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Microsoft Virtualiation Summit の参加レポート

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Microsoft Virtualization Summit の参加した際のメモ

■基調講演

以前は仮想化と言えばサーバー統合であったが、今後はサーバー統合だけではなく、クラウドを見据えた仮想化。
プライベートクラウドと、パブリッククラウドの利用。

  1. IT の課題とプライオリティ
    最新の技術の提供。
    多くのユーザーへ低価格でサービスを提供

    デスクトップからデータセンターまでの物理、仮想環境の一元管理
    →100 % 仮想化された環境はあり得ない
    コスト抑止のため、多くの投資をしなくても価値を発揮できる。

    基盤の技術と、既存資産を統合管理
    場所を選ばないアクセス、包括的なソリューションセット、既存のアプリケーションの利用

  2. すべての基盤となる技術
    [デスクトップの仮想化]
    アプリケーションのレイヤーからデータを切り離し、フォルダリダイレクション、 移動ユーザープロファイル

    [アプリケーション]
    アプリケーションの仮想化 / RemoteApp

    [OS]
    VDI / セッションの仮想化、仮想イメージの管理、 MED-V

    [VDI]
    常時接続可能なデスクトップ環境 / 特定のシナリオ (セキュリティ / コンプライアンス / ビジネスの継続性) に適したソリューション
    場所を選ばないアクセス / セキュリティとデータの保護

  3. App-V のデモ
    S/W をパッケージ化し、サーバーで一元管理
    通常動作が困難な複数のバージョンのアプリケーションを実行

    Excel 2003 / 2010 2お Windows 7 EE で実行するデモンストレーション
    →配信は 2008 R2 から

    App-V で Excel 2003 が配信されている状態からスタート
    この環境に Excel 2010 Beta を配信

  4. 統合管理の必要性
    自動化と導入、容量と使用率、インベントリと取扱、サービス指向型管理
  5. サーバーの仮想化
    従来のデータセンターは H/W の稼働率は低かった

    [仮想化されたデータセンター]
    ハードウェアの稼働率を向上
    管理コストを低減

    [プライベートクラウド]
    管理コストの低減
    サービス指向の IT

    [パブリッククラウド]
    オンデマンド
    グローバル対応

    Microsoft はシームレスにプライベートクラウド / パブリッククラウドに対応していく

  6. マイクロソフトのクラウド戦略
    [プライベート]
    – IaaS
    System Center
    Windows Server
    Dynamic Data Center Toolkit for Enterprises

    – PaaS
    SQL Server
    .NET Framework
    Visual Studio

    – SaaS
    MOSS
    Exchange
    Dynamics

    [パブリック]
    – IaaS
    System Center
    Windows Server
    Dynamic Data Center Toolkit for Hosters

    – PaaS
    Windows Azure
    SQL Azure
    AppFabric

    – SaaS
    SharePoint Online
    Exchange Online
    Dynamics CRM Services

    オンプレミスとクラウドを System Center を使ってシームレスに管理
    オンプレミスとクラウドで同様の技術基盤を使用

  7. オンプレミスとクラウドの SQL Server を使用したデモ
    架空企業フォースコーヒーを例にしたデモ (プライベートクラウド)

    Dynamic DataCenter ポータルからユーザーの申請によって、サーバーを作成
    サーバープランを選択して、リソースを割り当て
    スペックによって利用料が表示される

    Dynamic Datacenter ToolKit から SystemCenter に連携してサーバーを作成
    サーバーの状態管理や、性能管理といった作業ができるポータルで確認できる

    2008 R2 の SSMS でパブリッククラウドの SQL Azure の管理が可能

    PowerPivot を使用した分析
    →セルフサービス BI をパブリック / オンプレミスの SQL Server を使用して、データ分析が可能

  8. プライベートクラウドの構築に向けて (既存資産の有効活用)
    優れたテクノロジーによる仮想化の実用
    サーバーハードウェアの標準化
    物理および仮想環境の一元管理
    ITとユーザーの調和
    共有化されたリソースプールによって実現するオンデマンドサービス
  9. 国内の仮想化の事例紹介
    [日本仮想化技術株式会社様]
    –  Hyper-V の性能について

    Hyper-V 1.0 と比較して 2.0 は最大で 47% 性能が向上している
    →物理性能と近い値がでる。

    HT を有効に活用することでスケーラビリティが向上

    広がる Hyper-V の適用範囲
    性能面の向上により、大規模環境で採用が可能
    既存のシステムを P2V で以降
    VDI のインフラ

    [三井物産株式会社様]
    – 大規模仮想化基盤構築

    システム要求の高度化
    →ライフサイクルの変化

    三井情報様と共に技術検証 (Hyper-V / System Center) を実施

    Hyper-V 2.0 Live Migration
    →N+1 構成

    SCVMM 2008 R2
    OpsMgr 2007 R2

    標準サーバーとハイペックサーバーを用意
    標準は iSCSI / ハイスペックは FC , iSCSI を使用

    今後の展開

    運用の高陸t化
    Power Shell / SCSM (System Center Service Manager)/ Opalis

    基幹システム
    SAP/ECC

    [エヌ・ティ・ティ・コミュニケーションズ株式会社様]
    – 商用サービス

    Biz ホスティング エンタープライズ
    仮想サーバーだけでなく、物理サーバーも利用可能

    他社クラウドとの統合によるハイブリッドクラウドを実現

    SCVMM / OpsMgr により、システムンの運用を実施している

    リソースプールから柔軟なリソースの増減に対応
    →Dynamic Data Center Toolkit を使用している

    株式会社大塚商会様 中堅中小黄病への仮想化の取り組み

    1 台 2 役サーバーパック

    仮想化導入支援サービス
    →無償アセスメント / 成功報酬型の P2V 作業 / 仮想化レンタルサービス

    AD / Exchange のリプレース案件の事例

    Windows 2000 Server に対する延命ソリューション
    Windows Server 利用のお客様の中で 12 % ぐらいのお客様が Windows 2000 Server を利用している
    2000 を Hyper-V に移行
    TMG 2010 の仮想セキュリティパッチの機能により、Hyper-V に移行した、2000 にパッチを適用しなくても
    パッチマネージメントが可能となる

  10. マイクロソフトの支援策
    Innovation Center
    コンサルティング
    包括ライセンスの提供

 

■[MS-2] 導入事例から学ぶ Hyper-V の導入術

  1. アステラス製薬様  導入事例
    240 台のサーバーを統合
    5,000 万円の H/W コスト削減

    [導入の背景]
    現状、1,000 台のサーバーを保有
    開発環境として Virtual Server を導入して、仮想環境の運用を検証していた

  2. [Hyper-V を選択した理由]
    コスト、ゲスト OS サポート、サポート体制
    → マイクロソフト製品の利用率が高い
    VMWare と比較しても機能差が無い、コストとサポート EA 契約のメリット
    上記理由から Hyper-V を採用

    [Hyper-V の導入効果および今後の展開]
    通常では冗長構成が取れないアプリケーションのクラスタ化
    → アプリケーションではなく、サーバー自体を quick / Live Migration で冗長化
    Hyper-V を表儒 IT 基盤とし、他システムへの横展開

    3 シャーシにブレード 16 枚
    1 ブレードあたり 5 台の仮想マシンを稼働予定
    3 ノード サーバー クラスター 16 セット
    ストレージには、HP 8100 EVA を使用

    SCVMM を使用した P2V を実施
    SCDPM でバックアップ環境を構築

  3. 第一生命保険様 導入事例
    基盤システム (機関、ファイル) に採用

    [導入の背景]
    IT コストの抑制
    プロセッサー集約率の向上

    [Hyper-V を選択した理由]
    ライセンス価格
    Windows OS との親和性
    サポート体制 (MCS を以前から利用している)

    [Hyper-V の導入効果および今後の展開]
    電力消費量の 65% 削減を見込む
    ソフトウェアライセンス数も 65% 削減

    330 台を 70 台に集約
    4 つのシステムに分類している
    →Hyper-V 1.0 を使っている??

  4. 三井物産株式会社様

    [基盤の拡張について考える]
    初期投資が少なく、段階的な拡張が可能な仮想化基盤はできないか>
    →構築タイミングごとにアーキテクチャの構成が / 運用方法が変わらないようにしたい

    [H/W レイヤーの要件]
    N/W
    サーバー
    SAN (FC/iSCSI)
    ストレージ
    →ストレージが仮想化 IT 基盤のなかで大きなコストを占める

    [ストレージについて]

    ディスク / コントローラー / 経路の冗長化

    各物理サーバーで実行する仮想マシンの台数

    – バックアップ性能
    仮想ディスクのバックアップ
    フルバックアップ or ブロック単位での差分バックアップ
    オンラインバックアップが可能か?
    バックアップ速度に中が必要

    ゲスト OS から従来の手法と同じバクアップ

    [ストレージの拡張]
    最大ディスク搭載数
    搭載可能コントローラー数
    これらを考慮するとみっどレンジ以上のストレージが必要になってしまう。

    [拡張性における発想の展開]
    容量単価の低いエントリークラスのストレージを増やすことで対応できないか
    各サーバーに配置されているディスク / テープ装置を集約するのであれば、複数のエントリークラスのストレージに分散できるのではないか。

    [設計コンセプト]
    ラックを増設単位とした仮想化基盤
    ストレージ / バクアップ領域 / iSCSI 用のスイッチ等を同一のラック逢いに格納する
    ラック内で独立した冗長化構成とする
    ラック単位で最大バクアップ時間を確定
    ネットワークトラフィックは極力ラック内に閉じ込める
    サーバーの台数は、ラックなの電源で賄える台数にする

    ハイスペックサーバー専用ラック
    ストレージ : FC
    CPU : 8 コア (3.0 GHz)
    メモリ : 24

    標準サーバー専用ラック
    ストレージ : iSCSI
    CPU : 8 コア (2.5 GHz)
    メモリ : 16 GB

    1ラック
    サーバー : 8+1 台
    ストレージ : 2 台

    [ネットワーク]
    本番尿 VLAN
    開発検証用 VLAN
    エクストラ用 VLAN
    イントラ用 VLAN
    関係会社用 VLAN
    各 ネットワーク用に AD も独立

    運用用の LAN も用意
    →仮想化により、情報が 1 個所に集中するのでデータの取り扱いには注意が必要となる。
     (ホスト OS の管理者権限があればゲスト OS のファイルに触れてしまうため。)

花王様も使用している
イントラネットサーバーに Hyper-V を採用予定
今後、 50 ゲスト OS に Hyper-V を導入予定
15% の保守コスト削減の見込み

Hyper-V の導入事例はマイクロソフトのホームページで紹介されている。
→テクノロジーのカテゴリに Hyper-V がある

仮想化管理スタートキャンペーンが開始されている。
→ SCVMM のリテール版を購入するとトレーニングと MCP のバウチャーチケットがプレゼントされるキャンペーン

仮想化用に ECI というライセンス形態がある。

Written by masayuki.ozawa

3月 12th, 2010 at 2:46 am

Posted in セミナー

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