SE の雑記

SQL Server の情報をメインに Microsoft 製品の勉強内容を日々投稿

Exchange 2007 → 2010 への移行時のパブリックフォルダのあれこれ – その 2 –

leave a comment

以前、Exchange Server 2007 を削除した際には以下の手順を実施していました。
Exchange Server 2007 を撤去

パブリックフォルダデータベースがうまく削除できなかったんですよね…。
ADSI エディタでパブリックフォルダのストアを強制的に削除して、パブリックフォルダデータベースを消したことにしていました。

削除方法がわかったので投稿しておきたいと思います。

■Exchange Server 2007 のパブリックフォルダデータベースの削除方法

Exchange 2010 を追加後、Exchange 2007 上の EMC / EMS ではパブリックフォルダデータベースが削除できなくなるようです。

Exchange 2007 で使用していたパブリックフォルダデータベースを削除しようとすると以下のエラーとなります。
image 

これは削除しようとしたパブリックフォルダデータベースが、メールボックスデータベースの既定のパブリックフォルダデータベースに
設定されているためです。
そこで既定のパブリックフォルダデータベースを Exchange 2010 に変更します。
image image

この状態でもパブリックフォルダデータベースは削除ができません。
image

次のステップとしてレプリカをすべて削除します。
以下のコマンドは組織内の最後のパブリックフォルダを削除するときに使用するコマンドですので本当は違うんでしょうね…。
この辺はもっと検証しないと駄目ですね。

Get-PublicFolder -Server $ENV:COMPUTERNAME "" -Recurse -ResultSize:Unlimited | Remove-PublicFolder -Server $ENV:COMPUTERNAME -Recurse -ErrorAction:SilentlyContinue

Get-PublicFolder -Server $ENV:COMPUTERNAME "Non_Ipm_Subtree" -Recurse -ResultSize:Unlimited | Remove-PublicFolder -Server $ENV:COMPUTERNAME -Recurse -ErrorAction:SilentlyContinue

ここまでの作業で以下のエラーが発生するところまでは持っていくことができました。
image 

——————————————————–
Microsoft Exchange エラー
——————————————————–
パブリック フォルダ データベース ‘Public Folder Database’ を削除することができません。

Public Folder Database
失敗
エラー:
オブジェクトは、新しいバージョンである Exchange 0.10 (14.0.100.0) で作成されたため、
読み取り専用です。
現在サポートされているバージョンは 0.1 (8.0.535.0) です。

——————————————————–
OK
——————————————————–

前回はこのエラーの解消方法がわからなかったので構成パーティションから強制削除したのですが、ようやく解消方法がわかりました。
Exchange 2010 の EMS から Exchange 2007 のパブリックフォルダデータベースを削除すればよかったようです。

Exchange 2010 の Exchange Management Shell から Remove-PublicFolderDatabase を実行します。
以下のコマンドは [EXCHANGE-MBX-02] という Exchange 2007 の [Second Storage Group] というストレージグループに配置している
パブリックフォルダデータベース [Public Folder Database] を削除する場合のコマンド例です。

Remove-PublicFolderDatabase "EXCHANGE-MBX-02Second Storage GroupPublic Folder Database"

確認
この操作を実行しますか?
パブリック フォルダー データベース
"EXCHANGE-MBX-02Second Storage GroupPublic Folder Database" を削除しています。
[Y] はい(Y)  [A] すべて続行(A)  [N] いいえ(N)  [L] すべて無視(L)  [?] ヘルプ
(既定値は "Y"):A
警告: 指定したデータベースが削除されました。
C:Program FilesMicrosoftExchange ServerMailboxSecond Storage GroupPublic Folder Database.edb
内にデータベース
ファイルがある場合は、そのファイルをコンピューターから手動で削除する必要があります。
指定されたデータベースは Public Folder Database です。

Exchange 2007 では削除できなかったものが Exchange 2010 から実行すると削除できました。

この状態で Exchange 2007 で再度パブリックフォルダデータベースを作成すると以下のメッセージが表示されてしまいます。
image

パブリックフォルダデータベースが読み取り専用…。メッセージとしては削除時と同じ内容が表示されているようですね。
このメッセージが表示され、マウント処理が取り消しになってしまっているため、作成後はマウント解除状態となっています。
image 
このままではパブリックフォルダ管理ツールで接続ができないのでひとまずマウントします。
image

マウントは正常にできるので、データベースはきちんと作成されているようですね。
image 

この状態でパブリックフォルダデータベースの設定を変更したり、2007 のパブリックフォルダデータベースから
新規のフォルダを作成することができます。
メッセージ上は読み取りと出力されていますが、実際には読み取り専用となっているわけではないようですね。

image image

Exchange 2010 を導入するとパブリックフォルダ関連は注意が必要になるかも知れないですね。
私はパブリックフォルダが苦手なので 2003 + 2007 + 2010 の環境を作らざるを得なくなってしまった場合には
ちょっと泣きそうになると思います。
# まぁ Exchange 自体が得意ということでもないので Exchange 絡みは毎回、四苦八苦しているのですが。

ちなみに、この状態で作成されたパブリックフォルダーデータベースの [SCHEDULE+ FREE BUSY] の内容がこちらです。
image
 
ディレクトリが空ですね…。
この状態では Outlook 2003 から空き時間情報を発行することができません。
次の投稿では空き時間情報について勉強していきたいと思います。

Written by masayuki.ozawa

2月 6th, 2010 at 4:57 am

Posted in Exchange

Leave a Reply

*