本日、Windows Server 2008 R2 SP1 と Windows 7 SP1 が TechNet / MSDN サブスクリプションで提供されました。
一般公開も間もなくです。
SP1 用の WAIK に関してはすでに一般公開がされています。
WindowsR 7 SP1 用 WindowsR AIK
今回は Windows Server 2008 R2 SP1 のインストールについて軽くまとめてみたいと思います。
TechNet / MSDN サブスクリプションでは With SP1 の日英のメディアも提供開始されていますので、業務で導入する際に購入するメディアパックも With SP1 で入手できるかもしれないですね。
■SP1 RC をインストールしている場合
SP1 RC をインストールしている場合は SP1 を適用することができません。
RC をインストールしている場合はアンインストールをする必要があります。
SP1 RC のアンインストールは、[Microsoft Windows (KB976932) の Service Pack] をアンインストールすることで実施できます。
■アンインストール時にブルースクリーン
環境によっては、SP1 RC アンインストールにブルースクリーンが発生することがあるようです。
2月15日 9-37 AM
2月15日 9-39 AM
どんなエラーになるんだろうと思ってワクワクしながら試したところ、私の持っている ThinkPad x201i でも無事 (?) 再現しました。
# Hyper-V のゲスト OS だと再現はしなかったのですが。
アンインストール後に再起動されると、[0x0000019] のブルースクリーンが発生し、再起動を繰り返してしまいました。
この場合、放っておくと再起動→ブルースクリーンを繰り返してしまうようですので、一度 [セーフ モード] で起動します。
そうすると、[Service Pack の構成に失敗しました 変更を元に戻しています コンピューターの電源を切らないでください。] という画面が表示され、サービスパックのアンインストールがロールバックされ SP 1 RC の状態に戻ります。
[%windir%Memory.dmp] にメモリダンプが出力sらえているので見てみたいと思います。
# [%windir%Minidump] 内のミニダンプでもよいかもしれませんね。
[!analyze ?v] の結果がこちら。
******************************************************************************* VIDEO_SCHEDULER_INTERNAL_ERROR (119) Debugging Details: STACK_TEXT: |
BlueScreenView を使用して確認もしてみたいと思います。
こちらではミニダンプを読み込ませます。
[%windir%Minidump] にミニダンプのファイルを保存すると読み込ませることができます。
関連しているファイルとして、[dxgmms1.sys] [igdkmd64.sys] [watchdog.sys] が強調されています。
私で見れる範囲はここまでなので、Twitter で情報があったようにサクッとディスプレイアダプタを使用しないようにします。
削除ではなく、[無効] でも大丈夫なようです。
# 無効にした後に一度再起動しています。
ディスプレイアダプターを無効にすると、SP1 RC をアンインストールすることができました。
アンインストール後にディスプレイアダプターを有効に戻してしまうとブルースクリーンが再発してしまいましたので、ディスプレイアダプターは無効にするより、削除してしまった方が良さそうですね。
# ブルースクリーンになってしまってもセーフモードで起動すればディスプレイアダプターの削除はできます。
■SP1 をインストール
[windows6.1-KB976932-X64.exe] を実行すると SP1 をインストールすることができます。
ハードディスクの空きが 8GB 以上ない場合、エラーとなりますので実行前には十分な空きを用意しておく必要があります。
# 私は容量が結構厳しかったので一時的にページングファイルを減らして C の容量を確保していました。
[インストール] をクリックします。
デフォルトでは、[コンピューターを自動的に再起動する] が有効になっているのでインストールが完了すると自動で再起動されます。
インストール後、再起動が行われサービスパックのインストールが完了します。
SP1 RC をアンインストーするした際に、ディスプレイアダプターを削除したため [標準 VGA グラフィック アダプター] になっているので、サービスパックのインストール後に適切なものをインストールしておきます。
■サービスパック用バックアップファイルの削除
これは必要に応じてですが。
[スタート] → [すべてのプログラム] → [アクセサリ] → [システム ツール] の中に [ディスク クリーンアップ] ツールがあります。
このツールを起動すると、[Service Pack のバックアップ ファイル] を削除することが可能となります。
RTW したサービスパックを削除することはめったにないと思いますので、ロールバックすることがないのであれば削除してしまっても良いかと思います。
ディスクがカツカツな場合、1.4 GB の容量って結構重要になるかと思いますので。
# 私の適用している環境は検証環境なのでさくっと削除してしまいました。
これで Dynamic Memory を正式サポートありで使えるようになりました~。
SCVMM 2008 R2 SP1 RC であれば、SCVMM からも Dynamic Memroy を設定することが可能です。
SCVMM 2008 R2 SP1 が RTM されるのが待ち遠しいですね。
Windows 7 の SP 1 適用に関しても別途書きたいと思います。
[…] This post was mentioned on Twitter by ksasaki-ms, 小澤真之(Masayuki Ozawa). 小澤真之(Masayuki Ozawa) said: Windows Server 2008 R2 SP1 をインストールを投稿しました。 @ksasakims さんがつぶやかれていた内容 (http://tinyurl.com/5spud2h) はx201でも再現しました~。 http://tinyurl.com/6dgqpx2 […]
Tweets that mention Windows Server 2008 R2 SP1 をインストール ≪ SE の雑記 -- Topsy.com
19 2月 11 at 17:58
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