差分ディスクを使用して VHD ブートをためしたら失敗したお話です。
現状未解決です…。
以前、投稿した VHD ブートですが差分ディスクを使用しても利用可能となっているようです。
インストールメディアで起動して [Shift] + [F10] でコマンドプロンプトを開いてから
差分ディスクを作るには以下のコマンドを実行します。
diskpart create vdisk file=”c:vhddiff.vhd” parent=”c:vhdos.vhd” exit |
[file=] で、差分ディスク名を指定し、[parent=] で差分ディスクの親となるディスクを指定します。
ここでは親ディスクと同一のディレクトリに差分ディスクを作成しています。
いろいろとためしたのですが、別のディレクトリにすると起動しなかったんですよね…。
親ディスクと同じディレクトリに差分ディスクを作らなかった場合は起動時に以下のエラーとなります。
同一ディスク上の別ディレクトリに作成しているので起動しそうなものですが駄目でした…。
TechNet の情報では同一ディスク、同一ボリュームであれば問題なさそうな記述はあったのですが。
ひとまずこれで差分ディスクが作成できたので次は BCD に差分ディスクを使用するブートの
エントリを追加します。
こちらも引き続きコマンドプロンプトで実行します。
bcdedit /copy {default} /d “Diff Boot” bcdedit /set {Identifier} /set device=[C:]vhddiff.vhd bcdedit /set {Identifier} /set osdevice=[C:]vhddiff.vhd |
[{identifier}] の部分には [/copy] を実行した際に表示される ID を指定します。
実際の実行結果は以下の画像になります。
これで準備は完了です。
再起動して差分ディスクを使用する構成情報からブートします。
これで起動すればよかったのですが残念ながらブルースクリーンになります…。
メモリダンプをアナライズした結果が以下になります。
******************************************************************************* Unknown bugcheck code (136) Debugging Details: DEFAULT_BUCKET_ID:? VISTA_DRIVER_FAULT BUGCHECK_STR:? 0x136 PROCESS_NAME:? System CURRENT_IRQL:? 0 LAST_CONTROL_TRANSFER:? from fffff880013dad42 to fffff800014c8f80 STACK_TEXT:? STACK_COMMAND:? kb FOLLOWUP_IP: SYMBOL_STACK_INDEX:? 1 SYMBOL_NAME:? FSDEPENDS!DepFSAutochkWaitWorker+3d2 FOLLOWUP_NAME:? MachineOwner MODULE_NAME: FSDEPENDS IMAGE_NAME:? FSDEPENDS.SYS DEBUG_FLR_IMAGE_TIMESTAMP:? 49ee8ed1 FAILURE_BUCKET_ID:? X64_0x136_FSDEPENDS!DepFSAutochkWaitWorker+3d2 BUCKET_ID:? X64_0x136_FSDEPENDS!DepFSAutochkWaitWorker+3d2 Followup: MachineOwner |
FSDEPENDS.SYS は差分ディスク系のファイルになるようなので差分ディスクの作り方が
いけないのでしょうか。
もう少しで RTM が出るので RTM 入手次第リトライしたいと思います。