昨日の事なのですが、自宅の検証環境の SCVMM を起動したら以下のような状態になっていました。
すべてのサーバーがきれいに[要注意] となっています…。実際に数台は起動していないのですが常時起動のものまで注意になってしまっています。
私の使っている SCVMM はゲスト OS で sysprep を実行しようとしたら間違って SCVMM で実行してしまったというミスをして、
OS の再導入をせずに SCVMM のデータベース以外を再インストールしている環境となっています。
それが原因かな~と思ったのですが、昨日は朝方にサーバーが再起動していたことに気付きました。
昨日の朝は Windows Update のパッチ自動適用の日でした。
そこで、更新履歴を表示してみたところ、以下のパッチが適用されていました。
?
システム センター Virtual Machine Manager 2008 R2 の修正プログラム ロールアップ パッケージの説明: 2010 2 月 9日
SCVMM のロールアップが適用されたみたいですね。
ホストのプロパティをみるとエージェントのバージョンだけ、警告アイコンになっていました。
現在のエージェントのバージョンは、[2.0.4271.0] です。
エージェントのインストールはプッシュインストールで行うことができ、インストーラーは SCVMM が持っています。
[C:Program FilesMicrosoft System Center Virtual Machine Manager 2008 R2agentsamd64] に x64 用のインストーラーがあり、
Hyper-V は x64 専用なのでこの場所からインストーラーが配布されるのですが、[2.0.4273.0] というバージョンが増えていました。
?
今回のロールアップでエージェントの更新もされたようですね。
エージェントの更新は SCVMM から実施することができます。
対象のホスト OS を右クリックすると、[エージェントの更新] がありますのでこれを実行します。
?
クリックするとエージェントのインストールに使用するアカウントの入力画面が出ますので、管理者権限を持つユーザー情報を入力します。
そうするとエージェント更新ジョブが実行されますのでしばらく待ちます。
ホストのプロパティを確認するとエージェントもバージョンアップされ、状態もすべて正常のアイコンになっています。
?
一斉にホスト OS が注意の状態になったので少し驚いてしまいました。