Windows Embedded Standard 7 の RTM が発表されましたが、MSDN サブスクリプションでも Windows Embedded Standard 7 の提供が開始されました。
提供が開始されたのは、
- Windows Embedded Standard 7 Runtime (x64) – DVD (English)?
- Windows Embedded Standard 7 Runtime (x86) – DVD (English)
- Windows Embedded Standard 7 Toolkit (x86) – DVD (English)
の 3 種類で、[Runtime] がブータブル可能なインストールメディアで、[Toolkit] が [Image Configuration Editor] のインストールメディアになります。
[Image Configuration Editor] の RC 版を使っていた場合、アップグレードはできないため、一度アンインストールをしてからインストールする必要があります。
[Image Configuration Editor] の初回実行時には、プロダクトキーの入力が求められるようになっています。
# プロダクトキーは MSDN サブスクリプションで、Toolkit 用のキーが提供されています。
Runtime の方に関しては、RC のブータブルメディアからのインストールから内容は変わっていませんでした。
# 表示が、Windows Embedded Standard 2011 から Windows Embedded Standard 7 に変わったぐらいでした。
Runtime に関してもプロダクトキーが提供されているのですが、どうもこのプロダクトキーを使って RTM としてインストールするのが、
うまくできないんですよね。
インストール時にプロダクト入力の妥当性チェックが行われており、MSDN で提供されている RTM のプロダクトキーであれば、
妥当性チェックはパスできるのですが、評価版としてインストールがされてしまいます。
# これが正しいのかは調査中です。
プロダクトキーを入力しないでインストールしても評価版になるので、プロダクトキーの使い道がいまいちわかっていないです。
Windows Embedded Standard 7 を [ThinClient] でインストールした場合、[slui.exe] が使えないので、
プロダクトキーの変更やライセンス認証も通常の方法ではできないみたいなんですよね。
RTM としてのインストール方法は引き続き調べていきたいと思います。
2010/5/22 追記
WES 7 missing slui.exe