本日、Windows Developer Preview / Windows Server Developer Preview の提供が開始されました。
MSDN サブスクリプションからは両方ダウンロードすることができたのでさっそく触ってみました。
Windows Developer Preview の情報はいろいろと上がってきているので、私は Windows Server Developer Preview をインストールしてみたいと思います。
Windows Server Developer Preview に関してはこの投稿を書いている時点では、MSDN サブスクリプションでのみ提供となっているようですが、Windows Developer Preview に関しては以下からダウンロードすることが可能です。
Windows Dev Center
■Windows Server Developer Preview をインストール
それでは、さっそくインストールをしてみたいと思います。
WIndows Server Developer Preview のダウンロードから以下の二種類をダウンロードすることが可能です。
with Hyper-V Virtual Machine となっているものは、Hyper-V のゲスト OS 用の VHD となります。
インストールせずにすぐに使用したいという場合はこちらを使用すると便利かと (Sysprep 済みのイメージになるようです)
今回はインストールをしますので DVD となっているものをダウンロードします。
実際にインストールした際の画面がこちらになります。
Full Install のほかには、Server Core と Features On Demand のインストール形態が準備されているようですね。
Server Core の場合は以下のようになります。
# Features On Demand と FUll Install の違いがいまいちわかりませんでした。
キーボード系の設定に関しては日本語を使用したかったので以下の設定をしています。
# IME 2012 が使えるようになります。
■操作方法
次期 Windows では Windows キー (Windows キーがない場合は Ctrl + Esc / リモートデスクトップの場合は Alt + Home) が重要になってきます。
Metro スタイルとクラッシックデスクトップの表示を切り替えることができるのですが、切り替えは Windows キーで行います。
# Server Core の場合は Metro スタイルにすることはできません。
今回は Hyper-V のゲスト OS としてインストールしているのですが、Windows キーを押すと、ホスト OS 上のスタートが反応してしまうことがあります。
Windows キーを押したときの制御について Hyper-V マネージャーで設定することが可能です。
ホストを右クリックして [Hyper-V の設定] から
[キーボード] で設定を変更することが可能です。
今回は、[仮想マシンで使用する] を設定して、WIndows キーはコンソールを開いているゲスト OS で反応するようにしています。
それでは少し操作していきたいと思います。
Windows Server Developer Preview ではログインするとクラシックデスクトップが表示されます。
この画面の操作は従来からの Windows と変わりませんが、スタートボタンをクリックすると
Metro スタイルに切り替わります
従来の Windows と異なり、スタートや Windows キーはスタートメニューを表示するものではなくスタイルを切り替えるものになるようですね。
ログオフをしたい場合は、ユーザー名をクリックするとメニューが表示されますのでそこから操作可能です。
シャットダウンをしたい場合ですが、左下にカーソルを持っていきます。
そうするとメニューが表示されます。
このメニューの Settings をクリックすると Power があるのでそこからシャットダウンをするか
Ctrl + Alt + Del を押して右下のアイコンからシャットダウンするのがよさそうです。
# Shutdown コマンドも使用可能です。
Metro スタイルで IE のアイコンがあるのでクリックしても反応がないことがあります。
画面の解像度が 800 × 600 だとうまく起動できないようです。
解像度を 1024 × 768 に変更したところ Metro スタイルの画面から IE を起動することができました。
Metro スタイルの状態でキーボード入力をすると [Search Apps] が起動します。
ここでアプリケーションやファイルの検索ができますので、Metro スタイルの画面にピン止めしておきたいものがあったら、対象のアイコンを右クリックして、[Pin] をクリックします。
ざっと見ただけでも操作がかなり変わっていますね。
エクスプローラーもリボン表示になってメニュー構成が変わっていますので、フォルダーオプションを表示したい場合は、[FIle] の [Change Folder ~] をクリックして設定を変更します。
これからどんどん使って操作を覚えていきたいと思います。