以前、2016/7 時点の SQL Server の修正プログラムの入手方法について という投稿で、SQL Server の累積修正プログラムについて書いたのですが、その次の内容を書いていなかったことに気づいたので書いておきたいと思います。
次の画像は、Windows Server 2016 の Windows Update の設定の情報になりますが、「Windows の更新時に他の Microsoft 製品の更新プログラムも入手します」という設定があります。
SQL Server がインストールされている環境で、次のスクリプトを実行してみます。
$updateSession = new-object -com "Microsoft.Update.Session" $criteria="IsInstalled=0 and Type='Software'" $updates=$updateSession.CreateupdateSearcher().Search($criteria).Updates $updates | select Title
他の Microsoft 製品を含めて、アップデートを実行した場合は、SQL Server の CU (Cumulative Update : 累積的な修正プログラム) が含まれていることが確認できますね。
他の Microsoft 製品を含めていない場合には、SQL Server の CU が除外されていることが確認できます。
Windows Update をインターネット経由で実行する場合、設定によっては、SQL Server の更新プログラムが適用される可能性があるということは覚えておくとよいのかと。