<Windows Server 2008 R2 Beta ライブマイグレーション設定手順 その 1
ライブマイグレーションの設定からです。
- Cluster Shared Volumes (CSV) の有効化
- CSV にディスクを追加
- [Hyper-V マネージャ] を起動します。
? - [仮想ネットワーク マネージャ] をクリックします。
? - ネットワークの種類を選択し [追加] をクリックします。
- ネットワークを設定し [OK] をクリックします。
Hyper-V 2.0 になり [Allow management operating system to share this network adapter] の設定が追加されています。
このオプションを選択するとその仮想ネットワークを管理用として設定することができるようになります。
管理用のネットワークとして設定するとそのネットワークにホスト OS で IP アドレスを割り当てることができます。
オプションを選択していない場合はゲスト OS でのみ使用できるネットワークになります。
? - [はい] をクリックします。
- [新規] → [仮想マシン] をクリックします。
? - [次へ] をクリックします。
- 仮想マシンの名前と場所を選択し [次へ] をクリックします。
場所には CSV で設定したディスクを選択します。
CSV で設定したディスクは [C:ClusterStorageVolumex] にマウントされています。
? - メモリの値を設定し [次へ] をクリックします。
- ネットワークを選択し [次へ] をクリックします。
- 仮想ハードディスクを設定し [次へ] をクリックします。
今回は事前に準備しておいた Windows Server 2003 R2 のハードディスクを選択しています。
- [完了] をクリックします。
この後クラスタリソースとして仮想マシンを設定するので [作成後に仮想マシンを起動する] ははずしておきます。
クイックマイグレーション (Quick Migration) のためにサーバーを保存した場合は以下の画像のように
PING がロストし、リモートデスクトップも応答がなくなります。
ライブマイグレーションを実施した場合は接続が継続していますので設定はこれでよいと思います。
ただし、ライブマイグレーションを実行すると仮想サーバーの所有者は待機系のノードに移動するのですが
CSV の所有者は移動しないようです。
CSV のボリュームは両ノードからアクセスできるようですので問題はなさそうですがちょっと気になりますね。