトリが削除されます。
ただし、現在の状態の VHD に関しては、OS が起動中のため構成に変化はありません。
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スナップショットを削除後にゲスト OS をシャットダウン (停止でも) すると AVHD の結合 (マージ) 処理が実行されます。
# ゲスト OS 上で再起動 / リセットでは結合は実行されません。
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今回の場合では、親ディスクとして使用していたスナップショット 1-3-1 の AVHD にそれまで (現在) 使用していた AVHD の内容がマージされます。
そうするとスナップショットの状態は以下のようになります。
image?
スナップショットを削除した場合、一度シャットダウンをしないと結合が行われないという点がスナップショット削除時の注意点ですね。
差分ハードディスクの内容が多いと、シャットダウン時の結合処理にもかなりの時間がかかりますので。
スナップショットのディスクの親子関係ですが、スナップショットの設定を開いて、対象のディスクの [検査] を実行することで確認できます。
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設定はスナップショットだけでなく、スナップショットツリーで [現在] となっているものに対しても確認ができます。
image?
現在起動中の状態がどのディスクを使って起動されているかを確認することも可能です。
一から勉強しようと思ったのですが、あまりうまくまとめられていないですね…。
あらためてスナップショットを勉強してみたのですが、差分ハードディスクの状態を文章にまとめることが難しく、きちんと理解できていないんだな~と実感しました。
ルートを 2 つにしてみたり、スナップショットツリーの途中を消した場合の動作に関しても勉強する必要があると思いますので、これに関しては別の投稿としてまとめていきたいと思います。

Written by Masayuki.Ozawa

9月 26th, 2010 at 3:03 pm

Posted in Hyper-V