Denali CTP3 のインストールで気づいたことをちょいちょい書いていきたいと思います。
■インストールできる機能
インストールできる機能でいくつか気になる点がありましたのでまずは簡単に書いてみたいと思います。
以下はインストール時の機能選択の画面キャプチャになります。
CTP1 | CTP3 |
- Data Quality Services
- Data Quality Client
- Distributed Replay Controller
- Distributed Replay Client
が新しい機能として加わっています。
また、Reporting Service 系の選択肢が
- Reporting Services ? ネイティブ
- Reporting Services ? SharePoint
- SharePoint 製品用 Reporting Services アドイン
に分かれています。
私はデータベースエンジンやストレージエンジンしか調べないことがしばしばあるのでこの辺はノータッチでした。
情報を調べないとですね。
■サービスアカウント
従来のSQL Server ではローカルシステムや、ローカルユーザー、ドメインユーザーを使用して SQL Server 関連のサービスを起動していました。
CTP3 ではサービス SID を使用してサービスを起動できるようになります。
# デフォルトはサービス SID を使用して起動するように変更されています。
CTP1 | CTP3 |
ローカルシステム等を従来と同様に使用することもできますが、デフォルトが変わっているのでセキュリティ周りは少し気を付ける必要がありそうですね。
■照合順序
CTP3 では[Supplementary characters] (SC) が GUI から選択できるようになっています。
# CTP1 ではプルダウンから SC を選択することができましたが GUI にはありませんでした。
UTF-16 関連の照合順序なのですかね。
この辺は昔どこかで見たような気がするのですが覚えていないので探さなくては…。
基本的なデータベースエンジン部分だけですが、軽く気づいた点をまとめてみました。