Twitter で SQL Server 2008 R2 CU1 の情報が流れましたのでさっそくスリップストリームインストールができるか検証です。
[Setup.exe] のヘルプには以下のオプションが明記されているので、使えることはコマンドからでも確認できるのですが。
CUSOURCE???????????????????? セットアップ メディアの更新に使用される、抽出された累積した更新ファイルのディレクトリ。 |
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SQL Server 2008 R2 CU1 ですが、SQL Server 2008 SP1 CU5,6,7 相当の修正が適用されるみたいですね。
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[CU1 のダウンロード]
CU1 は以下のサイトからダウンロードすることが可能です。
Cumulative Update package 1 for SQL Server 2008 R2
SQL Server 2008 R2 Non SP の累積修正プログラムの情報は以下のサイトに掲載されるようですので、こちらも定期的に
チェックをするとよさそうです。
The SQL Server 2008 R2 builds that were released after SQL Server 2008 R2 was released
[CU1 の展開]
スリップストリームインストールをする前に、まずはダウンロードした CU1 を展開する必要があります。
以下の形式でダウンロードした EXE を実行することで展開することができます。
SQLServer2008R2-KB981355-x64.exe /extract:<展開先>
例) |
# [/x:] でも展開可能です。
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[CU1 をスリップストリームインストール]
CU をスリップストリームセットアップする場合は、[CUSOURCE] というオプションを使ってインストールメディアの [Setup.exe] を実行します。
Setup.exe /CUSource=<展開先>
例) |
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あとはウィザードに従ってインストールをしていきます。
インストールの準備完了で、アクションが [Install (Sripstream)] となっているのが確認できます。
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今回インストールしたインスタンスは [SQL2008R2ENT] という名称なのですが、バージョンが [10.50.1702.0] となっていますね。
スリップストリームインストールが使えると楽でいいですね♪