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[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 4

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<[Web サーバー立ち上げ体験日記]Community Server 2008.5 SP1 のインストール その 3

最後に Community Server をインストールします。

まずは Web Install 版から実施したいと思います。

[Web Install 版]

  1. ダウンロードしたモジュールの [Web] ディレクトリをサイトに設定したディレクトリに展開します。
    image image
  2. [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
  3. 以下の変更を行い保存します。

    InstallerEnabled = false;

    InstallerEnabled = true;
    に変更
  4. ブラウザで [http://localhost/installer/default.aspx] にアクセスします。
  5. [Next >] をクリックします。
    image
  6. [I Agree] を有効にし、[Next >] をクリックします。
    ?image
  7. SQL Server 名を入力し、[Windows Authentication] を選択し、[Next >] をクリックします。
    # 名前付きインスタンスを使用している場合はサーバー名インスタンス名 (localhostSQLEXPRESS)になります。
    ?image
  8. データベースを選択し、[Next >] をクリックします。
    データベース作成時に既定のデータベースを設定しているので Community Server 用でデータベースが
    選択されているはずです。
    ?image
  9. [Script ASP.NET MemberRoles ] [Create Sample Data] を有効にし、[Next] をクリックします。
    ?image
  10. 管理者ユーザーのユーザー情報を入力し、[Next >] をクリックします。
    メールアドレスは実際に送信できないものでも問題ありません。
    image?
    Community Server 用のデータベースに EXECUTE 権限を設定していないと [Next >] をクリックすると
    以下の画面のエラーが発生します。
    image
  11. テキストエリアに表示されている内容をコピーします。
    image
  12. サイトのディレクトリにある [connectionStrings.xml] をテキストエディタで開きます。
  13. <connectionStrings></connectionStrings> をコピーした内容に置き換え保存します。
    ?image
  14. [Installer] ディレクトリの [default.aspx] をテキストエディタで開きます。
  15. 以下の変更を行い保存します。

    InstallerEnabled = true;

    InstallerEnabled = false;
    に変更

    # Instller ディレクトリ毎削除しても可です。

  16. [SQL Server Management Studio Express] を起動します。
  17. [新しいクエリ] をクリックし、作成したデータベースを選択した状態にします。
  18. 以下のクエリを実行します。

    USE [データベース名]
    GO
    REVOKE EXECUTE TO [コンピュータ名ユーザー名]
    GO

    [実行例]
    USE [App]
    GO
    REVOKE EXECUTE [TESTSERVERAppPoolUser]
    GO

    ?

    REVOKE ~ はインストールが完了し、データベースレベルの EXECUTE は不要なため設定を解除しています。

[MSI 版]

手順を一通り作成し終わってから気づいたのですが、 MSI 版でインストールすると事前に作成したデータベースや
アプリケーションプールは使用されません…。
インストーラーの中でデータベースを作成したり、[CommunityServerAppPool] というアプリケーションプールが使用されます。

  1. ダウンロードした [.msi] のモジュールを実行します。
  2. [Next >] をクリックします。
    image
  3. [Next] をクリックします。
    image
  4. [I Agree] を選択し、[Next >] をクリックします。
    image
  5. [Just me] を選択し、[Next] をクリックします。
    image
  6. [Next] をクリックし、モジュールをインストールします。
    image image
  7. ウィザードが起動したら [Next] をクリックします。
    image
  8. [Use existing web site] からインストールするサイトを選択し、[Install to root folder] を選択し [Next >] をクリックします。
    デフォルトは [Install to virtual folder] で [cs] が選択されていますが今回はルートにインストールします。
    ?image
  9. [はい] をクリックします。
    image
  10. SQL Server の情報を入力し、[Next >] をクリックします。
    ?image? MSI 版だと新規データベースの作成出ないと駄目なようですね。
    既存のデータベースを設定すると以下のダイアログが表示されます。
    image
  11. データベースを作成できるユーザーを指定し、[Next >] をクリックします。
    image
  12. 管理者ユーザーの情報を入力し、[Next >] をクリックしインストールを開始します。
    image image
  13. [Finish] をクリックします。
    image
  14. [Close] をクリックします。
    image

?

以上でインストールは完了です。

[http://localhost/default.aspx] にブラウザでアクセスすると Community Server が表示されます。

image

これで Community Server のインストールは終了です。

ブログ / Wiki / フォーラムがあるのでこれでいろいろと情報を載せていくことができそうです。

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Written by Masayuki.Ozawa

4月 26th, 2009 at 11:43 am

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