本日、セミナーで登壇した際に PowerPoint 2013 Preview の発表者ツール (発表者ビュー) がとても便利だったので少し紹介してみたいと思います。
■PowerPoint 2012 Preview の発表者ビュー
PowerPoint 2012 Preview でプロジェクターやマルチディスプレイでプレゼンを開始した場合、デフォルトでは以下のように表示されます。
プロジェクター (サブモニター) にスライドショーモードのスライドが表示され、メインモニタに発表者ツールが表示された状態ですね。
発表者ツールの画面は全スライドを表示する、スライドショーの複製表示にすることもできます。
メインディスプレイの表示内容は、表示設定から変更することができますので発表者ビューにするか複製にするかは簡単に切り替えることができます。
最初、発表者ビューは使いづらいかなと思っていたのですが、複製より発表者ビューのほうが断然便利に感じてきました。
また、プロジェクターに表示している画面内にタスクバーが表示されてしまう場合には、[タスクバーを固定する] を無効にすると表示しないようにすることができます。
# もしかしたら、発表者ビューの [タスクバーの表示] で切り替えられるかもしれないですね。
発表者ビューの便利機能としては以下のようなものがあります。
経過時間と時計が表示できるので残り時間の把握が楽にできます。
プレゼンは大体の場合、時間制限があるのでこの機能はかなりお気に入りです。
# 経過時間はリセットや一時停止することができます。
今までは、codeplex で公開していただいている Lightning Talk Countdown Timer を少し変更したものを使っていたのですが、標準機能で時間が把握できるととても助かります。
レーザーポインターでポインティングすることができるのもとても便利です。
発表者ビューに表示されている現在のスライドをレーザーポインターにしてポイントすると、プロジェクターに移されているものにもポインタが表示されます。
今までは Microsoft プレゼンターマウス 8000 (Microsoft Presenter Mouse 8000) のレーザーポインターを使用していたのですが、PC の前でプレゼンをするのであればこの機能で十二分ですね。
スクリーンの前で操作する必要がある場合はプレゼンターマウスのスライド送り + レーザーポインターといった使い分けができそうです。
そのほかにはスライド拡大の機能があります。
拡大してから、ずらすのも簡単にできますので Zoom It を入れ忘れていた時もスライド内であればこの機能で対応できそうです。
# PowerPoint のスライドショー外の拡大には Zoom It や拡大鏡の機能は必要ですが。
発表者ビューのツールの使い方は一通り把握しておくと、かなりプレゼンの助けになりそうですね。
2010 から 2013 での進化で、Power Point の進化はなかなか大きいですね~
某会社で、どれだけ活用できるかは微妙ですけど。
それにしても、相変わらず分かりやすい記事の書き方ですね!
こーじ
29 10月 12 at 15:38