Windows Performance Recorder (WPR) で取得したログを Windows Perormance Analyzer (WPA) で開こうとした場合、「0x80070032」のエラーが発生し開くことができないという事象が発生していました。
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clumsy を使用して Windows でネットワーク遅延を発生させる
SQL Server に対して実行するクエリについて、実行元から SQL Server に対してネットワーク遅延がある場合、実行されたクエリの処理時間はどのように記録されるのかを確認したいケースがありました。
実行元は Hyper-V の仮想マシンで実行しているので帯域制限については、ある程度はネットワークアダプターの帯域幅管理でも実現はできるのですが、明示的にネットワークに遅延を発生させることはできません。
Linux であれば、tc を使用して netem で実行することができそうですが、Windows 環境で手軽に実行したいと思った場合にどのように実行するのかを探してみたところ、clumsy というツールを使用することで実現ができました。
Process Monitor / Process Explorer でコールスタックを確認する
Windows Sysinternals で提供されている Process Monitor / Process Explorer は端末内で発生している各種事象を調査するのに強力なツールで Windows Server 運用者は活用する機会が多いのではないでしょうか。
これらのツールでは、シンボルの設定をすることができます。
適切なシンボルの設定をすると、各情報を確認した際にコールスタックの情報を確認することができるようになります。
左が初期状態、右が適切に設定した場合のスレッドの表示となるのですが、適切に設定をした場合は、各ファイルのオフセットがブレークダウンして解決されていますね。動作を確認する際にはこの情報がヒントとなることも多々あります。
新しくなった Microsoft Edge の日本語版のインストーラーをダウンロードする
2020/1/16 11 時 時点の内容ですので、少しすると変わっているかもしれません。
あと、私の環境固有かもしれません。
新しくなった Microsoft Edge (Chromium ベースの Edge) ですが、次の URL からダウンロードできます。
https://www.microsoft.com/en-us/edge
Download ボタンからダウンロードできますが、日本語以外の言語の EULA が表示されたり、ページをリロードするたびに EULA の言語が中国語版だったり、英語版だったりと、私の環境ではダウンロードされるインストーラーの言語が安定しませんでした…。
何回かリロードしていると日本語版がダウンロードできるんですけどね…。
言語によってファイルハッシュが異なっているようなので、インストーラーは各国語向けになっていそうではありますが、日本語版のインストーラーを簡単に入手したい場合は次の URL から入手できるかと。
(表示される EULA の言語によって、language の指定が変わっているようです)
https://c2rsetup.officeapps.live.com/c2r/downloadEdge.aspx?ProductreleaseID=Edge&platform=Default&version=Edge&source=EdgeStablePage&Channel=Stable&language=ja
SHA256 のファイルハッシュが 3D4014D834922321AB4F50576DADC2E0A843E82C72CB8CFD1AA23D7241BE540C のファイルであれば日本語のインストーラーになっていると思います。
追記
知人に教えていただいたのですが、製品チームも本事象は把握されているようです。
We've seen some reports about the browser being installed in a language other than the expected language. Our team is aware and working diligently to resolve. Please keep an eye out here for any updates!
— Microsoft Edge Dev (@MSEdgeDev) January 15, 2020
コンピューターのグループポリシーの情報をレジストリから取得する
グループポリシーの適用状況を確認する際に「gpresult /R」や「rsop.msc」を使って情報の確認をすることがあるかと思います。
リモートからグループポリシーの適用状況を確認しようとした場合、これら以外の方法で取得できないかを考えたところ、「コンピューターのグループポリシー」であれば、レジストリからも情報が取得することができるようです。
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