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Windows Server 2012 の SkipRearm について

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Windows Server 2012 の SkipRearm について検証しながらまとめてみたいと思います。

Windows Server 2012 (Windows 8 も) ではライセンス認証の猶予期限リセット可能回数が 1000 に変更されています。
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Windows Server 2008 R2 まではリセット可能回数が 3 回であったため Sysprep を実行する場合にはライセンス認証クロックのリセット可能回数に注意する必要がありました。

ライセンス認証クロックをリセットしないようにするためには、応答ファイル (Unattend.xml) で SkipRearm を設定する必要がありました。

SkipRearm をしない場合はライセンスの状態が初期化され、リセット可能回数が減ります。
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この状態を回避するためには Windows Server 2008 R2 までと同様に応答ファイルで対応をする必要があります。
具体的には以下のような応答ファイルを使用します。
# Windows Server 2012 のメディア内にはカタログファイル (.clg) が含まれていないため、ADK のシステムイメージマネージャーで応答ファイルを作成する場合は、メディア内のInstall.wim を読み込む必要があります。(Windows 8 も同様です)

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<unattend xmlns="urn:schemas-microsoft-com:unattend">
    <settings pass="generalize">
        <component name="Microsoft-Windows-Security-SPP" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="
http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
            <SkipRearm>1</SkipRearm>
        </component>
    </settings>
    <settings pass="specialize">
        <component name="Microsoft-Windows-Shell-Setup" processorArchitecture="amd64" publicKeyToken="31bf3856ad364e35" language="neutral" versionScope="nonSxS" xmlns:wcm="
http://schemas.microsoft.com/WMIConfig/2002/State" xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance">
            <ProductKey>xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx-xxxxx</ProductKey>
        </component>
    </settings>
</unattend>

Windows Server 2012 では Sysprep 後にプロダクトキーの入力が求められますので、応答ファイルにプロダクトキーを設定し入力が求められないようにしています。
# 応答ファイルに設定をしておらず、Sysprep 後にプロダクトキーの入力が求められた場合にはスキップをすれば以前使用していたプロダクトキーが使用された状態になるようですが。

この応答ファイルで Sysprep をした時のライセンス認証の状態がこちらになります。
認証がされた状態でリセット可能回数が減っていないことが確認できますね。
# ハードウェア構成が大幅に変わった場合は再認証が必要になりそうですが。
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Windows Server 2012 の Sysprep では、仮想環境用のオプションである [mode:vm] が使用できますので、応答ファイルとこのオプションを使用することで仮想環境上で効率よく検証環境を作成することができそうですね。
Sysprep のコマンド ライン オプション

TechNet / MSDN サブスクリプションの Windows Server 2008 R2 は MAK キーで提供されており、500 回認証ができたので SkipRearm を設定したりしなかったりしていたのですが、 Windows Server 2012 は Retail 版 (パッケージ版) が提供されており、ライセンス認証回数の上限を意識する必要が出てくるかと思いますので、効率よく検証環境を展開したいですね。

Written by masayuki.ozawa

9月 18th, 2012 at 10:20 pm

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