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リリースが終え、ひと段落しての感想

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リリース作業が終えて、ひと段落してきましたので、リリースからの感想を。
本投稿は、技術的な要素はないので本当に雑記です。

何のリリースなのかは本文を読んでいるとわかるかもしれませんし、わからないかもしれません。

有償サポートの価値を実感する

本リリースですが、1 週間ほどのオンサイトの有償サポートの元で実施されるのが一般的だと思います。
この有償サポートですが、期間中は 24 時間サポートとなっており、ものすごい安心感があります。
何回かリリース作業を実施された方は、勝手がわかると思うのですが、私の場合、今回が初回リリースだったので、「正常系は何か?」「このアラートの意味は?」というのがわかりませんでした。
有償サポートの価値の一つとして、「監視体制の充実」「夜間対応も実施していただける」「アラートの早期発見」はもちろんありますが、「有識者が傍におり、発生している事象や、通常業務のおける疑問を質問できる」というものもあるかと。
今回の有償サポートでは「有識者が傍にいる」という点がとても助かり、サポートのありがたさを改めて実感しました。
有償サポートがあると「無視しても大丈夫なアラート」も対応していただけるので、とても心強いです。

有償サポート中にスキルを身に着ける

有償サポートは特定期間内のサポートですので、サポート期間はいずれ終わりを迎えます。
「有償サポート期間中に有識者のスキルを身に着ける」ということはサポート中に意識しておく必要があると思いました。
もちろん、有償サポート中にすべてのスキルを身に着けることはできません。
サポート終了後はググることでサポート中にスキトラ受けていない範囲も情報を入手することができますが、ググるための検索ワードの取捨選択ができるような基本的なワードは有償サポート中に覚えないとなと。
「検索に必要な用語を知っている」というのもスキルの一つですので、サポート期間中に検索ワードを増やしていきます。

今まで実施していなかった業務はすぐに実施することはできない

本リリースにおける、有償サポートはオンサイト要員向けのサポートとなり、オフサイト要員 (今回は、オフサイト要員→私) には有償サポートは適用されません。
オフサイト要員は今までオンサイト要員が実施してくれていた業務を、まずは、1 週間ほど自分だけでこなす必要があります。
人間、今まで実施していなかった業務をいきなり行うことは難しいですので、リリース前に必要最低限のことを覚えておき、リリース後の有償サポート期間でオフサイト要員の時に、一人で業務が実施できるかを実践しておく必要があると思いました。
(リリース前から一通り実施できるようになっていろよという意見はごもっともです)

リモートワークへの理解

オンサイト要員の有償サポート期間中、オフサイト要員は業務をリモートワークを行うことになると思いますので、職場の理解がとても重要です。
私の場合、幸いリモートワークに理解のある方ばかりで、とても助かりました。
今回のリリース作業におけるリモートワークですが「連続した 8 時間 (1 人日) の時間の確保」はおそらく難しいと思います。
そのため、「断続的な 8 時間の稼働」で成果をどこまで出せるかは重要かと。

リリース後の承認は提出ドキュメントを把握しておく

リリース後の実施承認に必要なドキュメントは 1 種類だと思って、何も考えずにドキュメントを提出に行ったところ、いくつかのドキュメントが必要だったので、差し戻しを 2 回ほど受けました。
承認に必要なドキュメントはリリース場所によって異なるので「承認に必要なドキュメント」は何が必要なのかは事前に確認しておかないとだめですね…。
このドキュメントの提出は、電子媒体はサポートされておらず、紙ベースの承認フローだったので地味に疲れました。

オンサイト要員は連続した非稼働時間が確保できない

有償サポート期間が終了すると、サポートレベルが低くなった状態で受け入れをして運用を行います。
(有償サポート終了後のサポートは、サポートベンダーへの訪問が必要となります)
オンサイト要員はオンサイトサポートがなくなったことで、連続した非稼働時間が取れなくなります。
一般的には「8 時間程度の連続した非稼働時間」が必要となりますが、「2 時間の非稼働を 4 回に分けて取得」というような形になります。
稼働時間でもそうですが非稼働時間についても「断続的な 8 時間は、連続した 8 時間には効率的に届かない」ということになりますので、効率が落ちた部分はオフサイト要員がサポートすることが重要かと。

RPA を購入すべき作業は何か

定期的に実施する作業の RPA による効率化は、昨今耳にする機会が多いですが、このリリースにおいても作業の効率化が必要となってきます。
1 日の中で数回実施する作業や、毎日実施する作業については、リリース前に必要な資材がそろえられていたので、効率化がとても楽でした。
リリース前の資材の充実大事。

要件がわからない顧客要望に対してどのようなアプローチをするか

リリースが行われると、本案件では重要顧客が付きます。
ただし、この顧客の要件をすぐに理解することが難しい要望をいろいろと出してきます。
これから顧客との付き合いが長くなると、要件を瞬時に把握することができるのかもしれませんが、今の段階ではなかなか難しいですね。
あまり気を張りすぎることなく、顧客要望をかなえていきたいと思います。

消耗品に対してのアプローチ

本リリースでは消耗品が多く使用されるのですが、リリース場所によっては、公式ではなく、サードパーティ製の消耗品が使えることもあるようです。
私の場合はサードパーティ製の消耗品が使える場所だったので、日々使用するものについては、互換製品が使えるととても楽でいいですね。

夜間アラートに慣れてしまう

有償サポート期間中は夜間アラートもサポートの対応の中で実施していただけていたのですが、受け入れ後は夜間アラートはサポートなしで処理しなくてはいけません。
最初は「無視しても大丈夫なアラート」も頻繁にキャッチするのですが、最近は慣れてしまって、私が夜間アラートを拾うことができなくなってしまっています…。
夜間アラートが頻発すると慣れてしまって、アラート対応ができないのは課題ですね…。

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Written by Masayuki.Ozawa

8月 10th, 2019 at 10:49 pm

Posted in その他

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