1 月に Power BI reports in SQL Server Reporting Services: January 2017 Technical Preview now available でアナウンスされましたが、Azure の仮想マシンとしてセットアップされていた Power BI レポート検証用の環境以外でも Power BI レポートの TP が検証できるようになりました。
Power BI reports in SQL Server Reporting Services – Technical Preview から、モジュールをダウンロードすることができます。
この Power BI レポートですが、SQL Server v.Next の SSRS でも使用できます。
Power BI レポートを使用する SSRS のセットアップですが、現状は v.Next のインストールメディアからではなく、上記の URL からモジュールをダウンロードしてそこから SSRS のセットアップを行います。
ダウンロードした「SQLServerReportingServices.exe」を実行することで、Power BI レポートを使用できる SSRS をインストールすることが可能です。
現状は SSAS をデータソースとしたレポートの作成となりますが、オンプレミスで Power BI レポートがホストできるのは面白いですね。
SQL Server v.Next と Power BI ですが、SSRS のほかに SSAS にも関連があります。
SQL Server v.Next では、表形式モデルを互換性レベル「1400」で作成できるようになっています。
これと最新の SSDT を組み合わせることで、Power BI 相当の UI で SSAS の操作ができるようになります。
Introducing a Modern Get Data Experience for SQL Server vNext on Windows CTP 1.1 for Analysis Services
現状、SSDT 17.0 RC2 のダウンロードが微妙なので、Introducing SQL Server Data Tools for Analysis and Reporting Services for Visual Studio 2017 の方法で、SSAS を操作できるようにするのがよい気がします…。
VS 2017 に SSAS の拡張機能を入れることで、SSDT 17.0 RC2 相当の操作を行うことができます。
Power BI 同様に M 言語を使用したモデルの編集を実施することも可能です。
<p>Power BI の操作を覚えることで、SSAS / SSRS のデータ操作につながるのは面白いですね。