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ドメイン環境の TMG 2010 でエンタープライズ アレイを構築 – その 2 アレイに参加 –

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続いて作成した EMS に TMG サーバーをアレイを作成して参加させます。

現在は、以下のような環境になっているので、まずは、[TMG-01] をアレイに参加させたいと思います。

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[アレイに参加]

TMG-01 に EMS サーバーの [ローカル Administrators グループ] に登録されているドメインユーザーでログオンした状態で
作業を開始しています。

  1. [Forefront TMG の管理] を実行します。
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  2. [Forefornt TMG (<サーバー名>)] を右クリックして、[アレイへの参加 ]をクリックします。
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  3. [次へ] をクリックします。
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  4. [EMS サーバーによって管理されるアレイに参加します。] を選択し、[次へ] をクリックします。
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  5. EMS のサーバー名を入力し、[次へ] をクリックします。
    今回はドメインユーザーでログオンしているので、[ログオンしているユーザーの資格情報を使って接続する] を選択しています。
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  6. まだ、アレイを作成していないので [EMS で管理れされる新しいアレイを作成します。] を選択して、[次へ] をクリックします。
    アレイにかんしては参加のウィザード内または、EMS で TMG の管理コンソールを実行して事前に作っておくことも可能です。
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  7. 作成するアレイの [アレイ名 ]と [DNS 名] を入力して、[次へ] をクリックします。
    # [アレイ名] [DNS 名] はあとで変更することが可能です。
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  8. [完了] をクリックします。
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    完了をクリックするとアレイが作成され、作成後にアレイにサーバーが参加されます。
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  9. [OK] をクリックします。
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以上で、アレイの作成と参加が完了です。
同様の作業を [TMG-02] でも実施し、アレイにサーバーを参加させます。

1 台目と 2 台目のインストールの違いというと、すでにアレイが作成されている状態ですので、既存のアレイに参加するという形で
導入ができるというところだけで後の操作は 1 台目と同じです。
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[アレイ参加後の環境]

アレイ参加後のサーバーの状態を確認してみます。

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アレイが作成され、参加した TMG サーバーが正常に稼働していることが確認できますね。
# 新規に参加させた TMG サーバーの状態が変わらない場合、一度 TMG の管理コンソールを起動しなおすと状態が変わることがあります。

構成としては以下のような状態となっています。
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アレイに参加したサーバーでは AD LDS が停止されるので、ディレクトリのマークが消えています。

エンタープライズ アレイの構成では、EMS が CSS を持つようになるので EMS 以外役割のサーバーでは参加したタイミングで
AD LDS が停止された状態となります。

[エンタープライズ アレイ構築後の設定変更]

エンタープライズ アレイ構築後にいくつか設定変更が必要となりますので、それらをまとめてみたいと思います。

  1. [代替構成保管サーバー] の設定
    今回の環境では、EMS が 2 台構築された状態となっています。
    EMS の環境では構成保管サーバーの冗長化として、[代替構成保管サーバー] というものが設定できます。

    代替構成保管サーバーは [Forefront TMG (<アレイ名>)] を右クリックして、[プロパティ] を開くことで設定できます。
    # アレイの名称や、DNS 名もこのプロパティから変更できます。
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    デフォルトの状態では、代替構成保管サーバーがブランクになっていますので、2 台目の EMS を設定します。
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    TMG も ISA 同様、変更は適宜適用する必要があります。
    # 今回の手順では一つの作業を終わるごとに適用しています。
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  2. [構成保管サーバーのレプリケーション] の設定
    今回の EMS は 2 台構成になっています。
    今までの画面は、[TMG-EMS-01] で表示していたものなので、[TMG-EMS-02] でも管理ツールを開いてみたいと思います。

    [構成] と [システム] でアレイ内のサーバーがうまく認識できていないですね。
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    この状態ですが、[システム ポリシー] の設定が影響しているようです。
    [システム ポリシー] ですが、[ファイアウォール ポリシー] を右クリックすることで表示することが可能です。
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    システム ポリシーの中に、[構成保管サーバーのレプリケーション] というポリシーがあり、デフォルトでは有効になっていません。
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    このポリシーを有効にします。
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    [宛先] のタブを見ると、[構成保管サーバーのレプリケーション] という宛先があるので、これを [編集] で開いてみます。
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    デフォルトでは何も設定がされていません。
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    [追加] をクリックして、EMS サーバーを登録します。
    # 今回は [コンピューター] で各 EMS サーバーを登録しています。
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    設定が終わったら適用をします。
    各サーバーに構成の反映が終わったタイミングで、[TMG-EMS-02] の管理コンソールでサーバーの状態を確認します。
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    [構成保管サーバーのレプリケーション] を設定することで、追加した EMS サーバーの [システム] の [サーバー] の状態が
    確認できるようになります。
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  3. [ローカル構成保管サーバーへのアクセス] の設定
    追加した EMS サーバーで、[サーバー] の状態は確認できるようになったのですが、[構成] の情報に関しては、
    エラーが表示されています。
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    この状態を回避するためには、[システム ポリシー] で [ローカル構成保管サーバーへのアクセス] を有効にします。
    デフォルトではこのポリシーは無効になっています。
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    ポリシーを有効にして適用します。
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    この設定をすることで、追加した EMS サーバーで構成を正常に確認することができるようになります。
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以上でエンタープライズ アレイの構築は完了です。

構成としては ISA 2006 の CSS をレプリカした構成と同じなのですが、ISA 2006 とは異なり構成をレプリカするためには、
EMS が必要となりますので、単一障害点をなくすためには都合 4 台のサーバーが必要となりそうです。

TMG 2010 になって大きく変わった点だと思うのですが、情報があまりなく今回の投稿をまとめるのにも一苦労でした…。

Written by masayuki.ozawa

5月 22nd, 2010 at 6:12 pm

Posted in ISA

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