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SQL Server 2008 フェールオーバークラスタの変更点

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SQL Server 2008 のフェールオーバークラスタですが SQL Server 2005 と比較して
以下のような変更がされています。
 
1.ノード追加はクラスタ構築後に実施する必要がある。
  -構築初期は1ノードクラスタになる
 
2.仮想サーバー名のコンピュータアカウントが AD 上に作成される。
  -仮想サーバー名が Kerberos 認証:有効の状態がデフォルトとなっているためコンピュータアカウントが作成される。
  (Windows Server 2008 のクラスタも AD 上にコンピュータアカウントが作成されます。)
 
3.Windows Server 2008 の場合はドメイングループが必須ではない。
  -ドメイングループの代わりにサービス SID が指定できる。
 
4.SQL Server 用クラスタリソースのフェールオーバーのしきい値が変更されている。
  – 一部のしきい値が 3→1 に変更されている。
 
インパクトがあるのは
-2.仮想サーバー名のコンピュータアカウントが AD 上に登録される。
だと思っています。
 
SQL Server 2005 以前のフェールオーバークラスタでは仮想サーバー名のコンピュータアカウントが AD に
作成されていませんでした。
そのため、コンピュータアカウントを作成する権限は不用でした。
 
しかし、SQL Server 2008 ではコンピュータアカウントが作成されるため、コンピュータアカウントを
作成できる権限が必要となります。
 
Windows Server 2003 の場合は Cluster Service のサービスアカウントを使用してコンピュータアカウントが
作成されます。
# 2008 については別途調査したいと思っています。
他のクラスタとサービスアカウントを共用している場合はデフォルトのコンピュータアカウント作成可能上限の
10 台に達する可能性があると思います。
 
自由にコンピュータアカウントが作成できない設定となっている場合には事前にコンピュータアカウントを作成
または、必要な権限の付与等の事前作業が必要になってきます。
 
Hyper-V の検証環境も整ってきたのでクラスタの構築手順は Windows / SQL Server 共にどこかでまとめたいです。
# Windows Server 2003 上で SQL Server のクラスタが組めないのが痛いです…。
    仕方がないので Windows Server 2003 については、VM で構築しようかと。
   Windows Server 2008 であれば非サポートですがゲストOSで SQL Server クラスタが組めるので検証できそうです。

Written by masayuki.ozawa

12月 9th, 2008 at 3:21 pm

Posted in SQL Server

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