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AlwaysOn 可用性グループの複製トラフィックに特定のネットワークを利用する

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AlwaysOn 可用性グループで複数の NIC を使用して、複製のトラフィックについては特定のネットワークを利用したい場合の方法をまとめてみたいと思います。

基本的な設定方法についてはデータベースミラーリングも同等です。

今回は以下のようなネットワーク構成となっています。
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通常のネットワークで使用している「Public」と複製のトラフィックで使用する「Endpoint」の 2 種類のネットワークを構築しています。

Public のネットワークが FQDN で接続ができるネットワーク、Endpoint のネットワークが複製のトラフィックを流すために使用する、ネットワークとなります。

AlwaysOn 可用性グループの複製のトラフィックですがエンドポイントを経由して行われます。
ウィザードで設定を行った場合、エンドポイントは FQDN で設定が行われます。
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今回は上記の設定だと、Public のネットワークを介して複製のトラフィックが送信されてしまいます。
特定のネットワークを用いて複製のトラフィックを流したい場合には、エンドポイントの URL を IP で指定するのが手っ取り早いです。
特定の IP でエンドポイントを作成するには以下のようにエンドポイント URL を IP で設定します。
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このような設定をすることで、各サーバーが指定したエンドポイントの URL で接続が行われます。
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この時のプライマリサーバーのネットワークの通信状況は以下のようになります。
左が「Public」、右が「Endpoint」となります。

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プライマリサーバーではアプリケーションからの要求の受付と、複製のトラフィックが発生しますので両方のネットワークの使用率が上昇します。

セカンダリサーバーのネットワークの利用状況が以下になります。
こちらも、左が「Public」、右が「Endpoint」になります。

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Public のネットワークについては WSFC のハートビートで使われていますので、多少のトラフィックが発生していますが、ネットワークのトラフィックの大半は Endpoint が使用されているのが確認できます。
このネットワークは複製のトラフィックに使用されていますので、プライマリで変更が行われた場合は、トラフィックが発生することになります。

可用性グループのメンバー間の通信はエンドポイントを介して行われますので、この点を押さえておけば使用するネットワークの制御はできるかと。

Written by masayuki.ozawa

1月 5th, 2015 at 6:37 pm

Posted in SQL Server

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