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Windows Server 2008 / R2 のリストア時にネットワークカードを認識するタイミング

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久しぶりのブログ投稿なので軽めの話題で。

Windows Server 2008 / R2 のシステムリストアはインストールメディアから起動して実施することができます。
バックアップデータは共有ディレクトリに保存されているものをネットワーク越しにリストアすることが可能なのですが、
ネットワークカードを認識するタイミングに少し注意が必要になります。

今回は、Hyper-V のゲスト OS を使って Windows Server 2008 / R2 のリストア方法をまとめてみたいと思います。

■Windows Server 2008 のリストア

Windows Server 2008 のゲスト OS のリストアをネットワーク越しにする場合、ネットワークカードは
[エミューレートネットワークアダプタ] を使う必要があります。

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[統合ネットワークアダプタ] は Hyper-V の統合サービスをインストールしていないと使用することができません。
Windows Server 2008 のインストールメディアで起動すると統合サービスが含まれていないので、ネットワークに
接続することができません。

それではリストアの手順をまとめてみたいと思います。

今夏の環境ですが、SCVMM からコンソールを起動しているので、マウスが使えません…。
そのため、2008 のゲスト OS をリストアするときはキーボード操作で実施する必要があります。
# 2008 のインストールメディアに統合サービスが適用されていないので仕方ないですね。

  1. Windows Server 2008 のインストールメディアを使って対象のゲスト OS を起動します。
    今回は Windows Server 2008 x64 with SP2 のメディアでブートしています。
  2. [次へ] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+N] を押します。
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  3. [コンピュータを修復する] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+R] を押します。
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  4. [次へ] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+N] を押します。
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  5. [コマンド プロンプト] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Tab] を押して、コマンド プロンプトに合わせ [Enter] を押します。
    2008 の場合は [Shift+F10] でコマンドプロンプトが起動できないので、事前に裏で開いて準備をしておきます。
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  6. コマンド プロンプトが起動したら、[Alt+Tab] を押して、[システム回復オプション] のダイアログに戻ります。
    VMConnect を全画面表示にしないと [Alt+Tab] でフォーカスを変更することができません。
    # リモートデスクトップをワンクッションはさんでいる場合はリモートデスクトップを全画面表示にする必要があります。
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  7. [Windows Complete PC 復元] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Tab] を押して、Windows Complete PC 復元に合わせ [Enter] を押します。
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  8. [キャンセル] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Enter] を押します。
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  9. [次へ] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+N] を押します。
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  10. [詳細設定] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+A] を押します。
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  11. [ネットワーク上のバックアップを検索する] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+S] を押します。
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  12. [はい] をクリックします。
    キーボード操作の場合は [Alt+Y] を押します。
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  13. [はい] をクリックしたタイミングで、NIC が認識されます。
    このタイミングになるまで、NIC は認識されないので IP アドレスを割り当てることができません。
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  14. [Alt+Tab] を押して、コマンド プロンプトに戻ります。
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  15. コマンドプロンプトで [netsh] コマンドを実行して、IP アドレスを割り当てればネットワークカードの認識は完了です。
    netsh コマンド例は以下の内容になります。
    # 日本語入力ができないので、ネットワークカードはインデックスで指定しています。
    netsh interface ipv4 set address 2 static <IP アドレス> <サブネットマスク> <ゲートウェイ> 1

    例)
    netsh interface ipv4 set address 2 static 192.168.0.1 255.255.255.0 192.168.0.254 1

以上で、ネットワークカードの認識と IP アドレスの設定が完了です。

 

■Windows Server 2008 R2 のリストア

Windows Server 2008 R2 のインストールメディアは統合サービスが組み込まれているので、[統合ネットワークアダプタ] で認識できます。
マウスを使用することもできますので今回はキーボード操作は割愛で。

  1. Windows Server 2008 のインストールメディアを使って対象のゲスト OS を起動します。
  2. [次へ] をクリックします。
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  3. [コンピューターを修復する] をクリックします。
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  4. [次へ] をクリックします。
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  5. [システム イメージの回復] をクリックします。
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  6. [キャンセル] をクリックします。
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  7. [次へ] をクリックします。
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  8. [詳細設定] をクリックします。
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  9. [ネットワーク上のシステム イメージを検索する] をクリックします。
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  10. [はい] をクリックします。
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  11. [Shift+F10] を押してコマンド プロンプトを起動します。
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  12. 2008 と同様に [netsh] コマンドを使って IP を設定します。
    # コマンドは同じです。
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どちらの OS も [コンピューター イメージの最適用] で [はい] を押さないとネットワークカードの認識がされないことがポイントかと。
どのタイミングでネットワークカードが認識されるかを理解していないと軽くハマってしまうかもしれないですね。

Written by masayuki.ozawa

8月 4th, 2010 at 2:34 pm

Posted in Windows Server

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