SQL Data Warehouse (SQLDW) が使えるようになったので、少しずつ触り始めました。
ちょいちょい勉強内容をまとめていきたいと思います。
■ドキュメント
ドキュメントについては SQL Data Warehouse ドキュメント の一連のドキュメントを見る形になるかと思います。
料金については SQL Data Warehouse の価格 を。
MS の井上さんが公開してくださっている Microsoft Azure – SQL Data Warehouse? も参考になります。
後は先人の知恵もとても参考になります。
DB作成からデータインポートまで:Microsoft Azure SQL Data Warehouse を使ってみた(1)
Azure SQL Data Warehouse の基本構成を確認する – 1 –
あとは、Ignite 2015 の資料も見ておくとよさそうですね。
SQL Data Warehouse は、Analytics Platform System (APS , 昔でいう PDW) がベースになっているはずですので、
Relational Data Warehouse + Big Data Analytics: Analytics Platform System (APS) Appliance Update 3
Analytics Platform System Appliance Update 4 Documentation and Client Tools
SQL Server to SQL Server PDW?Migration Guide (AU3)
も参考になるかと。
■料金
SQL Databa Warehouse の料金は、
- Compute
- Storage
の 2 つで構成され、DWU によるコンピューティングのパフォーマンスと、データを格納する Storage (RA-GRS : Read-Access Geographically Redundant Storage) で課金が発生します。
SQL Data Warehouse は停止状態とすることができますが、これにより課金が外れるのは Compute 部分のようですので、使用しない場合は一時停止の状態にし、DWU 時間が発生しない運用にするのがよさそうですね。
DWU を使用する自分のデータ ウェアハウスでアクティブである時間が 1 時間未満である場合はどうなりますか。
お使いのデータベースがアクティブ (一時停止されていない状態) である限り、DWU は時間単位で請求されます。DWU がアクティブである時間が 1 時間未満である場合、請求書には丸 1 時間分の料金が適用されます。
100 DWU の場合
- 1 コントロールノード (制御ノード)
- 1 コンピュートノード (計算ノード)
400 DWU の場合
- 1 コントロールノード (制御ノード)
- 4 コンピュートノード (計算ノード)
となっていたので、100 DWU につき 1 つ計算ノードが追加されるのかもしれないですね。
■SQL Database の DB との共存
SQLDW は、SQL Database v12 のサーバーに作成する形となります。
そのため、一台のサーバーに SQL Database と SQLDW のデータベースを共存させることが可能となっています。
SQLDW は SQL Server の PDW がバージョン情報として返ってくるようです。
SQLDW のデータベースを作成する画面は以下になるのですが、現状、照合順序の設定はできないようですね。
ポータルから作成したところ、「SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS」が設定されていました。
■SQLDW の管理
SQLDW の管理ですが、SQL Server 2014 / 2016 CTP 2.3 の SSMS で接続/クエリ実行はできるのですが、テーブルの一覧が見えないというような状態となります。
そのため、現状は、管理については SQL Server Data Tools Preview in Visual Studio 2015 を使用するのがよいかと。
Download Latest SQL Server Data Tools に Azure SQL Data Warehouse? に対応していることが記載されています。
# VS 2013 番の最新の Preview でも対応しているようです。
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