Microsoft Foundry で作成したエージェントは A2A プロトコルを使用するためにセットアップを実施することができます。
Prompt Agent であれば Foundry ポータルの エージェントの「詳細」のセットアップからセットアップを実行することとができます。
Hosted Agent でも A2A プロトコルのセットアップボタンが表示されるのですが、ここからセットアップをしてもポータル上は変化が無いようで、セットアップを実行してもアクティブ / エンドポイントが表示されないという状態になりました。
この事象について確認した内容をまとめておきたいと思います。
Hosted Agent の A2A プロトコルのセットアップ
前述のとおり、Hosted Agent でも Foundry ポータルで A2A プロトコルのセットアップボタンが表示され、エージェントカードを設定することができます。
しかし、設定を保存しても Foundry ポータル上は表示がブランクとなってしまっており、設定内容を確認することができない状態となります。(設定は実施されているが設定内容の表示と修正ができないような雰囲気がありました)
Prompt Agent については、Foundry ポータルから設定することができますが、Hosted Agent については、ポータルではなく Foundry エージェントで受信 A2A を有効にする の情報を参考にして、REST API ベースで設定を行ったほうがよさそうでした。(ポータルでも設定はできていそうですが、設定内容が表示されないため REST で操作したほうが確実かと)
手順 1: ターゲット エージェントへの A2A 接続を作成する の手順を実施することで、REST でエージェントカードの作成を行い、エンドポイントの有効化を行うことができます。
ポータルから実施可能な操作としてはエージェントカードの編集のほかに「アクセスの付与」があります。
Prompt Agent についてはポータルから操作ができるのですが、Hosted Agent については操作ができないため、CLI で設定を行う必要があります。
CLI による設定については、エージェント スコープのロールの割り当て の方法で実施することが可能です。
このドキュメントでは、ロールとして「eed3b665-ab3a-47b6-8f48-c9382fb1dad6」が指定されており、この GUID のロール名は「Foundry Agent Consumer」となります。
このロールに必要となるプリンシパルを追加することでエージェントにアクセスが可能となります。
「Foundry Agent Consumer」へのプリンシパルの追加ですが、私の環境では Azure ポータルのロールの追加では表示されないという事象が発生しており、追加については Prompt Agent であれば上述のアクセスの付与画面、Hosted Agent であれば CLI を使用して追加を行う必要がありました。
(Foundry ポータルのアクセスの付与は Foundry Agent Consumer ロールを付与するという操作になります) ![]()
本投稿記載時点では、Hosted Agent の A2A プロトコルのセットアップについては、これらの情報を参考にすることで作業を進められるのではないでしょうか。