先日 Windows Server 2008 R2 SP1 RC の提供が開始されました。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Release Candidate (RC) のダウンロード
インストールの方法などを軽くまとめてみたいと思います。
# Windows 7 SP1 RC のインストールも同様の内容になります。
■SP1 Beta がインストールされている場合
SP1 Beta をインストールしている状態で、SP1 RC をインストールしようとすると以下のエラーになります。
SP1 Beta をインストールしている状態では、SP1 RC をインストールすることはできません。
SP1 RC のダウンロードページにも以下の記載がされています。
Windows 7 または Windows Server 2008 R2 の Service Pack 1 Beta がコンピュータにインストールされている場合は、Release Candidate をインストールする前にその Beta をアンインストールする必要があります。 |
よく寄せられる質問にもこのことは記載されています。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Release Candidate (RC) に関してよく寄せられる質問
SP1 Beta をインストールしている場合はアンインストールをする必要があります。
アンインストールについては技術情報が用意されています。
# Windows 7 用の技術情報ですが Windows Server 2008 でも同様です。また、RC 用ですが Beta でも使えます。
Windows 7 SP1 RC 版をアンインストールする方法
アンインストールは簡単で、[KB976932] の更新プログラムをアンインストールすると完了します。
アンインストール終了後、再起動をすれば一連の作業は完了です。
再起動時にもアンインストール処理が走っているので結構時間がかかります…。
アンインストールをするとバージョンが RTM のものに変更されます。
この状態になると SP1 RC が適用可能となります。
■SP1 RC の適用
それでは、SP1 RC を適用してみたいと思います。
今回は ISO 版を使用しているので [setup.exe] を実行します。
# 各 SP を単体でダウンロードした場合は、ダウンロードしたファイルを実行します。
/x を使用するとファイルを手動で展開することが可能です。
[インストール] をクリックして、インストールを開始します。
SP1 RC のインストールが完了した後の winver の内容がこちらになります。
Windows Server 2008 R2 RC の winver には有効期限が表示されていないのですが、[2011 年 11 月 30 日] が使用期限となるようです。
SP1 RC の検証については別の機会にまとめていきたいと思います。