SCCM 2007 の検証を少し始めています。
まだまだ初期段階なのですが、関連情報をメモとして投稿しておきたいと思います。
2 年ぐらい前までは日本語の情報はあまりなかったみたいなのですが、今は情報が充実しているようですね。
Windows Server 2008 R2 + SQL Server 2008 SP1 RU5 + SCCM 2007 R2 SP2 という環境を構築している最中なのですが、
結構リソースを多めに割り当てないと検証が厳しいかもしれないですね。
メモリ 2 GB + 2 CPU の環境でも少し重いような気がしています。
# OpsMgr もメモリが 2 GB ないと厳しかったような。
SCCM 2007 SP2 であれば Windows Server 2008 R2 にも対応しています。
マイクロソフト製品の Windows Server 2008 R2 対応状況
R2 の SSRS 統合が SQL Server 2008 の SSRS にも対応できるかはまだ未検証です。
SSRS がなくてもレポート実行はできるので、統合させなくても運用面では問題はないのではと考えてはいます。
Contents
■自習書
■日本の System Center チームのブログ
■日本の System Center チームの SkyDrive
■ネイティブモードと混在モード
System Center Configuration Manager 2007 ~ よくある質問 1 ~
混在モードは互換モードなのかと思っていたのですが、そういうわけでもないんですね。
実際の運用環境でネイティブモードを使うと証明書運用も考慮しないといけないので、混在モードのほうが敷居が低く導入が
できそうな気がしています。
お客様の運用工数が上がりそうな構成は個人的には好きではないです。
■Active Directory スキーマ拡張
Configuration Manager に対して Active Directory スキーマを拡張する方法
[ldifde] で [CONFIGMGR_AD_SCHEMA.LDF] を適用するか、[extadsch.exe] で拡張
スキーマ拡張後は、[System Management] コンテナを作成し、SCCM のコンピュータアカウントのフルコントロールを付与
インストールはドメインユーザーで実行しないと、インストールのチェックでスキーマ拡張が警告になるような気が。
# ローカルユーザーでは警告が表示され、ドメインユーザーでは全項目正常に完了していました。
■WebDAV の設定
Windows Server 2008 をサイト システムとして構成する方法
IIS 7.5 の場合は標準で WebDAV を追加することが可能ですので、別途 WebDAV をダウンロードする必要はありません。
WebDAV の設定は既定の Web サイト (ポート 80 のサイト??) に対して実行する必要があるようですね。
現在、クライアントプッシュインストールがうまくできていないので、この辺の設定が影響していそうな気がします。
管理ポイント関連の設定がうまくできていないと思うのですが、現在調査中です。
■クライアントのファイアウォール
Configuration Manager クライアントのインストールおよびアップグレードに関する問題
クライアントのファイアウォールも正しく設定されていないとプッシュインストールができません。
この辺に関してはグループポリシーで一括設定をする方向で考える必要がありそうです。