Windows 8.1 Pro から メディア作成ツール を使用して Windows 10 Pro にアップグレードした環境の、再インストール後のライセンス認証について少しまとめてみたいと思います。
動作については Windows 10 への無償アップグレード に書かれている内容が実際に確認できたという形になっています。
今回は Hyper-V の仮想環境に構築した、Windows 8.1 Pro から Windwos 10 Pro へアップグレードした環境を使用しています。
別の投稿で m-Stick を使用して実機ベースの確認をしてみましたが、こちらも同様の動作となっていました。
そもそもの那覇市となりますが、無償アップグレードについては正規のライセンス認証を実施してる環境が対象となりますので、ライセンス認証を実施していない環境については以下のような画面が表示され、ライセンス認証を実施しないと、アップグレードはできないようになっています。
こちらが Windows 8.1 から Windwos 10 Pro に無償アップグレードした環境のアップグレード後の状態となります。
無償アップグレードを実行していますので、ライセンス認証が実施されて状態になっていますね。
それでは、この環境をメディア作成ツールで作成した x64 Pro ISO で起動して、再インストールを実施してみたいと思います。
無償アップグレードの場合、Windows 10 のプロダクトキーは入手できませんので、以下の画面が表示されたら「スキップ」を押して、プロダクトキーの入力はスキップします。
あとは「同意します」をクリックしてインストールを進めていきます。
今回は再インストールということで、最初の状態としてはディスクは初期化済みですので、このディスクを使用してインストールを実施ます。
# 再インストールですので、ディスクの付け替えではなく、Windows 10 Pro をインストールしていたディスクを初期化し知恵ます。
インストールが終了したら、初期設定を実施しますが、今回は自動でライセンス認証が実行されないようにネットワークは切断した状態で再インストールを実施しています。
再インストール後ですが、以下のようなプロダクトキーの画面が表示されますが、プロダクトキーは入手できませんので、左下の「後で」をクリックして、初期設定を継続します。
インストールが終了したら、「すべての設定」の「更新とセキュリティ」からライセンス認証の状態を確認してます。
今回はネットワークを接続していない状態で再インストールをしていますので、「ライセンス認証」は実施されていない状態なのが確認できますね。
無償アップグレードした環境では、プロダクトキーは入力せずに、インターネットに接続された状態であれば、「ライセンス認証をする」をクリックすれば、プロダクトキーは不要でライセンス認証をすることがで
きます。
無償アップグレードについては環境に紐づいてライセンス情報が管理されているようですので、再インストールをしてもライセンス認証を実施することができるようですね。
# ハードの大幅な変更は NG らしいですが。
今回は、仮想環境で試した形にはなりますが、一度、無償アップグレードした環境を Windows 10 で再インストールしたい場合なども考慮はされているようですね。
OEM アクティベーションは、ファームに書き込まれているプロダクトキーを使用する認証方式ですが、それとは異なる方法での認証が行われているイメージなんでしょうかね。
はじめまして。私も先日Windows10へアップグレードしました。
ブログ主さんと同じくm-stickと仮想環境(ParallelDesktop)です。
m-stickはそれほど使っていないので、再インストールはする予定はまだ無いのですが、仮想環境の方はwindows7→8→8.1と歴史(?)があるので、ここらで一度クリーンインストールをしたいと思っています。
先日新たに仮想環境(アップグレードしたWindows10の環境と同一の環境)を作って試したのですが、認証がクリアできていませんでした。
ブログ主さんがうまくいったというのは、アップグレードしたWindows10の環境に再度インストールしたということでしょうか?
ささき たかし
18 8月 15 at 09:44
>ブログ主さんがうまくいったというのは、アップグレードしたWindows10の環境に再度インストールしたということでしょうか?
はい。Windows 8.1 → Windows 10 にアップグレードした環境に対して、ディスクを初期化して、Windows 10 を再インストールして検証しています。
>先日新たに仮想環境(アップグレードしたWindows10の環境と同一の環境)を作って試したのですが、認証がクリアできていませんでした。
公開されている情報では、「一度アップグレードした環境に対しての再インストール」が実施可能だったはずです。
そのため、アップグレードした環境と同一の構成の仮想環境では、「アップグレードした環境」とは別になりますので、再インストール後のライセンス認証は実施できないかと。
masayuki.ozawa
18 8月 15 at 10:05
返信ありがとうございます。
早速バックアップを取ってUSBフラッシュメモリからインストールしてみました。
結果は認証済となりました。
おかげで無駄に太った仮想環境をスッキリダイエットできました。
ありがとうございました!
ささき たかし
18 8月 15 at 16:16