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App Controller で Azure にデプロイ

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App Controller を使用すると管理ポータルを使用しなくても Windows Azure 上にデプロイすることが可能です。

今回は App Controller でデプロイする手順を見ていきたいと思います。

■App Controller から Azure にデプロイ


それでは、App Controller から Azure にデプロイをしてみたいと思います。

  1. ポータルにアクセスをして、Cloud から、登録した Azure のサブスクリプションを選択して [Deploy] をクリックします。
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  2. [HOSTED SERVICE] の [Configure] をクリックして、ホステッドサービスの設定を行います。
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    今回は既存のホステッドサービスを選択していますが、新規に作成することも可能です。
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  3. [DEPLOYMENT] の [Configure] をクリックして、デプロイのプロパティを設定します。
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    OS のバージョンとステージング / プロダクションの設定をこの画面からすることが可能です。
  4. [PACKAGE] の [Select a package] をクリックして、Azure Storage 上に保存しているパッケージを選択します。
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  5. [CONFIGURATION] の [Select a configuration] をクリックして、Azure ストレージ上に保存している構成ファイルを選択します。
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  6. 必要に応じて [ROLE] のリンクをクリックして、インスタンス数の調整やリモートデスクトップのユーザーの設定を行います。
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  7. 設定が完了したら [Deploy] をクリックします。

デプロイをすると、Jobs にデプロイのジョブが登録されます。
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デプロイの状況に関しては、[Services] から確認をすることが可能です。
# Status が Running になっていても管理ポータル上ではデプロイ中だったりするようですが。
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停止、削除も App Controller から実施することが可能です。
# Delete は Stop をしてからでないとできないようです。

VIP のスワップに関しては、[Upgrade] から実施をするようです。
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管理証明書の管理についても App Controller 上から可能なようですね。
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Azure への接続はインターネット越しになりますので、Azure 用の接続にはプロキシの設定も可能なようになっています。
プロキシは、[Settings] の [Connection] から [Windows Azure] を選択して、[Properties] から設定可能です。
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Windows Azure の管理ですが、[management.core.windows.net] に接続をして行われているようです。
接続先の情報に関しては、データベースのテーブル上に設定がされており、[CloudSystemEntities] のデータを書き換えることで接続先の変更が可能なようです。
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FGCP/A5 Powered by Windows Azure もこの情報を変更することで管理ができるかもしれないですね。

管理ポータルでできる主要な操作に関しては App Controller を使用して操作が出来そうな感じです。

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Written by Masayuki.Ozawa

11月 13th, 2011 at 11:00 pm

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